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平成30年1月31日
第237号
NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会
237号 目次
雪道の思い出
即実践講座のお知らせ
『自閉症 才能きらり展』・支援ツール勉強会 の報告とお知らせ
キッズルーム・CARE研修会・OHAの会 の報告とお知らせ
はやぶさの会・水泳教室・サッカークラブ のお知らせ
お母さんコラム
私のお薦め本コーナー
「発達障害の子どもたちのための お仕事図鑑」
ぐんぐんだより
ぐんぐんぴっぴ・赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ
支援センターNEWS
グループホーム寄付 御礼
雪が降っている。
はらはらと儚げな様子で降っていたのが次第に力を増して、いつの間にか結構な量が降っている。
地面が暖かいので積もることはないと、高をくくっていたけれど、いつにも増して雪が降る。
どんどん霙交じりだったのが大粒の雪に変わり、空はどんよりとした雪雲で覆われた。
ありゃ〜、これは大変と、あわててタイヤ屋さんに冬用のタイヤの履き替えをお願いすることに・・・。『明日にならないと行けない』との返事。今夜はどうするの??と思っているうちに雪はどんどん降り積もり、あたりは雪一色に・・・。
色んな用事を忙しく済ませていて、ふと外を見てみると、もう雪はすっかり溶けはじめていて、やっぱり岡山。
雪たいしたことないやんか〜と、がっかりする始末。結局タイヤを冬仕様に交換しただけで今年も私のスノータイヤは、去年と一昨年に続いて、まだ、雪道を走ったことがありません。残念!
雪道について思い出すことがありました。
今から45年も前の事、免許を取ったばかりの私が、母の為に遠出をしたことがありました。初遠乗りドライブです。兵庫県西脇市に住んでいた私は、母のお供で三木市まで行った時の事です。
はじめはとてもいいお天気でした。ところが、急に雪が降ってきて、瞬く間に雪景色です。帰らなければなりません。
でも、タイヤはノーマル、運転はまだ免許取りたてです。気を引き締めて、ハンドルを握りました。
トロトロ走りながらの国道175号線。手にじっとりと汗が流れたのを今でも忘れません。
私が手に汗を握るのを実感したのは、後にも先にもこの時限りです。
国道を走っている時はまだよかったのですが、西脇市内に着いて国道を外れて田舎道に入ってからが大変でした。
加古川を渡る為の橋が結構きつくて、なんで橋の手前から坂があるんだろう・・・いらんことするなーって思いました。ツルツル滑るので、もう必死です。
やっと橋を滑りそうになりながらも、トロトロ運転で乗り切って、さらに細い道を走ることになりました。
こっちの道が近いから、と母が言う道はいっそう道幅も狭くてクランクみたいな教習所の道みたいな直角がある道でした。
信じられない誘導の仕方をする母に文句を言っても今更遅い。免許取りたての私にとって、バックはもう無理、行くしかないのです。
雪はどんどん深くなって、いったん止まってしまったら、もう前には進めそうもありません。もう必死です。タイヤが滑り始めました。
皆さん知ってますか? 右に車が滑り始めたら、右にハンドルを切るということを。
当時20歳だった私は、まだ教習所を出たばかり、先生からの雪道の走り方という教えを、覚えていたのです。
右に道を外れようとする車には、右にハンドルを思いきって切りました。
すると車は左へすすっ、と進むではありませんか、すごい!わたしってすごい!自画自賛。自分をほめなきゃ誰が褒めるというのでしょう。
母は横で、私の運転を怖い怖いというばかりで、何の役にも立ちません。
右へ左へ車が滑る方へハンドルを切りながら、なんとかその細い直角クランクのある道を抜けて、家までたどり着きました。
帰ってきてよっぽど疲れたのでしょう、ベッドに倒れるようにして入った私の耳に、遠くの方で母の声が聞こえてくるのでした。
「みっちょの運転そりゃ〜どないに怖かったかしれんで〜(美智代の運転は、そりゃ〜どれほど怖かったか、言葉で言いあらわせん)」
「よういわんわ〜(いう言葉もありませんわ)、もう乗せちゃらん!」
固く決心しながら眠りに落ちて行ったあの日の事を、ふっと思い出しました。
最近、亡くなった母のことや父のこと、義父母のことなど、よく思い出します。
それも鮮明に事細かく思い出すのは、どうしたことでしょう。昨日のことも覚えていないことが多いというのに、45年も前の記憶が鮮明って、どういうことでしょうね。
ずーっと脳の奥深く沈んでいた記憶が、雪を見た途端に思い出される不思議。
母親のことも、声も映像までもが鮮明によみがえる不思議。
脳の不思議を思った冬の日の出来事でした。
実は、ちょうどその雪の日の夜から熱を出してしまいました。
寒かったからか、38度以上の熱が出て、次の日も続きました。丸一日たって、熱は引いたけれど、倦怠感で2日もグズグズとこたつの守をしてました。
食事を作るのも面倒で、何にもしたくないというそんな時、哲平がグループホームへ帰る前に、たっぷりと作ってくれたおでんが、ありがたかったです。
今日もおでん、明日もおでんという感じで、連日おでんを食べました。食欲なくてもおでんなら食べられました。
好きな時に起きて、好きな量食べて、またひたすら眠りこける。
哲平のおかげで、食事のことは考えなくてよくて助かりました。親孝行を意識せずやってくれたという訳です。
将来の自立のためにと教えた食事作りは、哲平の為になったというより、私の樂の為に、役に立っています。
哲平がグループホームから家に帰っている週末は、家事は何でもお任せです。
風呂掃除からトイレ掃除、庭の手入れ、よく働いてくれます(もちろん、お小遣い付きですが・・・)
食事作りは、お昼ごはんから夕食まで、時には私も手伝いながら、一緒に作ります。
先日帰った時は、少し遅い朝食をサンドイッチにしました。
二人で並んで作るサンドイッチは、特別なお味。哲平とかあさんの愛情いっぱいのサンドイッチです。
「おいしいなー」って、言わない父さんに少々不満です。そういえばおいしいといったことがない人です。全く言わない。まずい時だけなんか言いますね。
話ずれました。子供に色んなこと教えていくことは、子どものみならず、みんなを幸せにするってことを、知ってほしいと思います。
コツコツ、小さいころから取り組んだことは、必ずその子の力となって、一生の宝になります。
そんな哲平は、先日、30歳の誕生日を迎えました。
一見すると、高校生のようにも見える哲平ですが、30歳ですよ。
おない年の子の中には、結婚して子供が二人なんて言うような人もあって、なんだかちょいと切なくなる私です。普段は、意識していなくても、ふと切なくなることがありますね。
もし哲平に障害がなかったら、どんな人生を送っただろうか・・・。親として、しっかり子どもの障害を受容しているつもりの私です。でも、ふと切なくなる時がある。
まだまだ未熟ものでしょうか? いいえ、そんなことはありません。ちょっと悲しい気持ちになる自分を、見つめてあげることも、大切なような気がします。
哲平がおでんを作ってくれていたおかげで、風邪の最中も食事はできました。
哲平がグループホームに帰り、夫と二人だけになった暮らしも、それはそれでいいもんです。
夫はおでんで晩酌です。のんびりゆっくり、夜は更けてゆく。
昔、自閉症の息子の将来や自分がいなくなった後のことが、不安で、同じ思いのお母さんたちと、よく親亡き後を憂えておりました。今私は、何の心配もしていません。幸せだな〜
気楽な母さんにさせてくれた 育てる会のグループホームに感謝です。
ところでみなさん、知っていますか? 朝、体を温めると、一日中なんだか暖かに過ごせるみたいで体調もいいのです。
「な〜んで身上(しんしょう)つ〜ぶした〜♪」
「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、そ〜れで身上つ〜ぶした〜♪」のオハラ ショウスケさんの歌でも有名な朝風呂ですが、私は潰すほどの身上もないので気楽に入ってます。
明るい日の光の中で、湯船につかって手足をぐんと伸ばした瞬間のあの何とも言えない充足感・・・、「極楽極楽」と思わず口に出てしまうのは、なんででしょうね〜。
ほんとああ〜幸せと思えるあの瞬間が、一番好きです。もういつ死んでもいいわ〜と思えるのです。
そうそう、最近時々思うんですよ。ああ〜、私いつ死んでもいいわ〜♪ってね。
死ぬ時がそろそろ近いからそう思うのか、それともただの極楽とんぼだからかどちらでしょう?
もし私が急に死んだとしても、皆さん悲しまないでください、きっとちっとも不幸せではないだろうから・・・、極楽極楽と言いながら、極楽へまっしぐら、向かっていることでしょう。
それはさておき・・・現実に戻って (^_^;)
吉田友子先生のセミナーが、いよいよ半月後に迫ってきました。
私の一番大好きな吉田先生のセミナーを、何と私の住む、この赤磐市で開催できることになりました。なんて幸せなことなのでしょう。
つくづく頑張って、20年この会を続けてきて良かったなあ〜と思いながら、また先生にお会いできる日を、指折り数えて待っています。
前にも書きましたが、生まれたての雛が初めて見たものをお母さんと刷り込まれてしまうように・・・と、そこまでは行かないかもしれませんが、初めて聴いた講演でのお話は、その後の子育てに大きな影響を及ぼすことがあると思います。
ですから、特に自閉症の診断を受けられたばかりのお母さんたちには、最初にいい講演を聴いていただきたいと、育てる会ではセミナーの開催には気を使っています。
そんな育てる会でも、絶対のお薦めが吉田先生のお話しです。何より、子ども達が自己肯定感を持って自分らしく生きていけるよう、保護者の気持ちに寄り添って、一緒に育てていきましょう・・・そんな暖かい講演会です。そして、愛情を大切にしながらも、感情に溺れることなく、しっかりとした児童精神科医としての技術に裏打ちされた具体的なアドバイスもいっぱいいただける講演会です。
みなさん、“万難を排して”お越しください。
今日一日、ご主人や親せきに無理をお願いしたにせよ、4時間ほどお子さんに寂しい思いで我慢させたとしても・・・、決して後悔しないこと、間違いなしの講演会です!! お待ちしています。
さてところでみなさん、事務局のある「おひさまハウス」にグラウンド(?)と体育館(?)が、ほぼ完成したので、お知らせします。
グラウンドは、これまでの駐車場をこどもたちの遊び場として、周りをフェンスで囲って作りました。
今までは、子どもたちが道に飛び出しそうになって、とても危険でした。これからは安心してお母さんと子どもが遊べるようになります。
また、ぐんぐんやキッズでも運動を取り入れた療育もできると、思っております。
そして、体育館というのは、少しオーバーですが、療育に通ってくる子供たちの雨の時の運動場や、育てる会の体操教室の為の場所にと考えて作りました。
昔の倉庫を作り替えたものですが、なかなかいい感じに出来てきたので、報告します。
新人の事務局スタッフのNさんがとても器用で、上手に床を張ってくれています。
また新しいいろんなことが出来るスペースの完成です。
新しい駐車場は、事務局の裏の田んぼを譲ってもらって造成しました。
とても広くなりましたので、療育の方や、OHAの会、図書スペース(会員の方には貸し出しも行っています)などを利用する際にも便利になったと思います。
「冬来たりなば、春遠からじ」と言いますが、まだまだ春の足音は、遠く聞こえてきそうにない毎日です。
インフルエンザも猛威を振るい、療育へ通ってこられるお子さんだけでなくスタッフの子どもたちも学級閉鎖などで、お休みになって、ぐんぐん療育部門は、人手のやりくりに困難を極めております。そんな折なので、孫も風邪をひいて保育園をお休みだとかで、おばあちゃんも、子守に駆り出されております。
まだまだ厳しい冬の毎日ですが、冬の後には必ず春が来る。それは間違いなくやってきます。
皆さん、今が我慢のしどころです。懸命な日々の後には、暖かい春の日が待っている。そう思うとこの厳しい時期も、乗り越えていけそうな気がしませんか?
冬の寒さだけでなく、厳しくつらい子育てだとしても、きっと春が来ると信じられるから、がんばれるのではないでしょうか? 応援していますよ。
では、またお会いしましょう、ごきげんよう。さようなら。
(鳥羽 美千子)
平成29年度 支援者対象 現場の先生のための即実践講座
【 第9回 即実践講座 】
日 時:平成30年2月5日(月) 19:00〜20:55
テーマ:「高機能自閉症支援」
場 所:オルガホール(岡山市北区奉還町1-7-7 コープP&S 地下1F)
注意!! いつもの会場とは違う会場です!
講 師:中山 清司 先生(NPO法人 自閉症eサービス 代表)
参加費:一般 20,000円、賛助会員 17,000円 (全10回分)
申込・問合せ:Tel.086‐955‐6758、Fax.086-955-6748
http://ww3.tiki.ne.jp/~teppey/2017sokujissen.pdf
『自閉症 才能きらり展』のお知らせ
カフェ スプリングカムカムで開催しています「自閉症 才能きらり展」。
1月のきらり展は、和気町在住の貞國 敬史 氏によるさをり織り展を開催しました。
新年早々に紹介していただいたおかげで、たくさんのお知り合いの方やさをり愛好家の方、「新聞を見て・・」と訪れていただいた一般の方まで、多くの方にご来店いただきました。
2月のきらり展は会報でもおなじみの鳥羽 哲平 氏の作品展に決まりました。
コラージュやパステル画、水彩画などを陳列する予定です。こちらにも大勢のご参加をお待ちしています。
カフェ スプリング カムカム(Tel.086-954-4433)
ランチタイム 平日 11:00〜14:00(オーダーストップ 13:30)
支援ツール勉強会の報告とお知らせ
1月12日(金)山陽総合福祉センターにて、香川大学武蔵博文先生をお招きして、18歳の春を目指すクラブ「支援ツール勉強会」の第8回目を開催しました。
今回は始めに、小学校2年生と年長の男の子のお母さんが家での取り組みを話して下さいました。
学校で椅子をガタガタと揺らしたり、姿勢良くじっと座っているのが苦手な長男に、イラストでいろいろなパターンの座り方を見せて、「これは良い座り方?」「悪い座り方?」と聞いてみたそうです。
その上で「これならOK」という座り方を決めて、学校でイラストの通りに座れていたらポイントをあげるという約束をしました。
学校の先生に座り方を評価してもらって取り組んだところ、良い座り方を実践できるようになったそうです。
イラストで視覚的に分かりやすく示したこととポイントというご褒美がやる気につながったのかもしれません。
その他にも家でのお手伝いや運動、片付けなど、できたことをポイント制にして「ポイントがたまったらゲームが〇○分できる」という決まりを作り、取り組んでいるそうです。
参加者と同じ年代のお子さんへの取り組みが聞けて、参加者の方々にとってはとても参考になったと思います。ありがとうございました。
終盤にさしかかった今回は、はじめにみんなで今までに勉強して作成した支援ツールを、グループに分かれて発表し合いました。その上で、各グループ内で出た内容の中で凄いなと思ったことなどを全体で発表しました。
他の参加者の方がどういうものを作ったのか、効果はどうだったのか、知ることが出来てよかったと思います。発表を聞きながら、これは参考になる!と思われていた方も多かったと思います。
多くの参加者の方が真剣な顔でメモされていました。
次に、サポートブック・サポートシートの作成について先生からお話がありました。
支援者(学校の先生など)に読んでもらうためには、多くを書かず、一番伝えたいことを書くように伝えられました。具体的に「○○の時は、●●のようにして下さい」など。
その後、サポートブックを作成するベースとなる子どもの情報を書きだす作業をしました。好きな事や嫌いな事、サポートの手掛かりとなる褒めるときのポイントやタイマーやスケジュールについてどんなものが我が子には合うのか書きだしていきました。
武蔵先生が先輩お母さんから預かられているサポートブックを見てヒントをもらう参加者の方も多く見られました。
残すところ、後2回となりました。次回は、サポートブックの作成をするようになります。
また、引き続き支援ツールの作成をされたい方は、していただいでも大丈夫だということです。
【 第9回 支援ツール勉強会 】
日時:平成30年2月9日(金)10:00〜12:00
場所:山陽総合福祉センター(赤磐市河本778-1)
参加費:正会員無料・一般500円
持ちもの:支援ツール作成用の材料・道具、サポートシート
正会員・一般で全10回分お申込みされた方は、欠席・遅刻・早退した回のDVDを事務局で見ていただくことが可能です。(貸出しはしていません)
キッズルームのお知らせ
キッズルームは、岡山大学児童文化部の学生さんが子供たちと一緒に遊んでくれます。
リトミックやスカイバルーン、大人気の人形劇も今回していただけることになっています。ボランティアのお兄さん・お姉さんが付いて遊んでくれます。体育館で、めいいっぱい遊ぶことができます。募集を開始しておりますので、是非ご参加ください。
年齢は何歳でもOKです。初参加も歓迎です。
日時:平成30年2月18日(日) 13:00〜15:00
場所:岡山大学 第二体育館
申込は、事務局(TEL:086-955-6758 MAIL:acz60070@syd.odn.ne.jp)(正会員限定)
第3回 CARE研修会のお知らせ
服巻先生のセミナーでも紹介のあった、CAREの研修会、3回目です。
CAREはアメリカのシシナティこども病院で開発された、子どもと大人の絆を深めて関係をより良いものにしようとする心理療育プログラムです。
赤磐ぐんぐんのCARE-Japan認定トレーナーの資格取得スタッフ3人による、保護者の方を対象にした(支援者向けではありませんのでご注意ください)ワークショップです。
日 時:平成30年2月21日(水) 13:00〜16:30
場 所:山陽総合福祉センター(赤磐市河本778-1)
参加費:育てる会正会員 無料、
ぐんぐん保護者、一般の方 1500円
定 員:16名
OHAの会のお知らせ
OHAの会は高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害で知的障害のないタイプの子どもを持つお母さんのための会です。
今回は、『あたし研究2』の「あいさつのムズカシさ」と「チカラカゲン」の章を読みました。
小道さんは、あいさつの目的は言葉のキャッチボールだ。だけど深く考えてしまう。とこの章で書かれています。
「暑いですねぇ」と言われれば、暑くないけど・・・と考えながらも「暑いですねぇ」というのが正解なのか?と思い「そうですね」と答えるのだと言います。疲れてなくても「お疲れさま」と言う。など、確かに不思議なことだなってこの本を読んで感じました。挨拶1つでも言うのが苦手なら、かみ砕いて教えてやることも必要だなと思いました。
次に「チカラカゲン」についてですが、消しゴムで消すことが苦手な子は多いと思います。前後に動かすことが難しかったり、頑張って消していたら破れてしまったり。
小道さんは、学校でよく使われている“わら半紙”は見るだけで取り組む気持ちが急降下するそうです。
この章では、利守先生からこんなアドバイスがありました。
消すことは、小学校入学前から家庭でも練習するといいことです。
その時ボールペンで好きなキャラクターをかいてやり、その上に鉛筆で黒く塗り、消すと好きなキャラクターが出てくるという楽しいやり方を教えていただきました。
楽しくてできるようになりそうですよね!
また、消しゴムもいろんな種類があるので、試してみて消しやすいものを選ぶのもいいと話されました。
そして、字を書く時に手で押さえるのは苦手だったりする子には、端に付箋を貼ってとめたり、バインダーに挟んで書く方法も、小道さんの本で紹介されていました。
道具を使うことでできるようになるということも多くあると思うので、道具活用していけたらいいなと感じました。
みんなで本を読んだ後、「冬休みについて」のお話をみんなでしました。
和やかな雰囲気で楽しい時間となっています、新規申し込みの方もお待ちしています(^^)1回無料体験できます。
以下、参加者から感想をいただきました。
● 今回は、風邪でお休みの方もおられて、少人数での開催となりましたが、じっくりと先生とお話をすることができて、良かったと思います。
冬休みの感想のテーマでお話しました。“お年玉”のルール1でも『あけましておめでとうと言う』『ありがとうと言う』『その場であけない』『誰々からいくらもらったと言わない』などたくさんあると先生が話されました。まさに我が子は、その場であけて「○○円だった!」って言っていました。来年の課題が見つかって良かったです。そこからお金の話にも広がっていきました。お金の失敗「あの時○○を買ったから、今欲しい○○が買えなかったね」など話をしていくといいと言われていたので、さっそく帰って「任天堂スイッチ買って」と言ってきた長男に「WiiU中古買うときに、これを買ったらスイッチは買えないよって言ったよね。よく考えて買えばよかったね。今度から、お金を使うときはよく考えようね」と言うと、とっても納得して、その後も何も言わなくなりました。お金の大事さ、お金の危険については、深いですね。大事なことなので小さいうちからしっかり教えていきたいと思いました。
● 本読みでは、「あいさつのムズカシさ」と「チカラカゲン」について勉強しました。
定型の人にはあいさつはとても簡単に自然にできるのに、ASの人はスムーズに出来ず回路を働かせてやっと出来る大変な事なのだと、改めて感じました。あいさつが苦手なわが子も、こんなに苦労をしているのだと思い、会釈だけでも出来る事からやっていけたらと思いました。
そして「チカラカゲン」では色々な場面での力の入れ具合について学びました。消しゴムで消す作業(片手で程よい場所で紙を押さえ、反対の手で力加減を気にしながら前後に動かす)で、低学年の頃に「消して。」と私に頼んで来ていた事を思い出しました。
わが子は食事の時に左手をだらりとおろして猫背になってしまうのですが、力の入れ方だけでなく体全体に原因があるかもしれない、と教えていただきました。
先生からおすすめのグッズを紹介して頂いたので、早速使ってみようと思います。
道具を使って楽になれば、合うものを取り入れていきたいです。
≪次回のOHAの会≫
日時:平成30年2月22日(木)9:30〜11:30
場所:おひさまハウス 食堂(赤磐市和田194-1)
参加費:1,000円
テキスト:あたし研究2
申し込みは事務局まで(TEL:086-955-6758 MAIL:acz60070@syd.odn.ne.jp)(正会員限定)
はやぶさの会のお知らせ
お待たせしました!自閉スペクトラム症のお友達作りの会、「はやぶさの会」です。
お母さん同士でもつながりあい、話しあうことを大切にしています。
お子さんと一緒に、お友達がほしいお母さんも、ぜひご参加ください(^^)
日時 平成30年2月12日(月・祝日)10:30〜13:00
内容 10:30〜11:30 カラオケ (まねきねこ岡山奥田店 岡山市北区奥田1-9-12)
11:30〜13:00 レストランで昼食(ガスト岡山十日市店 岡山市北区奥田2-4-29)
子ども3〜4人ずつで部屋に分かれてカラオケをします。
一緒に楽しく過ごすこと+仲良く過ごすためのコツを考えてみようと思います。
そのあとは参加できる人は一緒にご飯を食べながら親睦を深めましょう。
※カラオケだけで、帰ることも可能です。申込み時点で教えてください。
対象 自閉スペクトラム症のお子さんと親御さん
「お友達がほしい子」「ある程度は会話でやりとりができる子」
※兄弟での参加は、診断名や疑いがついているお子さんのみです
参加費 実費(カラオケ代・昼食代など各自で)
持ち物 カラオケで歌いたい曲名のメモ(機材によって入っていない曲もあるかも)
カラオケは持ち込み可なので、おやつや飲み物
昼食を注文後の待ち時間などに過ごす余暇グッズ(DSなどゲーム以外)
締切り 2月5日(月)までに育てる会事務局へ(正会員限定)
★事前に保護者同士の打ち合わせを、LINE・メールなどでしています。
(担当:M )
水泳教室のお知らせ
日 時:平成30年2月18日(日) 15:30〜17:30
場 所:OSKスポーツクラブ(岡山市北区絵図町1−50)
連絡先:育てる会事務局(086-955-6758)
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
体験してみたい方は、1回 1000円です。(正会員限定)
プールは正会員限定で、育てる会で貸し切っていますので、安心してお越しください。
★欠席される方は2月15日(木)までに連絡してください。
当日のキャンセルは担当携帯まで・電話またはSMSにて連絡してください。
サッカークラブのお知らせ
日時:平成30年2月11日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場所:岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン、ハチマキ、お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
体験、見学の申し込み、お問い合わせは、事務局(Tel.086-955-6758)まで(正会員限定)
お母さんコラム
小1・ASDの息子を持つ母が、普段の息子との日々をつれづれに書いているコーナーです。
どうぞ気軽な気持ちで読んでください。
お正月、皆さんのおうちはどんな風に過ごされましたか?
我が家はどちらの両親も同じ市内&親戚も県内なので、里帰りはどちらも日帰り。
餅つきをしたり、お節をいただいたり、初詣に出かけたり、家族でのんびり過ごしました。
従兄弟の中では一番お兄ちゃんの息子は、小さい従兄弟たちや妹の世話をがんばり、優しいお兄ちゃんぶりを見せてくれました。
皆から「さすが小学生!お兄ちゃんになって頼もしいね」と言われて、本人も私も嬉しい気持ちだったんですが、義理の両親からは「本当に○○(息子)は、昔から聞き分けが良くて、手がかからない子よねー」と言われてびっくりしました。
私の中では、すごく手がかかる大変な子育てで、日々苦戦しながら奮闘する日々なのですが、夫もそれを聞いて「そうだよ。○○(息子)は、ちゃんと分かるように説明してやれば、ちゃんと聞き分けられる。
こっちの説明が中途半端だったり分かりにくかったりしたら、聞けなかったり勝手なことするけど、それはこっちの伝え方の問題だから」と言っていました。
実はこっちの発言にもびっくり。
「ASDの人に分かるように伝えよう」
「混乱したり言うことを分かってくれないのは、こちら側の伝え方が悪いから」
そんな風にASDの支援を考える時、何度も私たちが立ち返る学びを、義理の両親も夫も「ASDだからこういうやり方」ではなく、「息子に合うやり方」として、事前に予定やルールを伝えること・できたことを褒めること・ポジティブに関わることなどを実践してくれています。
感謝の気持ちで心がぽかぽか暖かくなったエピソードでした。
面白いなぁと思ったエピソードをもう一つ。
去年のお正月に、自分宛の年賀状が保育園と療育施設からしか来なかったことが少々不満だった息子。
11月ごろに「今年は年賀状たくさん来るかなー」と言うので、「え?誰かに住所教えたの?」と聞くと「え?教えてないよ」「年賀状は郵便屋さんが配達してくれるんだよー」。
「・・・住所を教えないと、皆年賀状出したくても、出せないじゃん。名前だけじゃ郵便屋さんは配達できないよ?」
と教えたところ「そうだったの?!じゃあ皆に住所教えるわ!」と言うので、「まあ待て。それも大事だけど、もらうだけではなくて、相手にも出したらどう?年賀状は『今年もよろしくね』『これからも仲良くしてね』を伝えるためのものだから。
自分がもらえたら嬉しいと思うなら、喜んでもらいたい人に出すといいんだよ」と言うと「分かった!」「ママ、ここに僕の住所書いて!明日お友達に渡して、向こうの住所も教えてもらう!」とニコニコ。
支援学級のお友達や療育のお友達・おじいちゃんたちにも張り切って出しました。
おかげで、今年は本人の元にたくさんの年賀状が届きました。
私たちが何気なくしている年中行事も、息子にとっては「そうだったの?」がたくさんあるみたいです。理由や根拠を示すと「なるほど!」となることが多いので、こちらも学ぶことが多いです(^^)
(cyacya)
ぐんぐん だより |
ぐんぐんぴっぴ (1歳台〜年少児)
ぐんぐんぴっぴの療育で、お子さんに伝えたいことの一つに「終わりの理解」があります。
療育の中で、違う遊びに移る時や活動が変わる時に、使っていたおもちゃを終わり箱へ入れる、もしくは元あった場所に片付けをします。
活動が終わるたびに、その活動を「終わり」にするという事を意識しながらお子さんと過ごしています。
ご家庭でもぴっぴの終わり箱をヒントにオリジナル終わり箱を作ってくださり、取り組んで下さっているご家庭もありますよ(^^)/
療育場面だけではなく、ご家庭でも取り組んでくださることで、「終わり」が身につきやすくなります!
でも、時に「おわり」がスムーズにいかないこともあります。それは、楽しい遊びを終わらないといけない時です。
「まだ遊びたいよ〜」「ぐんぐんぴっぴから帰りたくないよ〜」と可愛いお子さんたちに言われたら、「あとちょっとだけよ。」とつい言いたくなってしまいますが、いつかは「終わり」をしなくてはいけません。
お子さんが「終わり」しやすい方法を保護者の方と確認しながら、お子さんに合わせて対応しています。
例えば、A君の場合は、磁石を使ってシャボン玉をあと何回吹いたら「終わり」なのかを活動の前に伝えました。
すると3回目を吹き終わったA君は、シャボン玉を自分から終わり箱へ入れることができました。
B君の場合は、「さようなら」を伝えてすぐに、お母さんから「帰ったら食べようね」とお昼ごはんの「うどん」の写真を見せてもらって、ルンルンでお帰りの準備をすることができました。
このように、どうやったら活動が終わりなのか、終わった後に何があるのか、がお子さんに具体的に伝わることで、「終わり」がスムーズにできることがあります。
保護者の方から、ご家庭で「終わり」がスムーズにいかずに困っていますというご相談を受けることがあります。
お子さん一人ひとり、スムーズにいく方法は違います。お子さんに合わせた こうしたらスムーズにいく!!を見つけていき、ご家庭でも実施していただけたらと思います!(^^)!
ぐんぐんぴっぴ 療育スタッフ
赤磐ぐんぐん (年中・年長児)
2018年が、始まりましたね。今年もよろしくお願いします。
小学校に向けて、ある年長のお子さんに取り組んでいることをお話します。
そのお子さんは、以前困った時、何も言えずに固まってしまったり、一緒に遊んでほしい時、遊んでほしい物を先生に渡して伝えることがありました。
行こうと思っている小学校ではポシェットを身につけることが可能なので、身につけているポシェットの中に「教えてください」、「一緒に遊ぼう」など何と言えば良いかを思い出せるカードを入れて練習しています。
ひらがなを読むことができるのですが、イライラした時でもすぐわかるようにイラストと文字のカードを使っています。
現在は、遊びで先生と一緒に遊んでほしい時にポシェットからカードを出し、先生の所まで行って一緒に遊ぼうと自分から伝えることができています。
またそのお子さんは、以前遊びで本を読んでいて次のスケジュールに行かないといけない時、きりがいいところまで読んでから移動していました。
そこで、先生と勉強の場面でで「途中でも、しおりをはさむみたいに本にはみ出して付箋を貼ることで、続きをすぐに探すことができること」を教えていきました。
現在は、遊びで本を読んでいてタイマーが鳴ったら(次のスケジュールにいかないといけないとき)続きに付箋を貼って、すぐに切り替えることができています。
小学校では、終わりはチャイムが鳴りますよね。
これからも、その子その子に合った「自分で気が付いて終わることができる支援」を見つけていきたいと思います。
赤磐ぐんぐんスタッフより
ぐんぐんキッズ (小1〜)
寒い日が続きますね。
インフルエンザが大流行していますが、寒さに負けず、子どもたちは元気にぐんぐんキッズに通って来ています。
ぐんぐんキッズに新しく外活動エリアができました。駐車場が新しくできたので、今まで駐車場として利用していたところを整地して新しいエリアになったのです。
ぐんぐんキッズにやってきて、広々としたスペースを見た子どもたちは、早速走り回ったり、「ドッヂボールとかできそうじゃなぁ〜。」と期待に胸ふくらませている子もいました。
子どもたちの期待に応えようと、早速、新しくできた外活動エリアでの活動を考えました。
名づけて、「ボール転がしゲーム」です。地面に線を引いて得点を書きます。決められた円の中からボールを転がして、ボールが止まったところが自分の得点になります。4回、転がして合計点を競うゲームです。
活動を始める前に、ゲームのルールを確認することはもちろんですが、ゲームのルール以外にも、守らなければならない行動、やってはいけない行動があります。それがどんな行動かを事前に学習します。
例えば、待つ時はどうやって待ったらいいかな?ボールを次の人に渡すとき、どんな渡し方がいいかな??
行動を4つの色に分けて考えていきます。
事前に学習した後は、実際にゲームに参加しますが、その時に、よい行動ができていたらすかさず子どもたちを褒めます。
スタッフは、ゲームの進行係と、子どもの行動に注意を向けてよい行動を褒める係りに役割分担をして活動します。注意するのではなく、しっかり褒めることができるので成功体験を積むことができます!
寒い中ですが、子どもたちはとても楽しそうに活動に参加していました^^
ゲームが終わった後は、ゲームの感想を振り返ります。
ゲームの感想を振り返る時には、CAT-Kitの感情のめもりを使って振り返りをします。
ゲームが始まる前はどんな気持ちだったかな?
ゲームの途中、○回目の時はどんな気持ちだったかな?
ゲームが終わった後はどんな気持ち?
CAT-Kitの感情のめもりを使った振り返りは何度か経験している子どもたちなので、表情のリストをじっくりと見ながら表情を選んでいきます。
とても集中しています^^
自分が選んだ表情を貼って行く時、理由を答えることができる子には理由を答えてもらいます。
ほんのりと笑っている表情を選んだAさん。「ゲーム始まる前、楽しみだなぁとは思っていたけど、聞く時は静かにしないといけないんだよな。と思った!」楽しみだけどちょっと緊張もしていたみたいです。
ちょっとさみしそうな表情を選んだCさん。「○点だったから、ちょっとくやしかったな。」と理由を答えてくれました。同じ活動の中で、自分の気持ちだけではなく、相手の気持ちを知ることで、相手に関心を向けることもできていました。
今回の活動中、こんなこともありました。
Aさん、Bさん、Cさんの3人でボール転がしゲームをしていました。一人4回ボールを転がすことができるのですが、2回目が終わった時、Cさんが、「やり方のコツを教えて!」と言いました。
すると、BさんがCさんが、「こうやって手を伸ばしてな・・・」と教えに来てくれました。
他の子の様子を見ていて、「コツを教えて」と自分から発信できたCさんも素敵だし、相手からの発信を受け取ってコツを教えに来てくれたBさんも素敵です。
2人のやりとりをニコニコしながら見ていて、順番を座って待てていたAさんも素敵でした^^
しかし、このお話にはオチがありまして・・・。
Bさんに教えてもらっていたCさんが、「えっと・・・・」と何か言いたそう。どうしたのかな?と様子を見ていると、「Aさんに教えてもらいたかったんだけど・・・」
そうだったんだ!!名前を呼ばれたAさんは急いでそばに行ってCさんにコツを教えてあげていました♪
ちょっとしたコミュニケーションのずれが起こってしまいましたが、スタッフはすかさずフォロー!
「名前を呼ぶと誰に言っているかが分かりやすいね^^」と3人に声を掛けました。
3人とも笑顔で次の行動に移ることができていました。
コミュニケーションをとることはとても難しいことですが、コミュニケーションの取り方のコツを知っていくことで、他者との関わりも楽しいと感じることができると思います。
自分の気持ちの変化を知ることも、相手の気持ちに関心を示すきっかけになっていくと思います。
楽しい活動を通して、今後も子どもたちのたくさんのコミュニケーションの成功体験を積んでいきたいなと思っています^^
ぐんぐんキッズ療育スタッフ★
☆支援センターNEWS☆
2018年もどうぞよろしくお願いいたします!
今月のNEWSは、第2期ペアレントメンターの養成研修により、赤磐市に2名の新メンターさんが誕生したご報告です。
Tさん、Hさん、4日間の研修(専門講義と相談援助技術に係るロールプレイの参加)・・・本当にお疲れさまでした!!
※ちなみにペアレントメンターとは「信頼できる相談相手」のことです。
発達障害のあるお子さんを育ててこられた保護者の方が、同じように子どもの発達が気になる保護者の悩みを聞いて、寄り添いながら共感したり、経験談をお話ししたりすることで、発達が気になる子の子育てを応援します。
今月行われたアドバンス講座(県指定の養成プログラム)を経て、新しくメンターになられた方を加えると、現在赤磐市には5名の登録メンターがいます。
県内でも(市の人口規模に対して)多いほうだと思います。
現在はあくまでも社会貢献活動にあたるので、家庭生活や子育てをしながらの研修や活動は、負担になることも考えられますが、「自分にできることがあるなら力になりたい」と言って協力してくださる方がいて、成り立っているのです。本当にありがたいことです。
新規メンター加入があり、子育てに携わっておられる年代も小学生〜成人までと広がったので、相談ニーズに対応できる幅もグンと広がりました。
赤磐市では今までも、要観察児教室の座談会や、支援者養成の夜間講座、また小中学校の保護者懇談会などに要請があり、体験談を語っていただいたり、相談や質問に応じていただいたりする機会がありました。
やはり、そこに集う保護者から少し先輩にあたる方の子育て経験を聞きたいという声が多いです。
年齢が離れすぎても近すぎても、聞きたい話から遠ざかってしまいますから、こうしてメンターの知識や経験に幅があることは、依頼する側としても大変ありがたいのです。
また当市の登録メンターは4名が女性ですが、この度、県内2人目の男性メンターが赤磐市で誕生しました。
活動を進めてくる中で、「父親目線の声が聞きたい」というニーズもあったからです。
これらのメンター活動の実績や反省は、現在「ペアレントメンター連絡協議会(プロジェクト)」に参加する中でメンター活用実績のある市町の声や提案として挙げていきながら、メンターの養成や活動に活かせるように、県と一緒になってこの仕組みを整えていっています。
この活動がもっと理解され、それによって喜んでくださる相談者・メンターさんが増えるように願いながら活動を続けたいと思っています。
あかいわ発達障害支援センター 相談員:原 未春
グループホーム寄付 御礼
いつも温かいご寄付、ありがとうございます。
【 ご寄附をいただいたみなさま 】
○ N 様(岡山市瀬戸町)
平成30年1月25日現在 寄付金合計 27,528,964円となりました。
今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
寄付金振込口座 中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽美智代
以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「育てる会 HP」に記載しています。