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平成31年1月31日

 

 第249号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 249号 目次

     平成、私の30年

     即実践講座のお知らせ 

     はやぶさの会・OHAの会・水泳教室・サッカークラブ のお知らせ

     お薦め医院 探訪記

     お母さんコラム

     私のお薦め本コーナー
         「なぜアーティストは生きづらいのか?

     近隣の講演会等のご案内

     ぐんぐんだより
        ぐんぐんぴっぴ・赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ  

     寄付のお願い

あけましておめでとうございます。
今年は天皇陛下がご退位されて、年号が平成から新年号に変わる年になります。
思えば、今生陛下がご在位中の平成30年間は、私にとっても波乱の30年間でした。
現在哲平は、30歳です。つまりこの30年間は、私にとっては、自閉症児の子育てをしてきた30年間だったということです。
天皇陛下の30年と自分の30年を連ねて書くのはおこがましいですね。
30年、長いですね。故 小渕総理大臣が官房長官時代に、「平成」と書いた年号を持って記者会見されていた映像が、記憶に新しいにもかかわらず、平成は、私の混乱と悲嘆そして、新たな想いを持って立ち上がった苦難の歴史とも重なって、長くてそしてまた短かくも感じられる、そういう不思議な日々でした。
ご退位までの何か月間、この30年間の話題で持ちきりとなることだろうと思いますが、私にとっても感慨深い・・挫折と再生の30年間だったな〜と、思いながら暮らすのでしょうね。

さて、元旦の楽しみの一つになっている年賀状ですが、めっきり返事をくださる人が減っているようにも感じます。同じ世代の方からの「年賀状じまい」のご挨拶も増えてきました。
我が家でも、お返事来なかった人には、迷惑をおかけしないよう、来年からは送らないようにしようと思います。
そんな風に断舎利して、お付き合い少しずつ減っていくのでしょうか。
今年の年賀状は、3人で写真を撮る機会がなくて、写真のない年賀状になってしまいました。例年は、成長していく哲平と、段々老けていく夫婦の姿を映していました。今年は、そういう訳で、味気ない年賀状になりました。
いただいた年賀状を見ていると、その人の個性が際立つものが多くて、面白いです。最近は、メールで済まされる方が多くなってきたようですが、この日本独特?の風習が無くなってしまうのも寂しい気がします。毎年顔なじみの郵便局の方が年賀状の注文に来られるので、お付き合いで続いているような我が家の年賀状です。
今年は、暖冬になるという予報でしたが、それでも暖かい日ばかりではなくて、時々は寒い日もあって、そんな日があると、かえって風邪をひきやすくなるように思います。
また今年は、インフルエンザが流行っているようです。
風邪はたびたび引きますが、なぜかインフルエンザには罹らない私です。
そういえば 息子哲平もインフルエンザに罹ったことがありません。奇跡の親子でしょ。
「○○は風邪ひかん」というようなことを言いますが、親子共々そうなのかもしれませんね。

さて、今月から育てる会に勤務している職員に対して、本を読むことを奨励するために、読書コンクールの取り組みを始めました。
私もその対象者の一人に入れてもらって、最近あまり読まなくなった本を読もうと思います。自分自身に課した冊数は、月三冊。
まず初めに読んだのは、私の最も大切な本、吉田友子先生の著作「「その子らしさ」を生かす子育て」の再読です。
実は、今年の5月18日に先生の講演会を一年ぶりに行う予定になっています。その前に、折に触れては読んでいるこの本を、もう一度はじめから読んでいこうと思ったのです。
高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもたちは、誤解を受けがちです。よくしゃべるし、人なつっこく寄ってくるし、理屈をつけてゆずらないし。彼らは支援が必要な状況で支援が受けられないだけでなく。しかられたり嫌われたりして幼児期を過ごすことが珍しくありません。
高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもたちのご両親もまた、誤解されがちです。
愛情が足りない。しつけがなってない。過保護だ。そんな非難に常にさらされています。親は育児に自信を失い、自分と自分の子どもの心を守る方法を見つけられなくなっていきます。あなたとあなたの子どもの努力が実を結ぶような医学的情報を提供したい。それが本書の目的です。
本書冒頭の「はじめに」に書かれたこの言葉に胸がふるえました。
「あなたとあなたの子どもの努力が実を結ぶ・・・」なんて温かい言葉でしょう。
「改訂版に寄せて」では、
自閉症特性は強みです。あなたにそのことを実感してほしい  ・・・中略・・・
あなたが親としての自信と誇りを胸に、毎日の育児を楽しめることを心から願っています。
先生の暖かさ、やさしさがこの冒頭の言葉に集約されているように感じます。
もしまだこの本を読んでいない方がありましたら、どうぞお買い求めください。座右において辛くなったら読みたい本です。
困った時には、いつも広げて読みたい本です。事務局にも若干置いてありますので、お声掛けください。

さて、今年の冬は、本当に暖かいですね。
岡山県南部の赤磐市に位置する事務局は、古い鉄骨住宅です。断熱材は入っているけれど、とても寒い、築40年以上の建物です。増改築を繰り返して、複雑な構造になってしまいました。
この建物「おひさまハウス」は、私たちが譲り受ける前は、お医者さんのご自宅兼医院という建物でした。
今は、この中に「児童発達支援事業所 赤磐ぐんぐん」と「放課後等デイサービス ぐんぐんキッズ」そして「相談支援事業所 エール1」の三つの事業所と事務局が同居しているという形です。
毎月の勉強会や子供たちの行事も、岡山市内のスペースを借りられないときは、この建物を使っています。複雑な形を活かして、使い方を工夫するのはとても楽しい作業でもあります。
いまや育てる会にとって、この建物はなくてはならないものとなっています。
ただ老朽化に伴って、あちこち直しが必要な個所も出て来ています。・・・かと言って新たに建設までは、とてもできるものではありません。
頑張って手直ししながらこれからも使っていくつもりです。
ここへ引っ越してきて20年。はじめの頃、子どもたちの働く場を作りたいということで、育てる会の会員も「作業所」を一緒になって作っていきました。
やがて、できあがった「太陽の家作業所」は、「ワークス 太陽の家」という生活介護と就労継続B型の事業所として、別の場所へ移転していきました。
この場所が無かったら、作業所も作ることはかないませんでした。
私たちにとってこの建物(「太陽の家」とはじめ呼んでいましたが、太陽の家作業所の移転に伴って、「おひさまハウス」という名前に変えました)は、すべての始まりでした。
寒くて古いこの建物を、私たちはこよなく愛しています。
寒さだけは好きになれない私ですが、おかげさまで今年は暖かです。
事務局のある場所は、おひさまハウスの中でも南向きに位置していて、日中は暖かな日差しが入ってきます。こんな暖かい日には、私は事務局にいるのが大好きです。
事務のスタッフは、みんないい人ばかりです。暖かい雰囲気の中、お仕事できる幸せを暖かい部屋で感じている私です。「ああ、しあわせ!!」
どんな素晴らしい夢があっても、思いがあっても、場所がなければ、何も進みません。
そういう意味で、この建物が与えられたことが、すべての始まり、すべての想いの始まりでした。古くても、寒くても、大丈夫。
おひさまハウス万歳!

さて、3月23日には、小栗正幸先生の講演会「配慮が必要な子どもたち・青年たち 大人になるための支援」があります。
講演会の申込者は少しずつ増えていますが、まだお席はあります。とても有名な先生ですので、うっかり申し込みが遅れないよう、皆さん早めにお申し込みくださいね。
今年に入って、『「その子らしさ」を生かす子育て』と、小栗先生の『支援・指導のむずかしい子を支える 魔法の言葉』の2冊を読んだので、今度はどんな本を読もうかな??
林修先生の本もいいかもしれない。
「いつやるの?」「今でしょ!」でおなじみの林修さんは、今やテレビで見ない日はないくらい超売れっ子の先生です。
その林先生と高学歴で働かないニートとのバトルを某テレビで観ました。
どうして働かないのか、彼らの中の何人かは、私たちの子どもと同じようなところがあるのを感じたので、それで余計に興味を持って見ることになりました。
高学歴だけれど、働かず、親の仕送りを受けて楽しんで生きているという彼らに、林先生は、否定はしないけれど、モノの本質的な道理を説くように話して聞かせます。
「君たちはなぜ働かないのか?」の問いに、彼らはこう答えています。
「みんな自由に生きたらいい。がつがつ働かなくても、もっと生きたいように生きたらいい」
「親から金もらって、すねかじって生きてます。親も子どもにお金をくれるのを喜んでいる。誰にも迷惑をかけていない」
「好きな仕事でないと、働きたくないんですよね」
「自分の人生の貴重な時間を、他人の為に使いたくない」等々と、のたまう彼ら。
林先生は、「この社会はどうやって成り立っている? 誰の世話にもなっていないという君らは、社会の世話になっている。道路や橋はどうやって出来ている? 君らが言う がつがつ働いている一人ひとりが払う税金で作られているんだよ。それが社会のありようで、勝手に好きで働いているわけじゃあないんだよ。みな社会を支えるために働いている。それがこの国のルールなんだよ。社会的サービスを受けているのに文句を言うなら、政治家になってルールを変えるか、この国を出ていけばいい。僕はそう思う」
「好きでもない仕事は、したくないと思うんです」彼らの中の一人がそう言ったとき、林先生は、「僕だって、好きで今の仕事をやっていないんだよ」
「でもね、やれる仕事をやっているんだ」
「実は前に啓発本を書くよう言われて、なんで僕がと思ったんだ。けれど言われるまま書いたらすごーく売れて、重版を重ねたの」
「それで担当者が、お礼を兼ねて、僕に『次は、なんでも好きな本を書いていいですよ』と言ったから、張り切って「すし、うなぎ、てんぷら」って本を書いたら、まったく売れなくって・・・、僕の今まで書いた本の中で重版されなかった唯一の本がこれだったの」
「つまり、好きなことでも、売れなければ、続けていくことはできない。
「好きと嫌い」「出来る事と出来ない事」どちらの軸で考えるかで人生は変わると思うの」
「自分は好きではないけれど、多くの人が認めてくれる「出来る事」である予備校の教師の仕事を続けてきた」と自分の経験を話してくれました。
面白かったです。自分の出来る事が、好きなことであれば一番いいけれど、そうでなければ、出来る事で仕事を選ばなければならないのは、当たり前の事。
その道理が解らないのは、やっぱり高学歴のニートの皆さんが、ずれているとしか言いようがない。
自己認知の低さが言わしめる事なのかと思った次第。それにしても、林修ってすごいなぁ〜と思いました。
そういう訳で、お仕事の本とは言えないけれど、啓発本を読んでみてもいいかもしれないですね。
先日あるお母さんと話していたら、「子どもには、好きなことを仕事にしたらいいよと言っている」と言われるので、とても気になってこのテレビの話をしました。するとこのお母さんもこのテレビを見ておられて、話が盛り上がりました。
そして、「“好きなことやったらいいよ”は、危険な言葉かもしれないよ」と話しました。
それより、何でもいいから自分に出来る事をやっていくこと、それが大切だということを教えていって欲しいと思ったので、そう話をしました。
好きなことをして生きていくったって、飛行機のパイロットがいくら好きでもその仕事につけなければ、諦めなければなりません。
私だって子どものころ、スチュワーデスになりたかったけれど、身長と容姿と語学力のせいであきらめざるを得なかった〜。
ほとんどの人が色んなことを諦めて働いて生きているのではないでしょうか。もちろん、中には好きなことを諦めないで、それを仕事にできた幸運な人もいるとは思います。
でも、“好きなことをやったらいい”ということを最初に入れてしまうと、それが彼らの唯一の価値観になってしまうかもしれません。
途中で切り替えることが難しいのが彼らです。
私は、自閉症の子には、「自分に出来る事は何かなと考えてほしい。人間は働いていかなきゃダメなんだ」ということを、人生の初めの頃から教えてあげる事が大切なんじゃないかしら・・と思っています。
好きなことという基準ではなく、どんな仕事でもいいから自分で出来る事をやってお仕事としていくこと、それが大切と教えていって欲しい。
私もおんなじ。スチュワーデスにはなれなかった私だけれど、今の育てる会の代表の仕事を皆が必要と言ってくれているから、やっている次第です。
自閉スペクトラム障害の彼らにとって、どんな仕事ができる仕事なのか・・・、小さいうちからの取り組みが必要だな・・・とつくづく感じた事でした。

お話変わって、昨年の西日本豪雨災害の時に家が2階部分まで浸水された、会員のIさんから、昨年末にお礼のお便りが届きました。セミナーや、事務局での受付、それぞれの事業所で義援金の募金箱を置かせていただいて、多くの方から集まった金額を会員のIさんにお送りしました。ようやく少し落ち着かれたそうで、丁寧なお礼のお手紙をいただきました。
明るく前向きに取り組んで行かれている様子を感じて、ほっといたしました。これからも大変な日々が続くと思いますが、家族手を取り合って、生きて言って欲しいと願います。

さて、先日すずらんクリニックへお伺いしました。
実は、評判の良いお医者様をこの会報でご紹介していこうということになりました。
まず第一弾として、半年前に開業されて、会員の中で絶大な人気を誇る本田輝行先生のいらっしゃる「すずらんクリニック」をご紹介したいと思います。後のページにありますので、どうぞご覧ください。
これからも会員の皆さんの中から、ここ良いなと思うと推薦をいただきましたら、どんどん紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
会報を書いている間にも、少しずつ寒い日や雪の舞う日が出てきて、暖冬ともいえないような日があります。
インフルエンザが猛威を振るっているそうです。どうか、皆さんご無事でお過ごしください。
手洗いと朝食前の歯磨きが、インフルエンザには有効だとか・・・。元気でこの厳しい季節を乗り切りたいですね。
では、また来月号でお会いいたしましょう。ごきげんよう、さようなら。
(鳥羽 美千子)

平成30年度 支援者対象 
 現場の先生のための即実践講座

諏訪利明先生による平成30年度即実践講座も残すところあと2回となりました。
第9回はTEACCH再考!です。視覚支援や構造化について、愛情が感じられないとか、中途半端な理解による形だけの導入など、いろいろ誤解されることもあるTEACCHプログラムです。
今、現場で行われている支援が、本当に自閉症児者のためになっているかどうか、諏訪先生によるTEACCH再考です。

 【 第9回 即実践講座 】

日 時:平成31年2月22日(金)19:00〜20:55
場 所:岡山国際交流センター 8F イベントホール(岡山市北区奉還町2-2-1)
      2月の会場は、8F イベントホールです。お間違えなく!
テーマ:「TEACCH再考!」
講 師:諏訪 利明 先生(川崎医療福祉大学 准教授)
参加費:一般 20,000円、賛助会員 17,000円 (全10回分) 
申込・問合せ:Tel.086‐955‐6758、Fax.086-955-6748
【 3月(最終回) 会場予告】 耐震工事もようやく終わり、当初の“原則”と案内していた生涯学習センターが最後になって使えることになりました。  いろいろご迷惑をおかけいたしました。 <m(__)m>
   第10回 3月15日(金) 岡山県生涯学習センター 大研修室
第8回 「連携のあり方 再考!」に寄せられたアンケートの一部です。

先生がASDと関わりはじめた頃、とても苦しくて関わるのが辛かったという話を聞いて、自分もこんなにつらいんだったら仕事になんかできないと思った時期があったことを思い出しました。そのスタート時期がとても大切だったんだなと考えました。
連携といっても、いろんな家族の対応は日ごろの業務を通じても難しいと考えている。そこを少しでも考えることができる良い時間になったと思いました。
「家族支援」で対等の関係であること、情報の必要な部分を正しく伝えることの大切さと、難しさを感じています。療育に繋がる前には支援の必要性を多く伝えられていて、つながると何も言われなくなることがよくあります。相談員として、話が正確に伝わるようにサポートしたいと思います。
「問題行動を防ぐためだけの支援」ではないということ。その行動が起こらなくてもいいようにするための対応を見つけてあげようとできていない利用児がいます。突発的に起こるものとして受け止めてしまっているので、考え直す必要があると思えました。
同じ程度の障害から始まっても、取り巻く環境、保護者のこどもに対する理解、子どもを中心とした考え方で、育ち方はまったく変わってくるということ。幼児期の環境は本当に大切なのだと学びました。

【平成31年度 即実践講座 予告】

平成31年度の即実践講座は、早稲田大学教授の 梅永 雄二 先にお願いできることになりました。
東京から、毎月一度金曜日の夜、岡山の支援者のためにお越しいただけます。
第1回は5月24日(金)の予定です。
梅永先生の今年度のテーマは 「大人になって幸せになるために」です。
自閉症を持ったまま大人になって幸せになるためには、子どもの頃からどう支援していけばよいか、また節目節目ではどんな移行プログラムが必要になってくるのか、日本では自閉症児・者支援の第一人者である梅永先生による「現場の先生のための即実践講座」です。
詳しい内容や日程は、 http://ww3.tiki.ne.jp/~teppey/2019sokujissen.pdf をごらんください。
保護者向けではなく、支援者対象の講座ですが、担任の先生や周りの支援者の方にご案内いただければと思います。
二度とない機会になるかと思います。岡山で育つ我が子達が、幸せな大人に育つことを願っての講座ですので、ぜひ多くの方にお勧めください。

はやぶさの会のお知らせ

自閉スペクトラム症のお友達作りの会、「はやぶさの会」です。
今回は、岡山市内にて親子ボウリング対決と回転寿司を予定しています。
子ども同士でのボウリングの会は昨年行いました。
ボウリングする力はそれぞれにあることが確認できたので、今回は「相手を応援すること」も目標に行うことになりました。
何でも「一番!」が嬉しくてこだわってしまう子もいて、運動会では自チームを応援するあまり、失敗した子を責めてしまうような場面もあります。
「お友達作りの会」のはやぶさの会なので、今回はお母さんチーム対子どもチームで戦いながら、お母さんたちが「頑張れ!」「失敗してもいいよ」というようなお手本を見せながら、チームで頑張る楽しさを知れたらいいなと思います。
その後は子どもたちのリクエストの「回転寿司」です。お店での振舞い方やお約束を確認して、一緒に楽しく食事ができたらいいなと思っています。
さてさてどうなりますことやら。次回の会報をお楽しみに! 新しい参加者の方もお待ちしています!!
日 時  平成31年2月10日(日)16時頃集合  19時頃終了予定
場 所  岡山市内ボウリング場・お寿司屋さん(参加者で調整中)
内 容  ボウリング・回転寿司
参加費  実費(ボウリング代や靴代や食事代など、それぞれ個別で支払い)
持ち物  隙間時間を過ごすグッズや本人の落ち着くグッズ(DSなどのゲームは禁止)
      他の子に見せたいもの(例:コレクションしているものなど)
★事前に保護者同士の打ち合わせを、LINEやメールでしています。
    新しく参加ご希望の方は事務局まで (Tel.086-955-6758)(正会員限定)    
(担当:M)

OHAの会のお知らせ

OHAの会は高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害で知的障害のないタイプの子どもを持つお母さんのための会です。

  【2月のOHAの会】

日 時:平成31年2月12日(火) 9:30〜11:30
場 所:おひさまハウス 食堂(赤磐市和田194‐1)
アドバイザー:利守 愛子 先生(臨床心理士)
持ち物:『子育てプリンシプル』(1000円+税)
参加費:1000円(正会員限定)

  【3月のOHAの会】

日 時:平成31年3月5日(火) 9:30〜11:30
場 所:おひさまハウス 食堂(正会員限定)

水泳教室のお知らせ

日 時:平成31年2月17日(日) 15:30〜17:30
場 所:OSKスポーツクラブ(岡山市北区絵図町1−50)
連絡先:育てる会事務局(086-955-6758)
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
体験してみたい方は、1回 1000円です。(体験は2回までOKです)(正会員限定)
プールは正会員限定で、育てる会で貸し切って使っていますので、安心してお越しください。
★欠席される方は2月14日(木)までに連絡してください。
当日のキャンセルは担当携帯まで・電話またはSMSにて連絡してください。

サッカークラブのお知らせ

日時:平成31年2月10日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場所:岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン、ハチマキ、お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
体験、見学の申し込み、お問い合わせは、事務局(Tel.086-955-6758)まで(正会員限定)

お薦め医院 探訪記

すずらんクリニックは、旭川荘にお勤めだった本田輝行先生が、平成30年5月に開業された自閉症の子どもたちの診断・診察していただけるクリニックです。
先生は、とってもあったかい雰囲気の優しい先生です。
まるでムーミンパパのような優しい声、風貌も少し似ていらっしゃいます(失礼)。
そんなわけで、自閉症の子どもたちも安心してすずらんクリニックに通ってきているそうです。
こちらのクリニックは、育てる会の会員の皆さんが、「とってもいい!」ということで、最初に紹介させていただきました。
まだ開業されて日が浅いので、予約に時間がかかりません。
早期発見、早期診断が大切だと言われて久しいですが、親御さんや保健師さんが「ちょっと気になるな〜」と思われてから、半年から10ヶ月もの間診ていただけないというのが、自閉症の診察までの時間です。
気が付いてから、半年も待たなければならないなんて、辛い・・辛すぎます。
今なら、すずらんクリニックは、早めに診ていただけると思います。
予約制ですので、まずはお電話してみてください。

  『すずらんクリニック』

:〒700-0803
  岡山市北区北方2丁目8−25
    電話:086-230-1005

お母さんコラム

小2・ASDの診断のある地域の小学校の特別支援学級(自閉症・情緒学級)に通う息子と、2歳・ASDの診断のある地域の保育園に通う娘を持つ母が、普段の我が子との日々をつれづれに書いているコーナーです。
どうぞ気軽な気持ちで読んでください。
お正月、我が家は毎年母の実家に年始のあいさつに行き、そのままお節をいただくのが恒例になっています。息子はこのお節をとても楽しみにしています。
年始のあいさつをして、お年玉をいただいて、さあ いよいよお食事です。
息子は早速椅子から立ち上がって、物色しています。からあげ・からあげ・エビフライ・枝豆・海老・枝豆・海老・・・と来たところで母からストップ!
母「海老は一人一尾なんだから、二尾目はダメ」
息子「我慢できないよ」
母「他にも色々あるでしょう。欲張って同じものばかり狙わないの」
息子「だってー。どれ食べていいか分からんし、美味しそうなやつが目に入るから食べたくなるんだもん」
祖母「うちで預かる時もいつもそうよ。おかず一人でどんどん食べちゃって困るのよ。普段どうしているの?」
母「我が家ではそこまで独り占めしたりしないんだけど・・・」
そこで気づいたのは、普段の食卓の様子との違い。
普段我が家では、おかずは一人ずつのお皿に取り分けていて、大皿も使いますが、基本はそこから取り分けて「他のおかずやご飯も全部食べ終わったら、お替りしてもいいよ」という形です。給食のような配膳スタイルです。
でも、母の実家では、お節やオードブルは大皿料理であり、普段も大皿料理が多いです。
そこで、息子に取り分けて「これを全部食べて、それでも食べられそうなら、『お替りしてもいい?』と周りに聞いて、『いいよ』と言われたらお替りしなさい」と伝えました。
すると、その後ペロリとおかずをたいらげ、「ごちそうさま」と言うのです。
「え?お替りいいの?」と聞くと「これだけ食べたら終わりって言われたらお腹の調整できるから、もうお腹いっぱいなことに気づいたんよ」と言います。
自分のものと他人のものとの区別がつきにくい・終わりの理解が難しい・見えるものに引っ張られやすいなどの特性が、こういうところで色濃く出るんだなぁとしみじみ思いました。
ということで、息子になぜ見えたものを端から食べてしまうのか、特性を元に説明し、どうしたらうまくいっているか(今回は取り分けておけばいい)を説明し、次の日の父の実家に行く前の練習をしました。
翌日はばっちり!取り分けていたおかげで用意していただいていたお寿司も「まぐろ・まぐろ・まぐろ・まぐろ!!」とならず、バランスよく食べることができ、
「お兄ちゃんになったね」
「去年は全然だったのに、ちゃんと周りを見れるようになったね」
と褒められました。
本人のスキルは1日ではそこまで大きく変わりませんが、うまくいく方法を使えば、ちゃんと成長できるんですよね。
本人が気づけば学ぼうとできるし、本人が自覚すれば行動は変えられる!認知行動療法の基本と特性の基本を、息子からまた教えてもらいました。
常に学びの場を提供してくれる息子に感謝です(^^)
(cyacya)

 ぐんぐん だより 

ぐんぐんぴっぴ (就学前)

暦の上では春となりましたが、まだまだ冷たい風に肩をすくめる日々が続いています。
子供たちも年度末に向けて、最後を締めくくる大切な時期を迎えています。
寒さに負けないよう元気に過ごしたいですね!
ぐんぐんぴっぴでは、一人ひとりに合わせた個別支援計画に基づいて療育に取り組んでいます。
低年齢のASDのお子さんは、人より物の方に注目しやすく、一人遊びのようになりがちです。Hちゃん(1歳6カ月)は、1歳1カ月の頃から療育を始めたお子さんです。
Hちゃんも、人に注目しにくいことが課題なので、好きな遊びや活動を通して、相手に注目し、自分から関わりを求めるようになることを目標にしています。
Hちゃんは、オモチャを使った遊びにだんだん慣れてくると、オモチャの使い方をパターンで覚えてしまって、一人で遊ぶようになり、支援者が「Hちゃん」と呼んでも、一瞬チラッとこちらを見るだけでそれ以上のやりとりができなくなってしまいます。
そのため、Hちゃんが「一人で遊ぶより、人と遊ぶ方が楽しい」と思えるようになる関わり方を支援者がどのようにしていくかがポイントになります。
Hちゃんが毎回療育の最後にしているシャボン玉遊びの際の「物で遊ぶより、人と遊ぶ楽しさ」についてのエピソードをご紹介します。
シャボン玉をする際には「Hちゃん、見てね」と声をかけてしっかりこちらに注目を集めてから、支援者がシャボン玉を膨らませています。
Hちゃんはその様子をじっと見て、宙に浮く様子を目で追いながら、床に落ちると「あっ、あっ」と指差して支援者に伝えてきます。
「シャボン玉、なくなったね」「もう1回、吹くよ」と言うと、支援者の方を見て、ニコッと笑顔を見せてくれたり、お母さんの方を振り返って笑顔を見せたりと「楽しい気持ち」を共感しあう姿が少し見られるようになりました。
遊ぶ際には、ちょっとした意外性も子どもの興味を引くことがあります。
先日「次は、大きいのだよ」と大きくシャボン玉をふくらませている際に、途中でパチンと割れてしまい、支援者の顔にシャボン玉液が散ってしまうことがありました。
支援者が「わっ」と目をパチパチさせる姿を見て、Hちゃんは「キャッ、キャッ!」と笑って大喜び。再び支援者がシャボン玉を膨らませていると、Hちゃんが期待しながら指でパチンと割って、同じように目をパチパチさせて、支援者とアイコンタクトを取りながら笑顔を見せてくれました。
その後も、支援者がシャボン玉を膨らませると、途中でHちゃんが割ることを繰り返して、一緒に目をパチパチさせ笑い合って遊びました。お母さんも「こういう遊び方も楽しめるようになったんですね」と感想を言ってくださいました。
一人ではなかなかできないこのような遊びを通して「先生と遊ぶのも楽しいな」と感じてもらえたのではないかと思います。
これからもお子さんの発達状況や特性に合わせた人との関わり方を大切にして、できているところは伸ばして、本人はもちろん、ご家族やお友達や周囲の方々も、楽しく笑顔がいっぱいになってもらえるように、より良い支援に取り組んでいきたいと思います。
ぐんぐんぴっぴ スタッフ F

赤磐ぐんぐん (就学前)

年が明けてますます寒くなってきましたね。
子どもたちは生活発表会の練習を頑張っているようです。
「発表会で鉄琴やるんよ」「おじいちゃん、おばあちゃんも来てくれるんよ!」等々、たくさん教えてくれています。
お母さんたちからも発表会に向けて子どもたちの様子の変化を教えてくれます。
行事を通して子どもがどこに困っているのか?どこを楽しんでいるのか?お母さんたち、よく観察されているなあ~とスタッフもとっても勉強になっています。これからインフルエンザに嘔吐下痢・・・感染症が心配な季節ですが、体調に気を付けつつ冬を楽しみたいですね。
12月、ぐんぐんではクリスマスツリー作りをしました。
今回は年長さんのグループではハロウィンモビールを作ったときのようにお母さんたちにご協力いただきました。子どもたちが「ボンドの共有」を目標としてクリスマスツリー作りに取り組むにあたり、3つのことをお母さんにお願いしました。
@ 子どもがボンドを共有するときに言いそうなこと、やりそうなことを予想する
A 予想をもとに、ボンドを共有するときのお約束を子どもと確認する
B ツリー作りの最中にお約束が守れていたら褒める
☆あらかじめこちらが準備した紙  ↓
※全員に共通しそうなお約束はこちらで記入しています。
お母さんたちには子どもがボンドの共有をするときに起こしそうな行動を予測してもらいました。
下の空欄に〇×クイズ形式で記入してもらい、子どもと確認してもらいました。
・ボンドを使っているときに「かして」と言われたら、どんな風に言えばいいかな?
子どもは「いやだ」と言いそうだから「今、使っているからあとでね」と言うように伝えておこう
・ボンドを貸してもらったときには「ありがとう」を言うことも伝えておかないとボンドを使うのに夢中で言えないかも・・・等々、お母さんが日常の様子からいろいろと予想してくださいました。
さすが、毎日子どもの様子をみているお母さんだなあ!とスタッフもお母さんの予想内容から色々と勉強になりました。
クリスマスツリー作りスタート!
いよいよボンドの共有場面になりました。
子ども同士で上手に貸し借りができた時にはお母さんとスタッフで顔を見合わせて「今、褒めポイントだー!」と確認!すかさずお母さんが「今、〇〇できていたね!」と褒めながら花丸をつけたり「やったね?」と書いたりすると、子どももにっこりと嬉しそうな表情でした。
その時のお母さんも素敵な笑顔♪やっぱり褒める、褒められるって嬉しいことだよなあ~と感じました。
どの子どもも最後まで一生懸命にツリー作りに取り組み、個性豊かな素敵なクリスマスツリーが出来上がりました。
ぐんぐんの療育ではゲームや製作を始める前に口頭だけでなく、イラストや写真といった目に見える形でお約束やルールを確認しています。
事前に確認することで子どもにも分かりやすく、「お約束守れているね」と大人も褒めポイントを発見しやすくなります。
子どもからの「〇〇な時はどうするん?」という質問も出やすくなり、大人も「ああ、こういうところが不安なんだな、嫌なんだな」と気づきやすくなります。
褒めるところが見つからんなあ~と思われているお母さんもぜひ、事前のお約束で褒めポイントを沢山発見してくださいね?
赤磐ぐんぐん スタッフO

ぐんぐんキッズ (小1〜)

インフルエンザが猛威をふるっていますね。
ぐんぐんキッズもお休みのお子さんが増えていますが、今年は保護者の方がインフルエンザにかかってしまって、、、というケースが例年より多いように感じています。
まだまだインフルエンザ要注意です!予防にしっかり務めましょうね。
今回は、保護者勉強会のお話を紹介いたします。
1月16日(水)に今年度第3回目のぐんぐんグループ(ぐんぐんぴっぴ・赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ)保護者勉強会を開催しました。
ぐんぐんキッズの保護者の方も多数参加してくださっていました。
今回は『わがまま?特性?困った行動どう対応する?〜行動のきっかけと結果から考えよう〜』というテーマでした。
行動のきっかけと結果から考える、ABC分析について保護者の方に知ってもらい、困った行動にどう対応するかを考える時に必要な考え方について皆さんと勉強しました。
まずは、ABC分析についてわかりやすい切り口で知っていただきたいと思い、“旦那さんが食後の食器洗いをしてくれたので、奥さんが「ありがとう」と言った”これをABCで考えることから始めました。
これをABCで考えると・・・。
きっかけ(A)“食後に汚れた食器が流し台にたまっている”、行動(B)“旦那さんが食器を洗う”、結果(C)は、“奥さんが「ありがとう」と言う”、です。
もし、結果(C)が、“奥さんが食器の洗い方に文句を言う”、だったら、、、翌日、旦那さんが食器を洗ってくれる可能性は低くなるでしょう・・・。結果(C)によって、行動(B)が、増えたり減ったりする、だから、結果(C)はとても重要になってきます。
何問か練習問題を用意して皆さんと考えました。
こんな練習問題もやってみました!

ABCで考えると、行動(B)はそれだけで起こっているのではなく、きっかけ(A)と結果(C)が強く関係しているということがよくわかってきます。
その次に、“特性を考えて対応する”というお話もしました。
困った行動について考えるとき、「わがままなんだろうか」と考えることはよくあると思いますが、“わがまま”と考えると、対応方法は、我慢しなさい!と怒る、となってしまうかもしれません。
そこで考えてほしいのが、“自閉症の特性の何が関係しているか”ということです。
第1回の勉強会や、今年度はじめに開催された諏訪先生の講演会で自閉症の特性について保護者の方と勉強をしてきました。
そのことを思い出していただきながら、“わがまま”と捉えるのではなく、“特性”がどう関係しているかを考えて、そして、ABCで考えていきましょうという話をしました。
その他にも、“その行動は誰にとっての困った行動なのか”“どんな場面で困った行動になるのか”ということを考えることも大切です。
大人が“困ったな・・・”と思うことは、子どもにとっては困ったことではないこともあります。
例えば・・・
盛りだくさんの内容でしたが、最後の座談会では第3回目ということもあり、みなさん和やかな雰囲気でお話をしてくださっていたように思います。
今回はグループを縦割りにしてお子さんの年齢が異なる方とのグループにしたので、先輩お母さんの話も聞けて良かった!という感想もいただきました。お子さんの年齢が異なる方とも一緒に学べるのは、ぐんぐんグループの勉強会の良さの一つだと思います!
参加してくださった方からの感想を一部紹介いたします。
・親や周りにとっての困った行動は、本人が困っている時に起こることが多く、具体化することで環境を整える(事前の対応の工夫の大切さ)ことができるということに気が付けた(小学3年生保護者)
・ABCを書くことで整理できることと、我儘だと思いがちだが、特性として考えることで冷静になれるかもしれないと考えることができたことが良かったです(小学2年生保護者)
・ABCで分析する前に、その行動が誰にとってどのように問題なのかを考えるということを知って、ハッとしました。もう少し時間をかけて聞きたかったです。とても今の私の困りごととマッチしていて勉強になりました。(年少男子保護者)
・ABCのつながりを意識して子どもの行動を冷静に観察していけば、何かが見えてくるかも・・・と思いました。がんばってみよう!と、改めて決意しました。ありがとうございました。(小1男子保護者)
・違う年代のお母さん方からお話を聞けたり、子どもの年齢も異なっている方が集まっていたのでわが子の大きくなった時のことを想像しながらお話が聞けました。先輩お母さん方から色々とお話が聞けて良かったです。(年中保護者)
参加してくださった方が、子どもの行動を考えるときに、今までとは少し違う視点を持って考えることができそうだと思ってくださったということが感想から感じられ、とてもうれしく思いました。
ぐんぐんキッズの保護者の方からは直接、「もっとじっくり話を聞いてみたいです!」「ABCで考えてみたので見てください!」と言ってきてくださった方もいらっしゃいます。
内容を詰め込みすぎたので、少しわかりにくかった方もいらっしゃると思うので、今回の勉強会をきっかけにして、これからミニ勉強会などを開き、保護者の方と一緒に勉強する機会を作っていきたいと思っています!みなさん一緒に学んでいきましょう!!
ぐんぐんキッズ療育スタッフK☆

グループホーム寄付のお願い

いつも温かいご寄付、ありがとうございます。
平成31年1月25日現在 寄付金合計 27,660,214円となりました。
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寄付金振込口座  中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
             岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽美智代

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
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申込み方法の詳細は「
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