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令和 3年 9月30日

 

 第281号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 281号 目次

     刈り入れを待つ稲穂に

     育てる会自閉症啓発セミナー の 報告
           吉田 友子 先生講演会

      即実践講座・夜間連続講座・自閉症基礎講座・支援ツール勉強会 報告とお知らせ

      アイリスの会・水泳教室・OHAの会 の 報告とお知らせ

     ちゃーちゃん日記

     お母さんコラム

     私のお薦め本コーナー
         「応用行動分析に基づくASDの人のコミュニケーション支援

     近隣の講演会等のご案内

      ぐんぐんだより 

     グループホーム寄付のお礼とお願い

秋分の日も過ぎて、田んぼでは、刈り入れを待つ稲穂が、頭を垂れています。
事務局沿いの用水では、つつましく咲く秋の花に蝶が舞っています。
青空に秋の雲が高く漂って、風も心地よい季節となりました。
皆さん、お元気でしょうか?季節の変わり目で体調など崩していらっしゃる方が、多いように聞き及びます。風邪など召しませんように、お体大切にいたわって、厳しかった夏の疲れを癒やしたいものです。

ところで、育てる会では、様々な行事や勉強会が目白押し、大忙しの9月でした。
中でも、9月25日(土)「第113回 育てる会 自閉症啓発セミナー」を千代田クリニック院長でiPEC所長の吉田友子先生にお願いして行いました。
題して「精神科医が就労支援で担う役割」でした。200人を超える多くの方にご参加いただき、岡山だけではなく日本全国からの参加者が、吉田先生のお話を聴きました。
これほど真摯に自閉症の人たちのことを考え、取り組まれている精神科医の先生がおられるでしょうか? セミナーの報告や参加者からのアンケートも後の6ページにありますので、ご覧ください。参加者全員が感銘を受けた時間でした。
今回の講演会を3回にわたりお願いできたことを、育てる会代表として深く感謝すると共に、多くの参加者と一緒にあの子達のことを考え合えたことを幸運に思います。
先生のような方がいらっしゃると言うことは、親としてどれほど励みになるでしょう。この講演を多くのお医者様も聴かれたことと思います。支援者保護者学校の先生、様々な方に多くのこれからの進むべき方向性を示してくださったのではないでしょうか?
より彼らの理解ある支援者が増えることを願っています。
また、私たち親の会がこれから何を行政なり専門機関なりにお願いするべきかを教えていただいた時間ともなりました。感謝です。
これから進むべき道を教えていただいたように思います。

さて次回の「第114回 育てる会 自閉症啓発セミナー」は、早稲田大学の梅永雄二先生にお願いしています。
日時は、11月6日(土)13時から16時の予定で、「自閉症支援はじめの一歩 〜今、わたしたちは何をするべきか〜」と題しまして、ZOOMによるセミナーを行います。
現在梅永先生は、ハワイ大学マノア校で海外研究中ですので、ハワイからの生中継になります。
詳しいことは、今回の会報に同封しておりますチラシをご覧くださいね。

さて、お話しは9月の行事に戻ります。
9月25日、吉田友子先生のセミナーと同日、育てる会の成人期の人たちの為のグループホーム「すてっぷ1」の上棟式が行われました。
岡山では、上棟式の折は、棟が上がったその場所から、お餅やお菓子を投げる風習があります。多くの方にお越しいただくことが出来ました。
ご近所の方から、友人知人、子ども連れの会員の方まで、およそ100人くらいの参加者で大いに盛り上がりました。
各部屋にロフトがあるという背の高い大きな建物のため、17時のもち投げの時間に間に合わせようと、大工さんたちが必死で頑張ってくださいました。
まだかまだかと、みんな待ち構えてくれている所です。
   
クレーン車が使用する木材を2階まで吊り上げ終わり、グループホーム前庭から出たと同時にドッと参加者でいっぱいになった庭に向けて、いよいよ餅まきが開始されました。
多くの方に、グループホームを知って欲しいことと、小さい子どもたちにお菓子を拾う楽しさを知って欲しいと企画しました。岡山でも最近は上棟式に餅まきする所は、ほとんど無くなってしまいましたね。
みんなのうれしそうなこの笑顔、楽しんでくれたでしょうか?
個人情報保護のため、お顔は個人が特定されないように加工しています。
この餅拾いに我が息子も参加したのですが、ちっとも拾えず、小さい子にさっと取られてしまって、餅拾い、へたくそでした。
ビニール袋を広げて「ここに入ってくれないかな〜」と、上を見上げて人待ち顔の哲平が、とても残念な母でした。
こんな時のために事前に練習しておけば良かったかなと思う母です。
どんなことでも初めてのことは苦手な息子です。それなりにすばしこいところもある子です。練習をしておけばもう少しは取れたろうにと思うのです。次に何か育てる会が建てるとしたら、5年くらいは先になると思います。それまでには、練習して臨もうと思った次第でございます。

息子の話題は、他にも色々あります。
前の会報で主人と、夫婦ふたり焼き肉の話をしましたが、先日は息子がいるときに3人焼き肉をしました。
ベランダで、蚊取り線香焚きながら、焼き肉したのでした。
哲平のために多めに買ったお肉を次々焼いて、みんなで食べていたのですが、私急に思いつきました。
ここで私が焼くのをやめたら、息子はどうするかしら?
哲平の大好きな焼き肉です。食べたいので、さすがに要求が出るのではないかと考えました。
・・・・お肉が網の上から無くなりました。
私の方を時々見るけれど、息子は何にも言いません。
ふいに思いついたのでプロンプトの用意はしていませんが、彼は焼き肉を食べたいから、プロンプトのカードはなくてもきっと言うだろうと思って、しばらく待ちました。
でも熱い視線を送ってくるだけで、「お母さん、お肉焼いてください」の要求は出ません。
2分くらい待ったでしょうか、「お母さんの“お”」という意味で、わたしは「お・・・」と声かけしました。
すると、すかさず待ってましたと言わんばかりに、「お肉焼いてください」が出てきました。
一度出ると、ドンドン次からは言えるのです。
でも、これほど強い強化子があっても、自分の要求が自発的には出せないと言うことが、驚きでした。まだまだ、教えること、多い哲平さんです。

息子関連でもう一つ。
彼は昔から、色んなことを憶えています。
例えば、もののけ姫という映画を昔見に行ったとするでしょ。
息子に聞いてみます。
私「ねえ〜、哲平ともののけ姫はいつ見に行ったっけ?」
哲「1997年9月3日水曜日、玉野ライオン館いったな〜」
私「カールじいさんと空飛ぶ家は、いつ行った?」
哲「2009年12月23日水曜日、大西さんと栗田さんいったな〜」「倉敷ムービックスみたな〜」(12年前、AAO活動でボランティアさんと3人で観に行っていました)
と次々言ってくれます。
あんまり役に立つ情報でもないのですが、よく憶えています。
よっぽど楽しかったのでしょう。
でも、その日が何曜日だったのか、この情報が正しいのかどうかを知るよしもないので、どうでしょう。
「もののけ姫」は、ロードショーでヒットしていた頃には、とても大勢の中では見せてやれそうにない状態の哲平でしたから、少し経ってから、よく空いている誰も来ないような(失礼!)映画館を探して、家族5人で行きました。私たちの他には、2人だけの観客でした。
そしてこれが、哲平が初めて映画を最後まで見られた、記念すべき映画となりました。
それまでは、「ドラえもん」のアニメなんかを見せてやろうと連れて行っても、映画館が暗くなったとたん、5分と持たず大騒ぎ、仕方なく連れ帰ると言うことになっていました。
「もののけ姫」を見てから、ジブリの映画は全部見に行くようになりました。
映画の中で「あれを見ろ!」と登場人物が指をさすと、哲平は振り返って後ろを見ていたのが印象的でした。
最近は、万年カレンダーを印刷したものを持っていて、彼が言う日付が間違っていないかチェックしています。
私「○○年○月○日は何曜日でしょう?」と問うと、
哲「○曜日」と即答する哲平にびっくりします。
何でもない日も憶えているのです。と言うか、カレンダー自体を記憶しているようです。
この能力を何かに活かせたらいいのに・・・と思いますが、何かあるでしょうか?
もっと他に覚えて欲しいことが、いっぱいあるのに、さっぱり覚えてくれない哲平です(とほほ)

さて、来年度のことをそろそろ考える時期が来ました。即実践講座は、今年は坂井先生、重松先生に引き受けていただいて、双方で200人以上の人が参加してくださっています。
育てる会の講座は、“即実践講座”と名付けています。一ヶ月一度の講座で学んだことを、自分が担当している子どもたちに、明日から即実践していってもらうことを目的に、支援者の方へ向けての講座となっております。
来年度は、早稲田大学教授の梅永雄二先生と、児童精神科医で京都市発達障害者支援センター長の村松陽子先生にお願いすることに決まりました。
毎年ビックな先生方に講座を引き受けていただけて感謝です。
これもZOOMのお陰でもあると思うのです。
いち早くZOOMが導入できたことは、事務局員Nさんが、こういうことに詳しいお陰です。ありがたいことです。
現在育てる会は、事務局に常勤職員2人と非常勤が2人、そして私が必要なときには出てくるという体制です。
経理に詳しい人、親の会を一手に引き受けてくれてる人、そして何でもこなすNさんと事務局長の編成です。忙しいけれど、お仕事さくさく進んで、みんなチームワークがいいのが、育てる会のいいところです。
みなさん、困ったことあったら、何でも相談ください。自閉症のことみんなでよく勉強しています。いつでもご期待に応えます。

さて、秋も深まる10月ですね。読書の秋、体育の秋、文化の秋、食欲の秋・・・色々やれる秋ですね。頑張りすぎず、力を蓄えつつ、良い活動が出来ればと願っています。
それでは、皆さんごきげんよう、また来月お会いしましょう。
(鳥羽 美千子)

育てる会 自閉症啓発セミナー の 報告

令和3年9月25日(土)、iPEC(子どもとおとなの心理学的医学教育研究所)所長で、千代田クリニック院長の児童精神科医 吉田 友子 先生を、講師にお迎えして、「第113回(令和3年度 第3回)育てる会 自閉症啓発セミナー」をオンラインにて開催いたしました。
  
今年度は「自閉スペクトラムの大学生活〜主治医・学内相談医としての実践報告〜」のテーマで発達に偏りの疑いのある学生への支援を3回シリーズでお願いいたしました。
今回はその最終回「精神科医が就労支援で担う役割」と題してお話いただきました。
就労支援では、大学や事業所、ハローワークなどいろいろな支援がありますが、中でもメンタル面でのサポートの大切さ、就労してからのフォロー体制など制度も含めて具体的に教えていただきました。
当日、セミナーに参加された方からの講演内容の報告とアンケートが届いていますので、その一部ですが紹介いたします。

9月25日(土)に行われた吉田友子先生のZoom講演会に参加しました。
知的障害のないASDの大学生への支援について3回シリーズの最終回として、就労支援の取り組みと、障害者就労に関する制度についてお話しいただきました。
初めて知ることがたくさんあり、大変勉強になりました。
就労支援と一言で言っても、本人・保護者への対応だけではなく、就労支援機関や大学、就労先との連携、大学内での支援、本人向け小集団勉強会、企業への定着支援など多岐にわたることが分かりました。今日のお話で、先生はそれらの支援ひとつひとつに丁寧に取り組まれていることを知って本当に頭が下がる思いがしました。
大学生の就労系の卒後所属先としては
・通常の雇用
・障害者雇用(一般企業/特例子会社)
・就労移行支援事業所
・就労継続支援事業所(A型/B型)
が挙げられます。
通常の雇用では、企業側に診断名を伝えても解雇される等の不当な扱いをされることはありませんが、ほとんどの場合は支援を受けられるわけでもないので、わざわざ自身のデリケートな情報を伝える必要はないのでは、とおっしゃられていました。
障害者雇用には障害者手帳が必要で、ASDの診断を持つ方は精神障害者保健福祉手帳を申請すると交付されます。障害者雇用枠での就労では、職種や就労先によって違いはありますが様々な合理的配慮や就労定着支援などの制度を受けることができるそうです。
吉田先生は、ASDの診断について説明を受けている子どもたちを対象に自己理解をすすめていく場として、小集団の勉強会を行われています。その中で、高校生・大学生向けに障害者雇用についての講義もされるそうです。
そこで学生さんたちにも伝えておられるそうですが、就活時に必ず自身の特性について伝える必要もないし、障害者雇用枠だけを勧めているわけでもありません。
事前に障害者就労に関する様々な制度を知っておき、自分に合うものを選んでほしい。
また、合わない就活、合わない就労状況で無理をし続けてほしくないという思いからの支援なのだということが、お話の端々から伝わってきました。
どんな支援制度でも言えることですが、知らないと当然使えませんし、その制度が必要な状況に直面するまでは知らないままでいることが多いのではないかと思います。事前に知って検討しておくことで直前に慌てることなく対応出来ることは、見通しがあると活動しやすいASDの方にとって大変有意義だと思いました。
勉強会では、障害者就労(障害者雇用枠での就労)と通常の就労とを比べてメリット・デメリットを挙げながら説明されるそうです。今日の講演会でも勉強会と同じスライドを使って説明して下さいました。
メリットとして紹介されたことで印象に残ったのは、担当する業務や仕事の仕方に配慮してもらうことで本来持っている力を発揮することができ、職場への貢献度が上がり、自分自身の精神的安定も維持することができ、WinWinの関係が目指せることです。職場でASDの方たちがそんな風に過ごせたら素敵だなと思いました。
他にも
・いろんな人からいろんな時に指示を出されることが起こりにくいように指示系統を整理し本人に分かる指示形態・分量にする配慮
・業務ライン外のスタッフが社内支援者としてサポート、社外支援者(就労定着支援)や主治医との連携がとれるシステム
などのメリットが紹介されました。
同じ仕事内容でも、指示系統が整理されているかいないかで、本人のパフォーマンスに大きな違いが現れる場合が多いのではないでしょうか。また専門知識を持つ外部からのサポートがあることは、本人はもちろん、企業側も安心して雇用できることにつながると思いました。
就労定着支援というのがまさにそれに当たるようで、ASDの方と企業側を仲介してくれる制度だそうです。また、職場内でどんなことが起こっていて本人はどうしているのか、本人は周囲からどう見られているのかというようなことを、客観的に評価した上で両者に働きかけられる立場の方がいることはとても貴重だということでした。
但し現在は就労移行支援などを利用した方が就労定着支援を受けられる対象だそうで、支援期間は最長3年ということなので、対象者を広げる、受けられる期間を延ばすなどの改善を求めたいところです。
比較対象として通常枠の就労についてのお話もありました。
『 通常の就労では、新入社員は様々な部署を経験してから配属が決まることが多いです。
一般的に「やりなさい」と言われたら苦手かもしれないことでもしないといけません。「窓口や電話対応は避けてほしい」「営業はできない」などの要望を出すことは難しいです。』
私はこのことを聞いてはっと気づかされました。
職場によって違うところもあるでしょうが、私にとっては当たり前のことだったからです。就職前にわざわざ教えてもらった記憶もありません。
でもASDの方々にとってはどうでしょうか。事前に伝えられていないと困ってしまうかもしれません。中には辛すぎて働き続けられない方もいるかもしれません。
おそらく、「知らなかった」「こんなはずではなかった」ことは様々な場面で遭遇するのではないかと考えられます。このようなことを知ることができたからこそ障害者就労を選ぶ方もいるでしょう。
また、通常雇用枠での就労を目指す学生にとっても、この勉強会で事前に知ることができることは大変意義があると思いました。
デメリットについては
・給与が低いというデータがある(勤務時間が短めの方が多いのでそのような結果となっていると考えられる。法の成立もあり、格差は小さくなっている)
・専門職での求人が少ない(拡大しつつある)
・有期契約社員からのスタートが多い(正社員登用ありと記載がなくても正社員となる事例もある)
現在発表されているデータを示されつつ、その背景について補足説明して下さったので前向きな気持ちになれました。
次に、“有効な支援が手厚く提供された” 事例を紹介して下さいました。どのような支援を行政や支援機関に求めていけば良いのか参考にしてほしいとのことでした。
紹介して下さった事例では、求める支援に加えて、就職するまでに子どもたちがどの程度自己理解を深めておくと良いのかという点でも大変参考になりました。
支援については上記で紹介させていただいたので、ここでは、自己理解について特に印象に残ったことを紹介します。
事例で紹介された方は、学生時代のアルバイトの経験から、「お客さんと接するのは苦手」「身体力には自信がある」「色々な仕事を同時進行で行うことが難しい」「休憩時間は一人で過ごしたい」「頑張りすぎてしまうところがある」など、自分の得意不得意や希望したいことを理解し、支援者に伝えることができていました。
得意・不得意なこと、どんな配慮・支援があれば働けるかなどについては、障害者雇用の面接で聞かれることもあるそうです。できることなら自己理解も就労までに少しでも身につけられるといいなと思いました。
この方のように、適切な本人理解・ASD理解のある支援者と一緒に自己理解をすすめられると理想的だと思います。このような状況ではなかったとしても、周りの大人がこのケースを頭に片隅にいれておき、日頃から本人の理解や心情に合わせて、日々のことを一緒に振り返りながら自己理解をサポートしていけると良いと思いました。
もう一つの事例で紹介された方の参考にしたいなと感じたところは、本人が支援の必要性を実感し、適切に活用できているところです。
彼らの多くは学生時代までの間に家庭や学校などで支援を受けてきています。
その時に「こんな支援があるとうまくできたね」「手伝ってもらうとスムーズにできたね」というフィードバックを適度に行い、支援を受けていることを認識し、成功体験を積み重ねながら支援を受けることに対してポジティブに捉えられるベースを整えていきたいと思いました。
上記以外でもASDを持つ大学生の大切な就労準備として、心と体の健康の維持・向上や大学での安定した単位取得、それらを損なわない程度の生活リズム、そして好きなことを楽しめること(リフレッシュ技能)と欲しい物がある(お金が必要)ことなども挙げられていました。
このように、就労の制度に関することから、大学生はもちろん大学生より幼いASDの子への支援のヒントとなるようなことまで盛りだくさんのお話でした。(私の文章力の問題により、紹介しきれておりません…申し訳ないです)
吉田先生のいつもの穏やかな語り口調なのですが、穏やかな中にもいつにも増して先生の熱い思いが伝わってくる、とっても素敵な講演会でした。吉田先生本当にありがとうございました。
療育スタッフ:K

○ 就労支援の話は現実に迫っていることだったのでとてもためになりました。親自身に不安があり、周りの人の意見を聞いたりして自分の考えは間違っているのか?と子供にどう声掛けてすれば良いのか迷うところでしたが、この講演を聞いて安心しました。子供の特性を考え、今取り組まなければいけないことを優先して支援していきたいと思います。
○ ASD大学生の就労準備についてのコメントが大変印象的でした。これまで私は一般の学生たちに「卒業すること(単位取得)の大切さ」とそのための「身近な友達の大切さ」を必ず新学期に話して聞かせていました。しかし最近では「友達」の定義が難しくなってきておりむしろ吉田先生ご指摘の「リフレッシュ」や「健康」「生活リズム」が大事だなと感じてきています。多数の就労の具体的事例もとても参考になりました。まずは通常の就活、というのもなるほど大変納得がいくご指摘です。就活情報が日々変化する中での学生たち(その親たち)の不安やモヤモヤを何とか軽減したいと今後も努力したいと思います。
○ 就労のためにどんな制度があり、どんなサポートが受けられるのか、受けられるようになるのが理想なのかがよくわかりました。
就労に向けて小学生の子どもたち、保護者に今、どんな支援をしたらよいか、見通しをもつこともできました。
何より、吉田先生の本人、保護者、支援者に寄り添う姿勢が、たとえオンラインでもお話を聞くことで実感できました。3回の連続研修という貴重な時間をいただいてありがたかったです。
○ 改めて、子どもたちが進学、アルバイト、就職の時に無理をしていないか、世間体を気にせず自分に合うスタイルで進路や働く先を見つけていったらいいよと言える親でいたいと思います。
親が子どもの様子全て分かるわけではないので、子ども自身が医療と繋がり相談する力を育てていきたいです。色んな情報を提供できるように私も勉強していきます。
○ もう20年ほど前に、吉田先生の研修に横浜発達で参加させていただいてました。我が子は重度知的を伴うASDですが、そのころに伺っていたアスペルガーのお子さんの子育ての話も、重度の我が子に参考になることも多く、今回も知的に高い方々の就労の話ではありましたが、抑えておきたい知識や、参考になるエピソードをたくさん伺えて、とても勉強になりました。職場では、リアルに今日の話が当てはまるお子さんや、実際に大学生の支援もしています。就労を見据えた情報共有をしていきたいと思いました。
久しぶりに吉田先生のお話を伺いましたが、相変わらずの熱量や子供達への思いに、親としてはとても励まされ、こみ上げるものがありました。ありがとうございました。

令和3年度 支援者対象 
    現場の先生のための即実践講座

香川大学教育学部 教授の坂井聡先生による「現場でのコミュニケーションと支援技術」の即実践講座です。
前回の個別支援のお話や、後半のアシストガイドをみんなで実際に使ってみての講義は、まさに即実践という回でした。
無料でダウンダウンロードできるアプリなので、視覚支援が優位という子どもたちにはとても助けになると思います。
今年の即実践講座の副題は「現場でのコミュニケーションと支援技術」のテーマですので、第5回からは、いよいよICT技術を使ってのコミュニケーションの本題に入っていきます。
まずは「表出性のコミュニケーション」です。坂井先生が最も熱心に取り組まれている分野だと思いますので、最新のお話も聴かせていただけるのでは、と今から楽しみにしています。

 『 令和3年度 第5回 現場の先生のための 即実践講座 』

日 時:令和3年10月14日(木) 19:00〜21:00
場 所:WEB開催(ZOOM) 
テーマ:「コミュニケーション @
表出性のコミュニケーション 」  
講 師:坂井 聡 先生(香川大学教育学部 教授)
主 催:NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会
参加費:一般 23,000円、賛助会員 20,000円 全10回分
申込・問合せ:Tel.086‐955‐6758、Fax.086-955-6748
          http://sodaterukai.org/policy1.html
それでは、第4回「ICTの導入 A 〜個別支援のために〜アシストガイドを使ってみよう」に参加されて、実際にアシストガイドを使ってみた方からの、アンケートを紹介します。

○ アシストガイド。機械音痴の私にも写真入りお助けメモが作れそうです。その人のやっていることから出発して、やりやすくなる方法、わかりやすくなる方法を少しずつでも増やしていきたいです。
○ 構造化に対する理解がマニュアルのものだけでなく、実際の現場で活きる形で学ぶことができました。作業の課題分析非常に勉強になりました。一つひとつの工程を細分化していくこと、わかりやすく具体的な表現をすることの大切さを感じることができました。
○ アシストガイドの使い方をご紹介いただき、実際に使ってみて、とても簡単に使える事にびっくりしました。日ごろ関わっている保護者の方の中には、支援ツールをお子さんに用意したいけどなかなか時間がなくてできないという方も少なくありません。もう少し、使い方を勉強し紹介していきたいと思います。子どもたちの自立的で質の高い生活のために。本日はありがとうございました。

令和 3 年度 支援者向け 
   発達障害支援 夜間連続講座 in 赤磐

令和3年度の赤磐市との共同主催による「発達障害 夜間連続講座」です。
前回の「見通しを持って取り組むことへの支援」のお話では、ASDの子どもたち、青年たちにとって、環境を整理して見通しのつく流れで学び、働くことが、いかに安心して暮らすことにつながるのか、ということを学ばさせていただきました。
次回は、更に一歩進んで「視覚的に期待を伝えることの支援」のテーマで、視覚的伝えることが有効な(私たちにしても、視覚的な支援は多いに助かりますが・・・)ASD児への具体的支援についてのお話です。

 『 令和3年度 第5回 支援者向け発達障害夜間連続講座 in 赤磐 』

日 時:令和3年10月7日(木) 19:00〜21:00
場 所:WEB開催(ZOOM)
テーマ:「学びやすい環境づくり A 〜視覚的に期待を伝えることの支援〜
講 師:重松 孝治 先生(川崎医療福祉大学 講師)
主 催:赤磐市、NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会
参加費:赤磐市在住・在勤者 無料、一般 13,000円、賛助会員10,000円(全10回分)
別途 資料代 各7000円(10回分)
申込・問合せ:Tel.086-955-6758、Fax.086-955-6748
         http://sodaterukai.org/policy1.html
それでは、第4回「学びやすい環境づくり @ 〜見通しを持って取り組むことへの支援〜」に参加された方からの、アンケートの一部を紹介します。

○ 保育の中で毎日朝の会と帰りの会でスケジュールを使って視覚的に予定を伝えるように心がけていましたが、今日の先生のお話を聞いて、浅はかであったと反省しました。指導者が伝えたい予定を示すだけではなく、定型発達の子も自閉症の子も、みんなが理解できる内容や、伝え方をするように工夫していきたいと思いました。
○ 本人が分かって行動できているか、また本人が必要としている情報が入っているのか、動機付けが含まれているかなど、スケジュールの大切なポイントを再確認できました。「スケジュールの拒否」の事例紹介があり、身近な方に当てはまったので、苦笑しました。ポイントを見返しながら、やってみようと思えるような活動を作っていきたいです。
○ 一つ一つの活動に、知らず知らずのうちに暗黙の了解が混ざり込んでいることに気づかされながら研修しました。分かりやすさをめざすためには、複数の目でほんとうに丁寧に検討していかなければならないと思いました。
○ スケジュールとワークシステムについて整理して学ぶことができとても有意義でした。ありがとうございました。文字が読めるから即文字カードで提示するということなど、やりがちだなと思って反省しました。

令和3年度 保護者のための 自閉症基本講座

重松先生の保護者のための自閉症基礎講座「自閉症、基本の“き”」の案内です。
第3回は、11月に入ってすぐ、11月2日(日)の開催ですので、来月の会報では間に合わないかと思ってのお知らせです。
はじめて講演を聴かれるお母さん方にも分かっていただけるように、と専門用語をできるだけ使わずにお話いただけるようにと先生にお願いしています。
正会員の方は無料となっていますが、まだ参加されていない方もおられて、本当にもったいないと思っています。
もちろん、生でお聴きするのが一番いいと思いますが、お子さんの世話や勤務の関係で、当日参加できなくても、見逃し配信がありますので都合のいい時間に視聴できるようにしています。
また、これまでの講演の資料や講義の視聴もご案内しますので、安心して申し込んでください。
なにしろ無料ですよ!(一般の方は、6回分1万円です)

 『 令和3年度 第3回 保護者のための自閉症基本講座 』

日 時:令和3年11月2日(火)10:00〜12:00
場 所:オンライン(Zoom)開催ですので、ご自宅から参加できます
講 師:重松 孝治 先生(川崎医療福祉大学 講師)
参加費:正会員 無料、賛助会員・ぐんぐん利用者5,000円、一般10,000円(全6回分)
申込・問合せ:Tel.086-955-6758、Fax.086-955-6748
http://sodaterukai.org/policy1.html

令和3年度 支援ツール勉強会のお知らせ

お待たせしました。少し間があきましたが、澤 月子 先生を講師にお迎えしての、令和3年度支援ツール勉強会の第2回の開催です。
講義部分については、見逃し配信を行ないますので当日参加できななかった方、再度見直してみたかった方、どうぞお役に立ててください。
先輩のお母さんたちも参加されていますので、グループチャットで以前に作られたツールなど、いろいろ参考になることも多いと思います。
こちらも正会員の方は無料で視聴できますので、ぜひ若いお母さん方も参加してくださいね。

 『 令和3年度 第2回 支援ツール勉強会 』

日 時:令和3年10月18日(月)9:30〜11:30
場 所:オンライン(Zoom)開催
講 師:澤 月子 先生(社福 南山城学園 スーパーバイザー)    
参加費:正会員 無料、賛助会員・ぐんぐん利用者 3,000円(全 3回分)
申込先:http://sodaterukai.org/policy1.html

あゆみをつなぐ アイリスの会

先輩のお母さん、お父さんの体験談をお聴きしながら、自閉症児の子育てについて、みんなが気軽に話し合える座談会、アイリスの会です。
9月30日(木)ZOOMにて、アイリスの会を開催いたしました。
この度は恐縮ながら、私、事務局員Kが、お話をさせていただきました。
ADHDが強めの高機能自閉症の小学校6年男子・4年男子の母です。
今回は、多動・衝動性のとっても強かった6年生の兄の子育てについて、お話させていただきました。幼少期からやっていてよかったと思うことや、就学前から小学校低学年の大変な時に学校と連携しながら支援したことなどをお話させていただきました。
私も、まだまだ子育て中の身でございます。支援はまだまだ続きます。安定している時こそ、教えられることを教えたいですし、関係性作りもしっかりしたいなと思っております。
また、大きくなった様子をみなさんにお話できるように、育てる会で勉強させていただきながら、育てていきたいと思っています。
参加してくださったみなさんご清聴ありがとうございました。
( 事務局 K )

 10月のアイリスの会 日時:10月28日(木)10:00-12:00(ZOOM)

とっても勉強熱心な方で、ぐんぐんの先生としても3年間勉強をされながら勤務されました。その後、県北で児童発達支援事業所を発足されたパワーみなぎるお母さんです。
お子さんは、重度知的障害と自閉症をお持ちの20歳の青年で、現在は生活介護の事業所で安定して暮らされているそうです。お楽しみに!!

 11月のアイリスの会  日時:11月25日(木)10:00-12:00(ZOOM)

小中学校では、特別支援学校と普通級の両方に所属した経験を持ち、県立高校を経て、現在は、国立大学で支援を受けながら一人暮らしをしている大学3回生の女のお子さんを育てられた先輩お母さんです。
幼少期に旭川荘の言語療育、赤磐ぐんぐんで療育を受けられました。子育ての中で悩みながらも大切にしてきたことをお話いただく予定です。

 12月のアイリスの会  日時:12月23日(木)10:00-12:00(ZOOM)

6月に登場していただいたMさんが再登場です!!
高機能自閉症小5の男の子のお母さんです。
今回は、“告知や学校でのからかいへの対応”などを中心にお話をいただく予定です。

水泳教室からの お知らせ

日 時:令和3年10月17日(日)15:30〜17:30
場 所:OSKスポーツクラブ(岡山市北区絵図町1−50)
連絡先:育てる会事務局(086-955-6758)
★コロナの影響もあって、7月以来、3か月ぶりとなった水泳教室です。
このまま、コロナが収束してくれて、以前のように毎月プールに笑い声が聞こえるようになってくれるよう願っています。
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
体験してみたい方は、2回までOKです。(1回 1000円)
プールは正会員限定で、育てる会の貸し切りで使っていますので、安心してお越しください。
★欠席される方は10月14日(木)までに事務局に連絡してください。
(担当:I & S)

OHAの会 の 報告とお知らせ

OHAの会は高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害で知的障害のないタイプの子どもを持つお母さんのための会です。
9月14日(火)OHAの会をZoomで開催いたしました。
テーマは、『親の感情コントロール 〜お母さんお父さんが自己理解することから〜』でした。
親の感情コントロールのお話でした。子どもを支援するためには、お母さんやお父さんが冷静でいることって、とっても大切ですよね。自分がイライラした時に、何をすればイライラが解消できるのか、おさまるのか、できることを100個書きだしてもらう“コーピングリスト”をみんなで作成しました。
例えば、水を飲むとか、深呼吸するとか、髭男の曲を聞くとか、チョコレートを食べるとか、そんなことです。リストを埋めていく時間をたっぷりと取っていただいて、忙しい時にはなかなかできない自分と向き合う時間を取ることができました。
他にも、何に腹が立っているのか紙に書きだして、これに腹が立っているのか!と、実感することも自分を客観視できてよいと言われていました。利守先生、日々の生活にとっても必要な内容のお話ありがとうございました。
(事務局 K)

 次回のご案内

令和3年10月12日(火)9:30‐11:30
第5回 テーマ 『子どもとのコミュニケーション @ 〜話の交わし方・子どもに伝わる教え方〜』
※今年度は、後日配信あります。お仕事している方でも参加していただけるように配慮しておりますので、途中参加も可能ですので、興味のある方はご連絡くださいね。一緒に勉強しましょう!お待ちしております。

○ 今回も先生の明るい語り口で楽しく聞くことができました。ありがとうございました。今は幼稚園がお休みで平穏な毎日ですが、園が再開したらまた色々イベント(事件)があると思います。そのときにはちゃんと今日の内容を思い出して、爆発する前にコーピンクリストのどれかを実行したいです。
○ 子供に怒りすぎたかなと思うことあります。そういうときは、心配とか他の感情が隠れていたり、自分の体調とかも背景にあったりするというお話がわかりやすかったです。

ちゃーちゃん日記 (あるASDの女の子のお話)

ASDの子ども二人を育てる母親であり、AS当事者でもある私のこれまでの日々や現在の様子を紹介するコラムです。
脈絡ない話や時系列が昔だったり今だったりで、分かりづらいかもしれません。思い出したままをお伝えしていくので、整理されていませんが、お気軽な気持ちで読んでいただき、良ければ「おもろいな!」「不思議!」と皆様の身近にいるASDの人たちの感じ方や暮らし方を知ることに少しでも繋がればと思っています。
今月は、先日なんかの話の流れで旦那とのことを話していた時に思い出したことを紹介します。
私はあまり外出すること自体好まないのですが、カフェ・映画館・ショッピング・カラオケ・一人バイキング・一人旅などには、結構平気で行けるタイプです。
食事やカフェなどは目的がはっきりするので人と行ってもそれなりに楽しめるのですが、人とペースを合わせないといけない旅行・ショッピングはしんどいです。そもそも、予定をだれかと合わせて調整しあうのが、2人以上になるとすでに面倒くさい(こういうのを「面倒」と思うこと自体が、すでに問題なんですよね…笑)。
そうはいっても、デートです。
デートというのは、男女がお出かけするわけですから、予定をすり合わせないといけない。
そこで、当時付き合っていた彼氏である旦那に、「いつだったらデートできそう?」と聞かれるわけです。
「んー、●日は●ちゃんと出かける」「〇日は練習」「▲日は一人で映画に行くつもり」と答えると、若干驚いた顔をされました。
「映画、おれも一緒じゃダメなん?」
「え。ダメじゃないけど」
「じゃあ行こうよ」
「いいけど。恋愛系だよ」
「恋愛系かー。アクションとかは? ほら〇〇とかって始まったじゃん」
「えー。興味ない」
今から考えると、もうだめだめだと思うのですが、この当時の私はまだ自分の特性にも気づいていなかったので無双です。
「そしたら、映画館の入り口まで一緒に行って、映画は別々のやつ見ようよ!早く終わった方はどっかカフェで待っておけばいいし」と答えると
「いやいや・・・それだとデートの意味ないじゃん」
「え? なんで。だって映画館ってどっちにしてもしゃべらないし、隣に誰が座ってても同じじゃない?」
「んー、おれは一緒の映画見て一緒に感想を話したりもしたいんだよな」
「へーそうなん? そしたら今回は恋愛映画見に行くけど、アクション映画、一緒に別の日に見に行こうか」
「う、うん」
結局別の日にアクション映画を見に行き、シリーズものの前作を見ていないため、ほとんど興味も持てないままに行き、「全然話ついていけなかったけど、面白いオジサンだったね」的な話をして、旦那を苦笑いさせたのをよく覚えています。とんでもない。
デートの途中で「あ。本屋だ。ちょっと寄っていい?」と言い、「いいよ」と言われて1時間以上放置して立ち読みをして「次からはデート中に立ち読み禁止」「てか、本屋立ち寄り禁止」と怒られたり、「夏はなんでこんなに予定が多いの?」「デートする日にちが全然ないんだけど!?」と怒られたりしたのも懐かしいです。
当時、友だちに映画の話や忙しくてデートの予定がなかなか組めないことなどを話すと
「ちゃーちゃん・・・、デートっていうのはしてもらえるうちが花なんだから、なかなか予定が合わないなら、うちらの予定、相談してくれたら日にち変えれるから、言ってね」と言われて「え。先約優先じゃないの?」と驚いたこともよく覚えています。
そんなこんなな私とよくぞ結婚してくれたもんだなぁと改めて旦那に感謝感謝な今日この頃。んー、デートのマナーも、学校で教えておいてほしいものですけど、今の時代なら何でもググれるから、良い時代になったもんです♪ 笑
(ちゃーちゃん)

お母さんコラム

小5でASDの診断のある特別支援学級(自閉症・情緒学級)に通う息子と、4歳(年中)でASDの診断のある保育園に通う娘を持つ母が、普段の我が子との日々をつれづれに書いているコーナーです。どうぞ気軽な気持ちで読んでください。
息子の小学校では運動会が9月末まで蔓延防止等重点措置期間となった関係で、10月頭の平日に変更になりました。
仕事をしている人間としては「おいー」「こまるー」なんですが、その翌日には娘の保育園の運動会もあるので、仕方ないのかなぁ。雨が降らないことを祈るのみです(雨が降ったらまた日にち変更になる=さすがに参加できないので)。
考えてみると、随分運動会のことなどの学校行事で、ひやひやしたり心配しまくらなくてもよくなってきました。保育園や小学校低学年時代は「どうか目立ちませんように…」と祈るように見守って、思ったより頑張る息子の姿に号泣だったのが嘘のよう。単に母として図太くなったからかもですが(笑)。
さて、息子も小5にもなり、今年から「運動会の準備係」なるものが始まったそうです。
なんでも1年〜4年の学年のお世話を色々高学年がするそうで。
整列の補助やコーンを並べたり応援隊をしたり、色々な仕事が割り振られているそうです。
「なんでそういう仕事があるの?」  と聞くと、しばらく考えて
「高学年は、低学年をリードしないといけないからだよ」「委員会活動と一緒」  と言います。
「委員会活動と係活動ってあるけど、あれって何が違うの?」  と聞くと
「前も話した気がするけどさ」  と母の忘れていることを覚えている息子。
「係活動ていうのは、給食当番とか飼育係とかじゃろ?あれはクラスの仕事。委員会活動っていうのは学校全体のための仕事だよ。上級生になると、自分のことやクラスのことだけじゃなく、学校全体のことを考えて動かないといけんのよ」   と言います。
「へー。○○(息子)は運動会何の係になったの?」  と聞くと
「おれは、応援係」
「なんで?応援したかったん?」
「いや。まぁ、別にしたくないってこともないけど、それにした」
「なんで?」
「んー」  としばらく考えて
「誘導係とかグラウンド設営係とかは、色々場所とか準備物とか、細かく覚えないといけんのよ。おれ、それ苦手だからさ。応援係は立ち位置や応援の手順とかはしっかり覚える必要はあるけど、そこまでややこしくないから。おれには合ってるかなぁって」  とのこと。
自己理解が進んでいるなぁと感心した母でした。
娘も年中組になり、鼓隊やリレーやダンスなどがあるそうです。
「リレー、誰からバトンもらうの?」  と聞くと
「○(私)ちゃんは、誰からももらわないよ」
「え」
「○ちゃんの次は、□くん。一緒に走るのは●ちゃんと・▲くんだよ」
「○ちゃんは、何番目なの?」
「ん?一番だよ。バトンは先生からもらって走ることになっているんだよ」
わーお、責任重大です!!
「靴脱げたりこけたりしたらどうするとか、聞いてる?」
「うん!靴が脱げたりこけたりしても、すくっと立って走るの。○ちゃんが遅くても、皆『がんばれー!!!!』て言ってくれるんだよ。泣いたりしないで靴下のままでも走ったらいいの。靴下が汚れちゃっても、ママたちが洗濯してくれるから大丈夫なんだって。ママ、洗ってくれる?」
「もちろん!すごいねぇ、○ちゃんよく知ってるねぇ」
「えへへ。あのね、ママ。○ちゃんが嬉しい誉め言葉は、『かわいい』だったじゃん」
「うん?うん」
「でもね、運動会のことで頑張っている人は、男の子も女の子も先生たちも、皆『かっこいい』って言っていいんだよ」
「そうだね」
「ねぇ、頑張る○ちゃんって、かっこいいい?」
「めっちゃかっこいいよ」
「ありがと♪絶対見に来てね♪」
兄妹ともに、運動会をワクワクしている様子です。そんな風ににこにこしている姿を見ると、園や学校が本人たちにとって楽しい場・頑張りを発揮できる場になっているんだなと思い、母もうれしく思います。
来月の会報では、実際の運動会がどんな様子だったかも紹介できると思います。ドキドキワクワク。乞うご期待!とりあえず、暑くない程度に、晴れてほしい!!(笑)
(cyacya)

 ぐんぐん だより 

ぐんぐんぴっぴ (就学前)

ぐんぐんぴっぴの大きな窓から、ついこの間まで日差しがギラギラと照りつけて蝉の声と共に暑さを感じていたのに、いつの間にか抜けるように青い空が見え窓から入ってくる風が心地よく過ごしやすい季節になってきました。
子どもたちがぐんぐんぴっぴのお庭で見つける生き物もカタツムリやカエルからトンボやコオロギに変わり、秋を感じますね。
さて、今年度も半分が過ぎ、後期の個別支援計画を立てる時期になりました。今までの取り組みを振り返り、今後のお子さんの目標について考える機会です。後期も保護者の方と一緒に取り組み、お子さんのできることを増やしていきたいと思っています。
そこで、今回は子どもの「できた!」と保護者の「できた!」について紹介します。
A君とつみきで遊んだ時のことです。
保護者の方から、「途中でつみきが崩れないか見ていてドキドキしました。」と言われました。お話を聞くと、A君は作っている物が壊れたり、上手くできなかったりした時に、いつも「もうやらない!」と泣いてしまい立ち直るまでに時間がかかるとのことでした。
その度に保護者の方は「またかぁ・・・」となり、毎回「壊れたらどうしよう・・・」「上手くいきますように」と心の中で思いつつ、ヒヤヒヤしながら見守っていたそうです。そういったお子さんの姿を見るのは、誰でもしんどいですよね。
お話をして分かったことは、保護者の方もA君が上手くいかなかった時にどうしたらいいのか方法がわからないということでした。
上手くいかなかった時はなぐさめたり、「ほら、ここをこうしたら大丈夫よ!」など言葉をかけたりしてみるものの、後の祭りといった感じで、Aくんが落ち着くまでそっと寄り添っておられました。
一方でA君も、一生懸命作っている途中で自分が作った物が壊れるなんて想像していないし、壊れた時にどうしたらいいかわからず泣いてしまうようでした。つみき以外でも園の行事や家でのお手伝い、お友達と遊んでいる時にもそんな状態になってしまうことがしばしば・・・。
このようにどうしたらいいかわからないのはお子さんだけでなく、保護者の方も同じくどうしたらいいかわからず、事が起こった後に対応していることってありませんか?
A君の様子や保護者の方のお話から、A君は自分の期待していることと違うことが起こることに耐えられない一面があることを保護者の方と確認することができました。だからこそ、事前に想定外のこともイメージしてその対処法まで考えて伝えておくことが必要なのだと気付かれました。
そして、作っている物が途中で壊れた時にA君はどうしたらいいかを教えるために、A君ができそうなことを保護者の方と一緒に考えてみました。その結果、「もう一度やり直してみる」「大人に手伝ってもらう」ならできそうということでした。
早速A君と遊ぶ時に、“事前に”上手くいかない時には“どうしたらいいかを具体的に”伝えてから遊びを開始しました。(学習してもらうために、あえて遊びの中で上手くいかない設定をしておきます。)
するとどうでしょう。「ん〜、できないな。」「むずかしいよ。」と言いながら少し頑張った後に、A君は泣くこともなく、「もうやらない!」ということもなく、教えられた通りに「先生手伝ってください」と言うことができ、完成させることができました。泣かずに「できた!」と体験した瞬間でした。
一度教えたらどんな時でもできるわけではないので、様々な玩具で、場面や人を変えて、繰り返し教えていくことで、A君も保護者の方もどうしたらいいかがわかるようになり、ご家庭でも“事前に”“どうしたらいいかを具体的に”伝えることで上手くいく場面が増えてきました。
事前に伝えることを意識することで、保護者の方はお子さんの行動予測ができるようになり、今ではヒヤヒヤしながら見守るのではなく、事前に伝えておくことで安心してわが子を見守れるようになられています。
伝えていたけど上手くいかないことも実際にはありますが、そんな時はまた別の方法を考える。思いつかない時にはスタッフに相談する。
そうすることで、お子さんだけでなく保護者の方にも「私にもできる!」を感じてもらえる機会が増えていくといいなと思います。
「できた!」の成功体験は子どもにとっても大人(保護者)にとっても大切であるということを、A君とA君のお母さんから教えて頂きました。
これからも、保護者同伴の療育の良さを活かし、お子さんにも保護者の方にも「できた!」がたくさん感じられるように、保護者の方と一緒に考えながら取り組んでいきたいと思います。
ぐんぐんぴっぴスタッフ:A

赤磐ぐんぐん (就学前)

暑さが少し和らいで、マスク着用の暑苦しさも以前より少し楽になってきました。
油断せず、赤磐ぐんぐんではコロナ感染予防対策と共に、お子さんへの水分補給を促していきたいと思っています。
今月のテーマは、「『遊び』から人との関わりを広げていくことをご家族と共有すること」についてです。
赤磐ぐんぐんは、「家族同室型」療育です。療育での限られた時間で、ご家族がお子さんの子育てのコツをつかめるように、お子さんへの支援と共に、家族支援も丁寧に行いたいと思って取りくんでいます。
幼児期は、一般的に「遊び」を通して興味の幅を広げ、手先や身体の使い方、人との関わりや遊びのルールを学んでいきます。
ぐんぐんに通っておられるお子さんたちも、遊びを通して色々なことを学んでいきます。「先生と遊ぶ」時間を作り、スタッフと一緒に遊ぶ様子を見ていただき、興味関心や遊び方・やりとりの仕方・人との関わり方などをご家族と共有しています。
実際に遊ぶ様子を見ることに合わせてご家族から園や家での情報を伺うことで興味のあるものや遊び方を知ることができるため、遊びの種類や幅を広げたり、療育の中でも一緒に遊ぶきっかけやお子さんの特性理解につながるヒントになっています。
また、2〜3人のお子さん同士でのグループ活動の姿をご家族と一緒に見る機会を作っています。興味のありそうなものをいくつか用意しておき、その中からお子さんが自分で選び、同じ場所を共有しながら遊ぶ設定です。
活動では次のようなことを意識してご家族に見ていただきます。
・相手の子への意識の向け方は?
(例:ちらっと見る、じっと見る、まねをする、まねされているのに気づくなど)
・相手の子への関わり方は?
(例:見つめている、近寄って見る、声をかけるなど)
・大人(スタッフ)の関わりによって様子に変化があるか?
(例:「〇くんは、〜しているね」などの遊びの実況、名前を呼ぶ、指さしをする、楽しそうなふるまい、大げさな反応など)
活動後には、ご家族同士やスタッフとで 気づいたことを話し合っています。
「ブロックが好きすぎて、お友達がそばでしても、声かけても気づいていないかも」
「組み立てた後に、『何してるのかな』という感じでお友達を見てる時があった」
「自分の好きそうなものを、お友達が持っていると見ていた」
「『ほしい』と思っても、なかなか言えずにいるのが分かった」
「『ほしい』と思ったら、許可も取らず、さっと取っていた」
「そもそも相手の存在に気がついていないのかも」
「先生が『〇くんが車を作っているね』と指さしたり、『わぁ、それかっこいいね』と言うと、ちらっと見ていた」
「お友達が『先生見て』と言って見てもらって楽しそうにしてるのを見て、真似ができた」
など、多くの気づきやコメントがありました。大人の関わりがきっかけで、相手への意識の向け方が変化する様子をコメントしてくださることもありました。
「好きなものを使って、楽しそうにしてたら人を見るかも」
「大人が関わるモデルを見せたら、まねをして関わるかも」
「遊びをそばで先生がしていたみたいに実況したら、側にいる人を意識するかも」
など、ご家族から人との関わりを作るきっかけになる気づきを語られることもあります。
私たちは、このようなご家族の気づきやコメントをとても大切にしています。「こうしたらうまく関われますよ」とお伝えすることも 場面によってはしていますが、それ以上にご家族が感じたこと・思ったこと・やってみれそうだと思うことが、家庭で子育てをする際のコツに繋がると思うからです。
ご家族が気づかれた関わり方を次のグループ活動や遊びの中で、スタッフが実際に実演してみせ、宿題としてご家族が家庭の中で取り組んでいただくこともあります。
実際に家庭で取り組んでくださった方からの感想をご紹介します。
「最初のころは玩具に集中して、周りの人は全然意識してなかったです。
本人が好きすぎるとそっちに集中してしまうから、ほどほどに好きなもので、楽しそうにそばで遊んだり、実況したり、モデルを見せるのを続けてきたら変わってきたなぁと思います。
先生が関わるモデルを見せるとよく見てまねをするようになったし、だんだんと自分から『これ同じだね』と近づいてお友達に声をかけたり、周りをちょっと見るようになりました。家でも、話しかけられたら『そうだね』とコメントを返すようになって、人を意識するようになったなぁと思います」
お子さんの成長の姿を療育の中で一緒に見たり、家庭や園での普段の様子を聞かせていただいて「こう関わったらこう伸びたね」ということを、ご家族と一緒に喜びあえるのは、赤磐ぐんぐんの療育で、とても嬉しいことの一つだなと感じています。
今後も、赤磐ぐんぐんでの活動を通じて、子育てのコツをご家族と共有することを丁寧に続けていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
赤磐ぐんぐんスタッフ:T

ぐんぐんキッズ (小1〜)

朝晩肌寒くなってきましたが、日中はまだ日差しが強く暑い日がありますね。
コロナ禍で今年の運動会は日程変更が多くなっているようです。
日中暑い中での運動会の練習は子どもたちも疲れるようで、「運動会の練習しんどかったんよ。」と、ちょっとぐったりした様子でぐんぐんキッズに来る子もいます。マスク生活で例年より子どもたちの疲れも大きいように感じる今日この頃です。
3年生のお子さんは、3回目の運動会。1年生の時の運動会で不安が強かったお子さんもいたので、「今年の運動会の練習はどう?」と聞いてみると、「練習があるんよ。まだ運動会までに日にちのあるしな。ちょっとずつ上手になってるから大丈夫よ^^」とちょっと余裕のある表情で教えてくれるお子さんもいました。
経験を重ねて、“大丈夫!”がわかってきたことでその子の中での安心が増えていっているんだなと思いました。
日程の変更についても、お母さんからカレンダーでいつになったかを説明してもらったり、学校の先生から説明してもらったことで安心していると聞くこともありました。このコロナ禍で、いつも通りにいかないことも多い毎日ですが、こんな時こそ、日頃取り組んでいる、スケジュールを伝える支援が変更を理解しやすくなり、書いて説明してもらうことが、より自分の理解を深めているんだなと実感しています。
ご家庭での日ごろの取り組みが子どもたちの中で生きていることを実感し私もとてもうれしく思っています。
ぐんぐんキッズでは保護者の方と一緒に学んでいくことも大事にしています。
今年度は月に1回のミニ勉強会・座談会を企画して、子どもたちの療育時間中に少人数で開催しています。月1回を計画していましたがこちらもコロナの緊急事態宣言もありすべてが予定通りとはいっていませんが、保護者の方とテーマを決めて一緒にお話しする時間は、それぞれのご家庭での取り組みのお話なども聞けるので、好評をいただいているかなと思っています。
9月も開催できるかどうか迷ったのですが、緊急事態宣言も終わったので、感染予防対策を十分に行ったうえで開催しました。
今回のテーマは、“ライフスキルについて”でした。
ライフスキルって何? というお話からはじめました。ライフスキルとは、“生活を送る上で必要になるスキル”のことですので、人それぞれ必要なスキルは異なっていきます。
特に発達障害の子の場合、特性の差が大きいので一般論としてのライフスキルではなく本人にあったスキルを伸ばしていくことが大切だと言われています。
ライフスキルについては、育てる会の即実践講座でもお話をしていただいたことのある梅永雄二先生の著書『15歳までに始めたい!発達障害の子のライフスキルトレーニング』を参考に説明をさせていただきました。
それぞれのお子さんのことを思い浮かべていただきながら、
「では、今取り組めることって何だろう?」 それをそれぞれの保護者の方に考えていただくことにしました。
目標にすることはもちろん“めばえスキル”のことです。めばえスキルはもう少しで達成できそうなことです。高すぎる目標設定では達成が難しくなります。
めばえスキルについては、昨年度から育てる会で開催している川崎医療福祉大学の重松孝治先生の“基本の”き”の保護者勉強会の中でも説明をしていただいていて、その勉強会にはぐんぐんキッズのほとんどの保護者の方が参加してくださっているので、「めばえスキルを選びましょうね」という私からの声掛けにも、うんうん!と、うなづいてくださる方が多くて、同じことを学んでいる!ということがここで活かされていてとてもありがたいし、大事なことだなと思いました。
今回は、目標を何にするかを考えるだけではなく、どう教えるかについてもみなさんで考えてみました。
お1人ずつ目標にしようと思ったことを発表してもらい、そしてそれをどう教えるかも一緒に考えてみました。 
「玄関の靴を揃える」、「脱いだパジャマをカゴに入れる」、「食べかけのお菓子の袋を輪ゴムで止めておく」、「挨拶を目標にしたいけど、まずは、寝る前におやすみなさい」と言う、など、お子さんに合わせた目標をみなさん考えていました。
「食べかけのお菓子を輪ゴムで止める」という目標を立てた方は、なぜそれをする必要があるかをどう教えるかをどうしようかと考えて、『 ゴムをせず口を開けたまま保存したお菓子と、ゴムをして保存したお菓子を一日置いてみて、翌日に食べ比べてみようかな。「湿気ちゃうでしょ!」と言葉で伝えるだけではイメージできないと思うから、実験みたいにしたら面白いかも・・・。』と、取り組み方を考えてみた方もいました。
なかなか面白い発想だなと思いました^^ 
お子さんが今達成できそうなことを目標にすることはもちろん大事なことですが、“どう教えるか”を考えておくこともとても大事なことです。それを考えていなくてただ目標を立てるだけだと、「がんばりなさい!」「ちゃんとやろうよ!」と言うだけになってしまうかもしれません・・・。
目標達成に向けてどんな手立てを使って教えていくか。「教え方を考えるのってとても難しいです、、、。」と頭を悩ませている保護者の方もいらっしゃいました。
そうですね。難しいですね。でも、まず教え方の計画を立ててみるということはやっていただきたいことです。その計画がもしうまくいかなかったら、教え方を考え直してまた取り組みなおしてみるといいんです^^ 保護者の方が考えるお手伝いをぐんぐんキッズスタッフは一緒にしていきたいと思っています。
今回はぐんぐんキッズでの座談会の様子をこの会報に書かせていただきましたが、ライフスキルを教えることについて興味を持たれた方はぜひ梅永先生の著書を読んでみてくださいね。
そして、この会報にご案内も載ると思いますが、育てる会では11月に梅永先生のセミナーが開催されます。
ぜひそちらにも多くの方に参加していただけたらと思っています。
ぐんぐんキッズ療育スタッフ:K

グループホーム寄付のお礼とお願い

今月号の会報の中でも紹介させていただきましたが、現在の「グループホーム ほっぷ 1」からの次の段階、より自立度の高い「グループホーム すてっぷ 1」の建設が始まりました。
みなさまからの温かいご支援、お待ちしています。

 【 「すてっぷ 1」へのご寄附をいただいたみなさま 】(3.8.26〜3.9.25)

○ Y.K 様  (岡山市)    ○ K.H 様(岡山市)
○ T.M 様  (赤磐市)   ○ Y.Y 様 (東京都)
今月も、ご支援ありがとうございました。
令和4年3月の完成を目標にしています。 今後ともよろしくお願いいたします。
寄付金振込口座  中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
             岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽美智代

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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