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令和 4年 8月31日

 

 第292号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 292号 目次

      育てる会 創立25周年を迎えます

      即実践講座・夜間連続講座・支援ツール勉強会 の 報告とお知らせ

      はやぶさの会・木工教室・OHAの会 の お知らせ

     サッカー&ドッジスポーツクラブ ・水泳教室・キッズルーム のお知らせ

     ちゃーちゃん日記

     お母さんコラム

      ぐんぐんだより 

     私のお薦め本コーナー
         「僕の児童精神科外来の覚書

     近隣の講演会等のご案内

      グループホーム寄付のお礼とお願い

毎日の暑さはあいかわらずですが、ふとよぎる風に秋の気配を感じたりするのは、やはり8月も終わりの頃だからでしょうか。
夜明けの時間も少しずつ遅くなっていて、季節の巡りを感じるこの頃です。
さて、大好評をいただいた、門眞一郎先生の7月9日の講演会、並びに8月1日〜8月30日までのZOOMによる視聴も、この会報が出る頃には、終了の時を迎えます。
本当に多くの方に訪れていただきました。視聴回数は現在 5,689回、という記録になっています。
これにより、PECSについてご存じなかった方々にPECSとはどういうモノか、それにより、どのように自閉症の人が変わっていかれたかをみていただけたのではないでしょうか?
多くの自閉症の方が、言葉に換わるコミュニケーションを獲得される一助になれたのではないでしょうか?
門先生並びに、多くの実践を映像により提供いただいた方々に感謝を申し上げます。
言葉より、視覚的に伝えるということの効果を今更ながらに強く感じた映像でした。
多くの感想を寄せていただいた皆様にも感謝いたします。少しずつ日本の福祉現場や学校現場が変わっていく、そんな予感すら感じさせていただく感想の数々でした。

さて、そんな育てる会では、次の講演会の申込をお待ちいたしております。
次回は9月17日土曜日に「グループホーム(GH)での生活やひとり暮らしに向けた関わり」というテーマでの、浮貝明典先生による講演会を行います。
浮貝先生は、横浜でのグループホームの先駆的な取り組みをされている方です。
グループホームについての講演会を行なうのは、育てる会では初めてのことになります。
私は、自閉症の方の支援の目標は、本人なりの自立を目指すものだと考えています。自立を目指さない支援は、行き先を定めない旅のようなモノではないでしょうか?
自立、それは親にとってもとても魅力的な言葉です。いつかこの手のかかる私の人生をすっかり変えてしまったこの子が、我が手元から社会の中へ旅立って行ってくれる。その可能性について、どれほど夢見たことでしょう。
そして、その自立のためには働く場:就労と、暮らす場:例えばグループホームと、親に替わってくれる支援者、支援の仕組みが必要になってきますね。
その中での地域の中で暮らす場、グループホームには色々な形があって、よく分からないところがあります。
今は障害者向けのグループホームは3種類あって「介護サービス包括型」「外部サービス利用型」「日中サービス利用型」となっています。ただ分類も制度もドンドン変わって、ついて行くのも必死です。
更に、新たに厚労省が考えているらしいグループホームで、自立支援型ホームというのがあります。
育てる会のグループホームは、自立を支援するホームですから、まさにこれだと思えるのですが、国が考えられているホームがどんな形になるのかは、よく見えません。
「通過型」「期間限定型」「移行型」・・・私たちが望む形とは少し違っているのかもしれません。
私たちは、ひとえに自閉症の青年たちの自立を目指して、丁寧な支援をしていくだけです。
制度がどう変わろうと、変わらず自立を目指しています。そんなグループホーム、グループホームからひとり暮らしへのお話しをぜひ一緒に聞きませんか?
詳しくは同封のチラシをご覧ください。

さて、お話し変わって育てる会は、今年の9月1日で創立25周年を迎えます。
まさにこの会報が皆さんのお手元に届く、その頃でしょうか・・・。
それで、今までの古い写真や映像の整理を事務局のNさんがしてくれています。
その中に、平成12年の育てる会のNPO法人設立総会の映像がありました。
会が出来てから3年後、日本で最初の自閉症児の親の会によるNPO法人の誕生です。
私は、こんな感じだったのかしら??と思えるほど、細くてはかなげな雰囲気で映像に映っていました。
やせていて、今より23歳も若い私がそこにいました。一生懸命な表情が、かわいいと思えました。
なぜNPO法人になるのかを、一生懸命に話していて、思わずそうだそうだと、同意している今の私でした。
服装も今は、“目立ってなんぼや” みたいなところがある私ですが、当時は地味な服を好んで着ていたようですね。濃いグレーのスーツを着ています。
髪型もばしっと切りそろえたままのおとなしいスタイルです。お化粧もほとんどしていないようです。
人は変わるんだな〜と、我ながら改めて思いました。
設立総会で挨拶しているのを聴いた事務局員のNさんが、こんなことをフェイスブックで書いていました。
「冒頭挨拶の際には、奇しくも今年度の総会と同じ、『彼らに悔いのない人生を送って欲しい』という言葉。」
これからも頑張っていきます!! 身体は太り、神経も太くなり、かわいげやはかなさとはほど遠くなれど、気持ちはちっとも変わることなく、ただただ、あの子達の幸せだけを考える育てる会の代表の顔がそこにはありました。いいね!
古いお話といえば、この夏、昔育てる会でお世話になったボランティア Hさんが、ご家族とともに事務局を訪ねてくれました。
Hさんは、現在鹿児島県で小学校の教師をしているそうです。
やんちゃそうな(失礼 (^^;)子どもたち3人と、優しそうな奥さんと一緒に、自動車での旅行の途中岡山に寄ってくれました。
当時、お世話になった子どもたち(今はみんな大人になりましたが)も集まって、しばしの歓談の時を持ちました。
子どもたちはみんな彼を覚えていて、賑やかに昔話をしました。我が家の哲平くんは、Hさんの名前はフルネームでちゃんと憶えていました。
ただ、一緒に時を過ごすのは苦手で、おやつを食べたら、サッサと事務局の別の部屋へ行ってしまいました。愛想なしな子です。
このHさんは、同じくボランティアのSさんと事務局の離れに一時期住んでいたことがあります。
哲平にマラソンするときには、人を追い抜くことをこの2人が教えてくれました。
それまでの哲平は、ゆっくり走る女の子がいても、その子を “追い抜いて、走る”ということが出来ませんでした。
大会で養護学校の先生たちが「抜け〜!、抜け〜〜!!」と声を嗄らしても、マイペースでそのままトコトコとゴールまで走っていくような子でした。
そこでHさんに、事務局の周りの道を走りながら、『一番!』と声をかけてくれるように頼みました。
「一番!」という声かけで、人を抜いてもいいんだ、前を走るHさんを抜いて一番になっていいと覚えたようでした。
それからは、障害者スポーツ大会でも一番になれるようになりました。彼らのお陰ですね。そんなHさんとの思い出です。

現在の哲平のLaQ熱は、ドンドン加熱して、こんな作品を作りました。
また一つ新しい趣味を見つけた哲平は、完成したらすぐにアマゾンで新しいモデルを買って欲しくて、お父さんに度々要求をしているようです。
お盆休みの間、ほとんど毎日暇を見つけては、LaQ三昧の日々でした。
好きなこと、没頭するモノがあるのは、素晴らしいことですね。
余暇の広がりが少なくて暇を持て余す人もいますが、哲平は、そんなことはありません。
週末にはグループホームから帰ってきて家の家事もガンガンやりますし、テレビも見るし、ゲームも好きです。
お手伝いも大好きで、買い物のリストを自分で書いて近所のスーパーに一人で出かけるのも好きです。
そして今は暇を見つけて、LaQです。
彼の作品の数々をご覧ください。

報告を忘れていましたが、5月の連休に長男が久しぶりに勤務先の静岡から帰ってきました。
コロナで何年も帰省できなかったのですが、ようやく行動規制がなくなったので、家族で古希のお祝いをしました。
夫婦ふたり共が、70歳の大台に乗ったので、娘が企画してくれました。
その写真がこれです。
そして、ついでにこの際だからと、夫婦でひとりずつの写真も撮りました。元気な内に、“遺影写真”を撮っておくことにした次第です。
上手に撮っていただいたので、写真は、これで良し!
「5年後くらいにまた撮らないといけませんね」と私が言うと、「大丈夫ですよ、これで最後までいけばいいと思いますよ」と写真館の奥さんに言われました。
ふたりとも髪を染めていないので、このままでちっともおかしくないそうです。
これで、二人ともいつでも逝ける準備は整いました。
   
準備をしている人はなかなか逝かないというような話も聞きましたので、準備してよかったかな・・・。

ところで、そんな遺影写真を撮るような人が、なんと、自宅近くに新しい事業所を開設する為の家を買いました。
買ってしまいました。
このお話は、またこの次に・・・。
ではまた次回の会報でお会いいたしましょう。お元気で!
(鳥羽 美千子)

支援者向け 発達障害支援 夜間連続講座 in 赤磐市

  『 令和4年度 第4回 支援者向け発達障害支援 夜間連続講座 in 赤磐市 』

日 時:令和4年9月27日(火) 19:00〜21:00
場 所:オンライン開催(ZOOM)
テーマ: 「コミュニケーションの支援」
講 師:村松 陽子 先生(児童精神科医:京都市発達障害者支援センター センター長)
主 催:赤磐市、岡山県自閉症児を育てる会
参加費:赤磐市在住・在勤者 無料
一般 13,000円、賛助会員 10,000円 (全10回分)、別途 資料代 各 7,000円 (10回分)
申込・問合せ:Tel.086-955-6758、Fax.086-955-6748
児童精神科医の村松陽子先生を講師にお招きして、夜間連続講座「発達障害支援 知っておきたい基礎知識 〜今、支援者の方に伝えておきたいこと〜」を赤磐市と共同開催しています。
8月23日(火)に第3回目の講座を開催しました。
テーマ:「構造化された環境づくり」
以下、感想です。

● 構造化って、専門的な高度な研修や講座を受け知識と経験を積み上げなければ実践できないことのような気がして習得と実践にはハードルが高いと思っていましたが、今日のわかりやすいお話や実際の写真を見せていただいての事例紹介を受けて、就労支援の場でも意識せずともすでに取り入れてやっていたこともあるなとつながった部分がありました。
例えばDM封入の軽作業を生産活動の中に組み込んで訓練する際にも、封入順にテーブルの左から右へ配置し出来上がりを一番右へ置くとか、資材置き場に材料をそろえる際にも使う順に配置して順番に取っていってもらうとかなどです。その人の「わかりやすさ」や「自分でできることをふやす」ことを着眼点に、ちょっとした工夫をこらすことでその方のパフォーマンスがあがったり、ご本人のやる気もあがるとこちらも嬉しいものです。そういったことの延長線上に構造化のポイントがあるのだと気づきました。今後もできることからこの視点をもって工夫をしてみようと思います。
● この4月から初めて障害児通所事業所で働きだしました。先輩たちの会話で「構造化」という言葉がよく飛び交っており、単純に作業に集中しやすいように個人スペースの区切りをすることが構造化と思っておりました。
空間の構造化だけでなく、写真のスケジュールやマッチング式ワーク等、日々事業所で目にしているものも構造化ということがわかりました。毎月先生の講義を受けて、日々の実践に理論がついてくることがとても楽しいです。今後ともよろしくお願いいたします。
● 構造化についてずっと勉強してきて,今日の講座がふりかえりになったし,改めてためになったと思います。「基礎知識」と書かれていましたが,本当に多くの方に知ってほしいです。
● ゴミ箱の種類分けや歩く場所の提示など構造化は自分たちにとっても分かりやすくなると思った。特別なこととして捉えると難しく考えてしまうので、生活の中にあって役立つもの、分かりやすくなること、として捉えてみようと思いました。

支援者対象 現場の先生のための即実践講座 

  『 令和4年度 第4回 現場の先生のための 即実践講座 』

日 時:令和4年9月29日(木) 19:00〜21:00
場 所:オンライン開催(ZOOM) 
テーマ:「学校現場におけるライフスキル指導」
講 師:宮野 雄太 先生(横浜国立大学附属特別支援学校)
総 括:梅永 雄二 先生(早稲田大学 教授)
主 催:NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会
参加費:一般 23,000円、賛助会員 20,000円 全10回分
     (途中参加の方には、見逃し配信をご案内します)  
申込・問合せ:Tel.086‐955‐6758、Fax.086-955-6748

令和4年度 支援ツール勉強会 予告

9月26日(月)第3回目 10:00-12:00 (Zoom)  ※ 講義部分のみ後日配信あり
澤月子先生から支援ツールの作り方を学ぶ勉強会です。
参加者のみなさんで、作った支援ツールを見せ合ったり、先生から助言をいただいたりしています。
次回は育てる会も実際に使用している場面など紹介したいと思います.
Lineでも作ったものを見せ合うなど、交流しています。
途中から参加も可能です。興味がある方は、事務局まで!!
賛助会員の方もご参加いただけます。
今年度は、9月以降は、11月21日(月)・1月23日(月)・3月13日(月)を予定しています。

はやぶさの会 お知らせ

コロナ禍ということもあり、はやぶさの会としての活動はなかなか難しい&日程が合わないので、最近ははやぶさLINEを使って「〇〇に行きたいと思っているんだけど、誰かご一緒できますか?」というように声かけあって、有志で遊びに出かけたりもしています。
少人数は少人数なりの良さがまたありますね♪
今秋ぐらいには、何かはやぶさの会としても活動しようと思います。
引き続き新しいメンバー募集中!!です。
小学生以上のASD診断のある男の子・友達がほしいなと思っている子が対象です(兄弟児もASD診断が出ていることが前提)。
ぜひ事務局(086-955-6758)までお問合せください♪ (正会員限定)
(担当:M)

木工教室 予告

日時:10月29日(土)10:00〜12:00 (雨天の場合、30日(日)に順延)
場所:おひさまハウス 中庭(赤磐市和田194-1)
講師:川月清志先生(木工作家)
参加資格:正会員(兄弟児も参加可)
参加費:1,500円(材料費1人分)
お申込み:事務局へ LINEや、二次元コード などから
申込締切:10月21日まで (正会員限定)
(担当:N)

OHAの会 お知らせ

日時:9月10日(土)10:00-12:00 (Zoom)
テーマ:「問題行動にどう対処する?  〜強度高度障害になった高機能ASDの大人の事例を通して〜 」
講師:高橋 和子 先生
8月はお休みでした。
当日は、交流の時間もあります。
申し込みされている方、ぜひ当日ご参加お待ちしています。
後日配信もございます。途中参加もOKです。気になった方は、事務局まで。 (正会員限定)
(担当:K)

サッカー&ドッチ スポーツクラブ お知らせ

岡大児童文化部のボランテイアさんと一緒にスポーツを楽しもう!!
9月3日(日)・11月13日(日)・1月22日(日)・3月5日(日)
時間:10:00〜12:00
場所:岡山大学体育館
参加費:800円(残り4回分) (正会員限定)
※ 年間での申込となります。初回に集金します。  
※ 岡大の駐車場利用の場合、別途駐車場代が500円程度かかります。
(担当:K)

水泳教室からのお知らせ

日 時:令和4年9月18日(日)15:30〜17:30
場 所:OSKスポーツクラブ(岡山市北区絵図町1−50)
連絡先:育てる会事務局(086-955-6758) (正会員限定)
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
体験してみたい方は、2回までOKです。(1回 1000円)プールは正会員限定で、育てる会の貸し切りで使っていますので、安心してお越しください。
★欠席される方は9月15日(木)までに事務局に連絡してください。
(担当:I &S)

キッズルーム お知らせ

日時:10月2日(日) 12時45分〜15時頃
場所:岡山大学 体育館
持ち物:うわぐつ、飲み物(必要な方)、マスク
参加費:400円(2歳時から必要・兄弟児も必要です。)
申込締切:9月22日(木) (正会員限定)
キッズルームでは、岡山大学児童文化部のお兄さん、お姉さんが子ども一人ひとりについて一緒に遊んでくれます。
もちろんお父さん、お母さんや兄弟と一緒に遊ぶこともできます!

      (さよならの前のお菓子投げ)
2歳〜大人までの幅広い年齢層の方が、参加しています。
ご本人だけでなく、兄弟児さんでも参加しやすいイベントです。
“次はいつかな?”って、楽しみにしてもらえるイベント★
(担当:K)

お母さんコラム

小6でASDの診断のある特別支援学級(自閉症・情緒学級)に通う息子と、5歳(年長)でASDの診断のある保育園に通う娘を持つ母が、普段の我が子との日々をつれづれに書いているコーナーです。どうぞ気軽な気持ちで読んでください。
今日は「何でも真面目に受けとめる&受けとめすぎる」というお話。
先日、娘を保育園に迎えに行った際のこと。
「今日はどっか買いものに行く?」と娘に尋ねられました。
「いや、今日は『まっすぐ』帰るよ」と答えると、なんだか妙な表情をしています。
「どうした?どっか寄りたかった?」と聞くと
「ううん」と首を振ったあと、またしばらく不安げにしています。
「どうしたん?何か買ってほしいものとかあったの?どこか行きたかったん?」と聞くと
「あのさぁ…『まっすぐ』帰るとさ、おうちに行くまでの間には、田んぼとかおうちとかあるじゃん?
あと信号で曲がったりもするじゃん?どうするの?」と神妙な顔をしています。
『まっすぐ』という時、私たちは本当に直線・ストレートを表現する時も使いますが、この場合の『まっすぐ』は立ち寄り地点を作らずに、現在地〜予定地(家)のみ、という意味で使っていました。
それを説明すると「なーんだ。そういう風に言ってくれたら分かるわ」とホッとしていました。
こういう「言葉通りに真面目に受け止めすぎる」ということはよくあって、例えば興奮して走り回っている姿を見て
「雪の日の犬みたいな喜びっぷりだね」と言うと「犬じゃないし、今は冬じゃないよ」と言われますし
「かわいいわー。食べちゃいたいぐらいムチムチのほっぺ」と言うと
「食べないでよ?」とじっと見つめられたりします。
こういう一つ一つが、親からすると可愛くてたまらないんですが、本人の立場に立ってみれば、世の中ってのは本当に分かりづらく不安でいっぱいなのかもなぁと思います。
ちなみに、息子は基本真面目なのですが、案外「まぁいいか」という技も覚えているようで。
先日「学校の先生に暑中見舞い書く!」と張りきっていたのを見守っていると
「宛先は学校でいいからそれは調べて分かったけど、交流クラスの〇〇先生の下の名前が分からんなぁ…。まぁ、いいか。多分△△だったはずだから、それを書く!」と言います。
「まてまてまて」「調べろ」と言うと、
「分からんもんー」「〇〇先生としか普段呼ばないし」「間違えても、苗字は絶対合ってるんだから分かるじゃん」と言い、そのまま書こうとするのを必死で止めて、HPやら学校からのお便りやらを母が探し回って、やっと見つけた名前。
息子が書こうとしていた名前「恵美子」(仮名)→本名は「鈴花」(仮名)ぐらいに、全く違っていました。
危ない危ない!
息子にそれを指摘すると、「分かって良かったじゃんー」とへらり。
こだわらないってのも、それはそれで困ったもんですね。笑
(cyacya)

ちゃーちゃん日記 (あるASDの女の子のお話)

ASDの子ども二人を育てる母親であり、AS当事者でもある私のこれまでの日々や現在の様子を紹介するコラムです。
脈絡ない話や時系列が昔だったり今だったりで、分かりづらいかもしれません。思い出したままをお伝えしていくので、整理されていませんが、お気軽な気持ちで読んでいただき、良ければ「おもろいな!」「不思議!」と皆様の身近にいるASDの人たちの感じ方や暮らし方を知ることに少しでも繋がればと思っています。
今日のお話は、「目に見えないこと・体験したことのないことを想像する難しさ」という話です。
先日、息子の歯が虫歯になりました。
定期的に歯科の検診には通っているのですが、私の都合が悪く、一回飛ばしてしまったため、妙に進行してしまっていたようです。
しかも、運が悪いことに、息子が「歯が痛い気がする・・・」と言い出したのは、「土・日・祝日3連休」の真ん中日。
「なんで今言うのよ」「休日空いている病院はあるけど、歯医者は空いてないよ」と言うと、「だって昨日までは『まだいける』感じじゃったんじゃもん!」「痛いんだからあまり言わんでや」とメソメソ。
口の中を見てもどこがどう痛いのかよく分からず、とにかく歯茎が腫れているようです。
とりあえず痛み止めをもらってきて飲ませて冷やしていると、「大丈夫になってきた」とご機嫌に。そしてそのままYouTubeを見てギャハギャハ笑っています。
少しホッとしていると、YouTubeが終わるとまた「痛い痛い」と繰り返す。
また冷やして気を紛らわせながら、何とか二晩痛みと闘い、祝日明けの平日に朝一で病院へ駆け込みました。
以前、他の病院で治療してもらった虫歯の被せの中で虫歯になっていたそうで、表には見えていなかったようで、「これは相当痛かったでしょう」「よく我慢できていたね」とすぐ治療してもらい、本人も「あー、良かった」「死ぬかと思ったわ」と話していました。
治療を終えて「なんでそんな死ぬかと思うぐらい我慢しとったんよ」と聞くと、
「だって虫歯の痛みってのがどれぐらいで、それがどれぐらい続いて、放っておいたらどうなるかとか誰も教えてくれなかったし」
「いつもは虫歯になってないぐらいで歯医者に行って、発見してもらって治療されていたじゃん」
「これが虫歯の痛みなのか、ただ歯が抜けそうになってぐらぐらしてて痛いとかなのかもよく分からなくて。初めて体験したからさ」と教えてくれました。
見えないことを想像する・体験したことのないことを想像することって本当に難しい。
そう言えば、私も息子の妊娠中の悪阻とかしんどさとかを「これぐらいで痛いとかしんどいとか言ってはダメだと思う」「もっと本気の悪阻はもっともっとしんどいはず」と我慢しすぎていたり、お医者さんに「お腹張ってる感じがする?」と聞かれても「張ってるかどうか聞かれても張っていない時との比較が今できんから分からんです・・・」とか思ってたなぁ。
結局、緊急帝王切開で産んだのですが、帝王切開の方がどんな手術をして予後がどうなって入院が何日で・・・とか細かくネットに書いてあったおかげで、緊急手術の不安もありつつ、たくさん情報があることで、安心したことを思い出します。
怪我と違って、痛みの度合いは目に見えません。
同じように、心や気持ちが傷ついた時も、周りから見えづらいし、AS特性の強い私たちは自覚もしづらいものです(後から気付いて、より一層傷ついたりね)。
我慢しすぎず、痛いものは痛い・苦しいものは苦しい・嬉しいものは嬉しい。
自分に正直に生きていくためにも、もっと表出の練習を私も息子もしていかないといかんなとしみじみ思ったのでした。
(ちゃーちゃん)

 ぐんぐん だより 

ぐんぐんぴっぴ (就学前)  

今年も猛暑の夏となりました。セミが鳴き、強い日差しの中を子どもたちは保護者の方と一緒に元気に通ってきています。
ぐんぐんぴっぴに到着した時点ですでに汗びっしょりという事も珍しくありませんでしたが、子どもたちの元気一杯の笑顔がスタッフに元気を届けてくれています。いつもありがとうございます。
今回は『コミュニケーション』の取り組みから感じることについて書きたいと思います。
私たち大人も普段いろいろな場面で周りの人々に助けを求めながら、日常生活を送っています。
人に助けを求めるスキル(援助要請スキル)は社会生活を送る上でとても重要と言われています。
援助要請スキルは大人になったら身につくわけではなく、小さいころから人に助けを求めたら助けてもらえた、教えてもらえたから自分でできたといったようなポジティブな経験を積み重ねることで、身についていくのだと思います。
Aちゃんは、遊びの場面で大好きなキャラクターの絵を描きたいけれど、色えんぴつがなくて困ってしまいました。
楽しい遊びを続けるためにも、目の前にいる支援者に伝えようとしますが、なかなかうまく伝えられません。
その様子を一緒に見ていたお母さんから、「家では、何に困っているのかすぐに察しがつくため、すぐに手を差し伸べているかもしれません。園の先生にはなかなか伝えられないみたいで、涙が出たり、やりたいことを諦めていることがある様です。」とお話をお聞きすることができました。
Aちゃんに色えんぴつを要求する方法を伝えると、その後無事にAちゃんは色えんぴつを借りることができ、楽しそうに絵を描き上げていました。
それから、療育場面で援助要請を担当支援者に伝えて助けてもらう経験をたくさん積みました。
最初こそお母さんと一緒に伝えたり、ヒントをもらって伝えたりしていましたが、何度も何度も経験するうちに自信がついたようで、自分から援助要請ができる場面が増えてきました。
Aちゃんの次のステップとして、担当以外の支援者(関わりの少ない支援者)にも援助要請することを目標に取り組みました。
本人が楽しめる課題で使うえんぴつ、はさみ、クリップ、ぬり絵等を離れた場所にいる支援者(私)に声をかけ、受け取りに来るというものです。
もう一度、誰にどうやって伝えるかを確認し、練習し、準備ができたら、出発です。楽しい課題をやり遂げたい気持ちも手伝って、席を立ち、少し離れた場所にいる私を探してやって来て「〜せんせい、〜をください」と無事に伝えてくれました。
平静を装っている私も本当は、Aちゃんの緊張が伝わってきて、内心では応援しながら胸をどきどきさせて待っていたのでホッと胸を撫でおろした瞬間でした。
このようなお子さんの「コミュニケーション」の取り組みを目にすると、どのお子さんも勇気を出して「伝える」ということに挑戦しているように映ります。
また、その姿を少し離れたところから心配そうに、そして優しく見守っていらっしゃる保護者の方のまなざしにもいつも感動させられます。
実際にAちゃんの取り組みを見守るお母さんに、「Aちゃん、ほんとうに頑張って伝えようとしておられましたね」と声をかけさせていただいたところ、お母さんは言葉にならない様子でお子さんの後ろ姿をじっと見つめながら、なんとも優しい表情でうなずいていらっしゃいました。
伝えることに成功し、走って母親と支援者のところへ戻るAちゃんの表情は嬉しそうで、誇らしそうでもあります。
また、それを迎えるお母さんの「Aちゃん、よくがんばったね」という言葉がけもAちゃんにとって格別な誉め言葉になりました。こうした保護者の方が見守る安心した空間の中であるからこそ、子どもたちは色々なことに挑戦できるのではないかと思います。
振り返れば、そこには自分をいつも見守ってくれているご家族がいるのですから・・・。それもまた保護者同室の療育のよさのなのかもしれないと思いました。
助けを求める相手は、最初は毎日見守ってくれているご家族の方々だけかもしれませんが、このように家庭外での経験を何度も積み重ねていくことにより、自信をもって援助要請することができるようになり、安心して過ごせる場所が少しずつ広がっていくように思えます。
自分の思いを自信をもって伝えられる場、お子さんが心から楽しいと思える時間がさらに増えるように、今後も保護者の方々と一緒に考えながら取り組んでいきたいと思います。
(ぐんぐんぴっぴ療育スタッフ:K)

赤磐ぐんぐん (就学前)

いよいよ夏も後半戦。お盆を過ぎたあたりからは、とんぼが飛び始め、少しずつ秋の気配を感じられるようになってきました。
朝晩は涼しくなりましたが、まだまだ残暑が残る毎日、体調に気を付けて過ごしていきたいですね。
さて、今回の赤磐ぐんぐんだよりのテーマは「『遊び』から見えてきたこと」です。
お子さんはどんな遊びが好きですか?
赤磐ぐんぐんでは、「先生と遊び」「グループ活動」の時間の中で、お子さんの「遊びと社会性のアセスメント」をご家族と一緒に実施しています。
特別な検査をするのではなく、場面を設定した中で色々な玩具を提供し、その中でお子さんがどんな玩具に興味を持っているか、どんな遊び方をするのか、遊びの中でどのように大人や相手に働きかけてくるかを見るための情報収集として行っています。そして、その様子をご家族にも見ていただき、一緒にシートに書き込んで、ご家族が気づいたこと・私たちが気づいたことなどを共有していきます。
「意外とままごと遊び好きなんだなー。ままごとだと相手と一緒に活動しようとしていた」
「積み木とか自由度が高い遊びだとどうしたらいいのか分からないのかも」
「何かを作る遊びだと自分の手元に一生懸命になっていたかな。先生の実況とか説明とかがあると、相手のしていることもチラッと一瞬見ていたかな」
「家だと、レゴやままごとを弟としています。弟をぐいぐいリードして遊びを広げていました。家と外での違いを改めて感じます」
など、客観的にお子さんの様子をじっくり観察し、普段の園や家庭での様子もお話していただくことで、色々な姿が見えてきます。
その中から「ここが課題かも」「こういう力を伸ばしていったらいいかも」などをご家族と一緒に検討しています。
普段の遊び場面で、お母さんと一緒にお子さんの様子を観察することで気づいたことがありました。
Aちゃんはお喋りが大好きなお子さんです。
いつも自分の好きなことや玩具で作っている物の説明など、たくさんのことを教えてくれます。でも、勉強場面で困った時には「あれー」「うまくいかないな」「どうしたらいいんだろう」と独り言のように小声で呟いてチラチラ大人を見ています。
就学に向けて、自分から相手に伝える力を育てていくために「こういう場面では、『手伝って』と言えば良いんだ」と自分で気づけるよう、イラスト+文字の台詞カードを用意し、それを本人の目の前に置くようにしていました。
大きさや形などもご家族と相談しながら作成したカードを使うと、勉強場面では、少し独り言を呟いた後、自分でそのカードに気づいて台詞を思い出して伝えることができるようになってきました。
そこで、ご家族と相談し勉強場面だけでなくもっと場面を広げて遊び場面でも練習していこう!ということで、遊び場面でも台詞カードを用意してみました。
近くに大人がいると大人の声や動きが刺激になっているのか、あまり台詞カードに注目しづらくなっていたため、「勉強場面でも少し待っていると自分から気付いていたから、ちょっと離れて待ってみましょう」と少しだけ距離を取って本人の様子を見てみました。
折り紙に挑戦するAちゃん。「あー、難しいな・・・」と呟いています。
以前は、大人がすかさず「どこが難しいの?」「ここは難しいから手伝うね」と働きかけてくれることが多かったので、今回は支援者もお母さんも少し離れた場所にいて見守っていました。
すると、Aちゃんは自分から側に置いてある台詞カードを見て「あ。・・・ママ、手伝って」と伝えにくることができました。
大人が『少し待つ』『出づらい時には台詞カードをもう少し目立たせて思い出せるようにする』ことで、Aちゃんはその後も援助要請や呼名をする機会がぐっと増えてくることを確認し、お母さんからは「家だと『待つ』ことが難しくて、どうしても大人がせかせかしてしまうけど、今日の療育で大人が待って関わった時は頑張って言おうとする姿がたくさん見られたように思います」
「家庭でも『待つ』を意識していきたいし、出てこずにコメントになってくる時には、大人の聞き方や促し方も考えていきたい」とコメントしてくださっていました。
場面を作る大切さを感じると共に、場所が変わった時には普段使っているものと同じ視覚的な手掛りを使うことで、「あ、同じように伝えたら良いんだな」と思いだせるきっかけになるんだなと改めて視覚的なものの有効性を感じる場面でした。
もう一つ、「遊びについて」赤磐ぐんぐんのコンサルの際に、コンサルタントの川崎医療福祉大学の諏訪利明先生から教えていただいたことがあります。
机上での勉強場面では、相手の反応をよく確認しながら笑顔でやり取りができるBちゃん。でも、『遊び』の場面では、目の前の玩具に集中して「見て見て見て!」と言いながらも、こちらがリアクションしたり見ていてもほとんど相手には注目していません。
一人遊びに近い形になっていました。
その日、諏訪先生が、実際に遊び場面に参加して実演してくださいました。
Bちゃんが「見て!」の発信がある際、「見るよ!!なになに!!」「えー!すごい!これ〇〇だね!!上手!!」とググッと反応しておられました。
そうするとBちゃんは「ちゃんと見てくれている」と安心しています。
それを何度か繰り返した後、今度は意図的に引いておられました。
すると、「見て!・・・見て見て見て!・・・・・・ん?あれ?」と気づき、諏訪先生の方をチラッと自分から見たのです。すると、すかさず「見るよ!!」とまたググググッと反応を返しておられ、そこからBちゃんは少しずつ諏訪先生を自分から見る場面が増えていきました。
そして、Bちゃんが諏訪先生の反応を自分から確認するようになってきたら、すかさず次は隣で遊んでいたCちゃんのしていることにも注目を促すようなやりとりを、これまたメリハリをつけてしておられました。
するとなんと、BちゃんはCちゃんのしていることにも自分から注目する場面が増えていったのです。
私はBちゃんの相手への意識の向け方の変化を目の当たりにし、ただただびっくりしました。
その後の全体の振り返りの中で、諏訪先生に再度遊び場面について質問させていただきました。
諏訪先生からは、なぜASDのお子さんが玩具に没頭していると相手に注目しづらいのかということを学習スタイルを踏まえて説明してくださった上で、
「関わりにメリハリを付けて、ぐっと関わる瞬間と引いて遊びを見守ることにはっきりと違いを付けることで、相手の存在に気づきやすくなっていくからね」
「最初は大人が展開を作っていくんだよ」
「常にアセスメントしながらね」
「お子さん同士をつなぐ時も、意識していくといいね」
など丁寧にお話してくださいました。
その話は、私にとっては目から鱗のような感覚でした。
私は4月から赤磐ぐんぐんに就職したばかりです。お子さんに対して、ねらいを持って療育をすることが大事であることは何度も先輩たちから教えていただいていましたが、遊び場面では何となくたくさん話しかけたりできるだけ多く関わったりするのが良いと思っているところがありました。
『何事も意識して関わっていく』ことについて、実際にビフォーアフターを諏訪先生の実演で見せていただき、「遊び」と一言で言っても、本当に奥が深いなと思いました。
同世代の子ども同士では、なかなか本人のペースに合わせてはくれません。
関わりたいという意欲が高まるよう、まずは大人が練習相手になりながら、経験して「こうすると相手とうまくやりとりできるな」と実感し、それを少しずつお子さん同士に繋げて広げていく・・・。
「教えるからこそ身につく」「具体的に行動の結果をハッキリ見せると意図が取れる」のがASDのお子さんたちの強みです。
遊び場面でのお子さんたちの実際の姿を見て、もっともっと支援者として日々の場面設定を工夫していきたい!!と強く思いました。(毎日学ばせていただく日々です)。
お子さんにとって、学びがたくさんある『遊び』の時間。ご家族と一緒に、一つ一つ丁寧に積み重ねて、成長を喜びあいたいです。
ぜひ感じたこと・発見したことをこれからもたくさん教えてください。
(赤磐ぐんぐん療育スタッフ:S)

ぐんぐんキッズ (小1〜) 

今回は、夏休み療育での取り組みなどについてご紹介したいと思います。
7月20日から、各小学校が夏休みに入ったので、ぐんぐんキッズの療育時間も、夏休み時間に変更しての療育がスタートしました。
今年もコロナの感染がまだ収まらない中での夏休みに突入でしたが、普段の療育では出来ない活動内容を色々と計画して夏休みを迎えました。
ひとつは、ほっかほっか亭山陽下市店さんに、子どもたちと一緒にお弁当を買いに行く活動をしました。
ほっかほっか亭に、ぐんぐんキッズの活動としてお弁当を買いに行くのはなんと3年ぶり。コロナの感染の拡大もあり、ここ最近は行ってなかったのですが、今年は子どもたちと一緒に行ってきました。
3年ぶりの活動だったのですが、下市店にご挨拶に行くと、「また来てくれるんですね^^お待ちしていますね^^」と声をかけていただき、そして、「カードで注文するお子さんのためのカードを準備しておきましょうか?」とまでも声をかけて下さりました。
そのように気にかけて下さっていることがとてもうれしく思いました。いつもありがとうございます^^
PECSを使っているお子さんたちは自分のPECSブックを持っているので、それをもって買い物に行きました。
どのお弁当を注文するかは、メニュー表を見て事前に決めていたので、お店に入り、レジにいる定員さんの前に行くと、サッと自分のPECSブックを台の上に置き、そこからカードを文カードに貼って注文をしていました。
普段の療育で、リマインダーを使って伝える練習をしているお子さんたちは、保護者の方が作ってくれたメモを持って注文に行きました。
保護者の方が作ってくださったメモはそれぞれお子さんにわかりやすいようにと工夫されていて、子どもたちが、「これがあるからだいじょうぶなんだ^^」と、そのメモを見せながら話している姿も印象的でした。
“これがあると安心!”と思えるってとっても大事なことだと思います。保護者の方が子どもさんのことをよく理解され、必要な準備をして下さったからこそ、お弁当の注文なんて一人でするのははじめて!というお子さんがほとんどだったのですが、誰一人スタッフに代りに注文してもらうということは無く、自分で注文をすることができていました^^
ほっかほっか亭で注文をすると、番号カードをもらって、お弁当ができたら番号で呼ばれます。
注文までの流れについては事前に確認をしていたので、番号カードをもらった子どもたちは、そのカードを大事に待って順番を待ったり、「〇〇君は何番?」とお友達同士確認し合っている姿も見られました。
“待ち時間は座って待つ”どこに椅子があるかも事前に伝えていたので、注文が終わった後も自分で椅子の所に行って待つことができていました。
”事前に伝える”とっても大事なことですね。そして、どう行動したらいいかが分かっているということも大事なことです。
そして、こちらは毎年恒例の活動なのですが、ぐんぐんキッズ夏祭りも行いました。
今年は2回夏祭りを行ったのですが、2回目の夏祭りの時にはビンゴ大会も行いました。全員必ず景品がもらえるビンゴ大会なので、子どもたちも安心して参加することができていました。
ストラックアウトでは、最近、ボールの投げ方の練習をしていたお子さんが、「ぼく!練習したから、ボール投げるの上手になったよ!」と自信満々にボールを投げている姿が印象的でした^^
ボールを投げることに自信がなくて、ドッジボールが苦手だったのですが、少しずつ自信がついてきているようでした。
ちょっと苦手なことを、機会を作って練習を重ねたことでできるようになり、“練習したから上手になってきているぞ!”という実感を本人が持てているからこそ、楽しくこの活動に参加できたのだと思います。
その他には、個別の活動にはなりましたが、パンケーキを作ったり、暑中見舞いのはがき作り、工作活動もいくつか行いました。
あそびの時間もいつもよりも長いので、子どもたちの楽しそうな声が聞こえてくるのが印象的でした。
人形を使ってごっこ遊びをしていたお子さんが、「ねえねえ!」と注意喚起をしてお友達に声をかけていたり、隣同士で折り紙を折っていたお子さんが、折り紙の折り方を教え合う姿も見られたりしました。
好きなことが同じ相手との関わりの中で、社会性の伸びを感じられる時間も多くありました。
長い夏休み、はじまる前は準備のこと等で不安がいっぱいなスタッフですが、 今年の夏休みも、子どもたちが楽しそうに過ごしている姿に元気をもらい、毎日を過ごすことができました。
この会報が皆さんのお手元に届くころには、夏休みも終わり、ぐんぐんキッズの療育もいつも通りに戻っていると思います。
夏休みの活動の中で、普段練習しているスキルの般化ができるかが確認できたり、子ども同士の関わりの時間が長かったので、社会性についても子どもたちの様子を見ることができました。
2学期は、ぐんぐんキッズでは個別支援計画の評価が行われます。保護者の方と個別面談をしてまた新しい目標設定もしていくようになるので、この夏休みに見られた子どもたちの姿も保護者の方と共有しながら、子どもたちに何を教えていくかについてお話をしていきたいと思っています。
(ぐんぐんキッズ療育スタッフ:K)

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みなさま方から温かいご支援をいただき、「ほっぷ1」と「すてっぷ1」で、みんな楽しそうに暮らしています。
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〇 I・Y 様(岡山市)
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以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
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