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令和 7年 8月 31日

 

 第328号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 328号 目次

     夏が長い〜

     即実践講座、夜間連続講座、支援ツール勉強会 の 報告とお知らせ

     木工教室・キッズルーム・サッカー&ドッジスポーツクラブ のお知らせ

     おやじの会山のぼり、おやつ作り座談会、水泳教室、OHAの会 の報告とお知らせ

     青年部 わいわいHoliday 、はやぶさの会、クローバーの会 の お知らせ

     お母さんコラム

     ちゃーちゃん日記

     私のお薦め本コーナー
         「マンガでわかる 発達が気になる子の検査・診断・支援」

      ぐんぐんだより
         「ぐんぐんタッチ」

     近隣の講演会等のご案内

     寄付のお礼とお願い

    

8月後半です。盆を過ぎれば幾分暑さも和らぐのではという期待もむなしく、暑さはいちだんと厳しさを増しているようです。
水不足をテレビが姦しく伝えてくる。そんな今日この頃、雨が降るとなんだかほっとします。ただ、雨の降り方が昔とは違うようです。線状降水帯とかで、激しく一点集中型のように、どかーっと滝のような雨が降ります。
我が家はメダカを飼っているのですが、メダカが入っている大きな瓶があふれてしまうくらいの勢いで降ります。
私の住む赤磐市は雨もほどほど、暑さは他の地域よりはましならしく、熱中症アラートの発令は少ないようです。でもでも今年は充分暑いのです。
学生時代、甲子園の夏の高校野球が終わると、秋風が立つような気配が感じられたものでした。甲子園球場に赤トンボが飛んで、「ああ〜、夏ももうすぐ終わるんだなぁ〜」なんてゆく夏を惜しむようなそんな8月の後半を経験したものでした。
ところがなんということでしょう。今年は5月頃から暑くなって、それがどうもこの先10月11月まで続きそうと言うのです。本当にそんな風になるのでしょうか? 
温帯性気候で四季がある日本だったはずが、今年は冬から春は一瞬で、すぐ夏でしたよね。
そしてそして、夏が長い〜。しかも暑い。
私の子ども時代は、30度というような夏の日はほんの一握りで、大半の日は28度や29度が最高気温でした。
家にはクーラーなどはもちろんなくて、扇風機が我が家に登場したのは、私が小学校高学年の頃だったように思うのです。
それまではうちわや扇子でパタパタしたものです。学校では下敷きでパタパタしたっけ・・・。
今は、小学校にもクーラーが入りました。
孫の学校では、クーラーが故障したとかで学校は臨時休校になったりしていました。私なんかからするとちょっと甘えているようにも思えるのですが、今の日本、それほど耐えきれないほどの危険な暑さになっているということなのでしょうね。
そんな小学校の横を夏休み前に通っていたら、子どもたちが育てているミニトマトの鉢植えが、暑さと水不足のせいか、枯れ上がっていました。おそらく夏休み中には家に持ち帰り、宿題として観察するための鉢植えだったと思うのですが、これでは出来そうにありませんね。
暑さは私たちの想像を遙かに超えるものです。
テレビで言っていましたが,地球の温暖化は,もう止められないそうです。
少し前まで私も健康と節約のため、クーラーをつけずに夏を過ごしていたものでした。でも今はつけないで暮していると、熱中症になり死んでしまうような暑さです。
我慢の限界を超えてしまいました。地球の温暖化は止められないとしても、せめて少しは子どもたちが生きていくこれからの世界が過ごしやすいことを祈りつつ、29.5度くらいの設定で頑張っている私です。この温度だと額に汗がにじみます。その汗がツーッと頬の横をつたいます。汗がちょっと伝うくらいが丁度いいな〜なんていいながら、地球の温暖化のスピードを遅らさせようと、やせ我慢の日々でございます。
皆さん、お元気でしょうか?? 暑さにめげずにこの夏を生き抜きましょうね。

と言うわけで、いつものようにたわいもない話で始まった育てる会の会報でございます。
夏休みは特に育てる会でも行事もなく、会報に書かなければいけないこともないので、今月は私の好き勝手なお話をしていきますね。
我が家で飼い始めた猫の話から始めましょう。
先月号でもお話ししましたこの猫ちゃん、名前を銀治郎とつけました。この子が案外賢くて、少なくとも相手の隙を突いて素早く色んなことをやります。やらかしてくれます。
子猫って耳が大きく目も大きいし、口だってあくびしているところを見たら、ずいぶんな奥行きがあります。
だから脳みそはきっと小さいに違いないのですが、その小さい脳みそをフルに使っていたずら三昧をやってくれます。
一方で我が家の哲平は、あんな風に抜け目なく色々人の裏をかいて、悪さをするような知恵を持っていません。
脳みその体積は大きいけれど、猫さんの10分の1ほどもそういう知恵は持っていないようです。
さて、それでは銀治郎さんと哲平はどっちが賢いでしょう? 
人の裏をかくのは、もちろん猫に軍配です。
えさのおねだりも上手に、鳴き声を変えてお願いできる銀治郎さんの方に軍配です。
哲平は、おなかがすいても決められた食事時間まで黙って待っています。
甘えるのも上手な銀治郎さん。哲平は小さい頃から甘えませんでしたね。
では、どっちが賢いかというと、この銀治郎さんは食べて寝てイタズラをするだけで、何も人に役立つことはしません。哲平は毎日お仕事に行ってお金を稼いできます。
忙しいとき、猫の手を借りたいと思っても銀治郎さんは手でチョッカイを出してかえって邪魔ばかりします。
哲平は、家事をなんでも手伝ってくれます。掃除、洗濯、アイロンかけに食事作り・・・。何だって教えたら出来るようになります。
ただ、銀治郎ちゃんは何にも生産的なことは出来ませんが、ひとつだけちょっと面白い特技があります。
先月号でも書いたのですが、銀治郎ちゃんの好きがおもちゃを投げると、取りに行ってくわえて持ってくることができます。
犬ならよくやることですが、猫なのにそんなことが出来るなんてすごいでしょう?
偶然持ってきたときに褒めたら、次から持ってくるようになりました。同じ場所でしばらく遊んで、次には違う場所からやらせてみました。何度も繰り返すうちに、この遊びを楽しんでいるようです。
あまり他では聞いたことがないと思うのですが、どうでしょう??
前に飼っていた猫さんが死んでしまって、さびしい私たちでしたが銀治郎ちゃんのお陰で、楽しくも忙しい日々を送っています。
人は誰か(あるいは何か)を愛さずにはいられないらしいのです。
子どもが大きくなり,愛すべき保護するべき対象がなくなって、そんなとき、猫や犬がいるとなんだか無垢の愛情をかけることが出来る対象があることがいいみたいです。
昨今の推し活ブームにも通じるところがあるのでしょうか。
そんな日々ですが、ただ困ったことがありました。
私は今Zoomで夜の9時から門先生のPECSの勉強会に参加しているのですが、その時間中、銀治郎さんはキーボードの上に乗っかり、私の邪魔をします。
勉強中にメモを取ったりしていると手にじゃれつくし、しっぽが画面に映り込みます。カメラで顔を出すことが参加の条件になっているためカメラを切るわけにはいきません。
何度キーボードの上から追い出しても、かまってほしくてやってきて邪魔をします。この行動は注目されたいからか、遊んで欲しいからか、はたまた私がいやがるからそれが面白くてやってくるのか・・・・もうほとほと困りはてました。
お陰で集中力は途切れますし、話は入ってきません。
仕方がないので、考え抜いていつもパソコンを置いている場所とは違う所で勉強することにしました。そこは食卓です。
食卓なら、彼もテーブルに上がってはいけないことを知っていますから・・・、それでやっと勉強会に参加できるようになりました。
こんなことなら、最初からパソコンのテーブルにも上がってはいけないと教えておくべきでしたね。
反省と、やれやれという訳です。そんな、こんなで、楽しい猫との日々を送っています。
哲平がグループホームに入って、なんだか夫婦二人だけの暮らしが少々物足りなく感じていた我が家が、賑やかになっているというお話しでした。

さて、次の話は大きく変わって、視覚的支援の有効性についてのお話しです。
育てる会の事務局は,赤磐市上市と言うところにあります。
1階が「ぐんぐんタッチ」という療育事業所、2階が育てる会の事務局という造りです。
1階の療育室の入り口は広い玄関ホールに向けての、大きな両開きの2枚扉となっています。
この2枚の扉がいつ行っても開いているのです。療育室内はクーラーをしっかり効かせているのですが、この冷気がこのドアを開けていることで、玄関ホールの廊下から台所までも広がって、とてももったいない状況です。
ここの入り口の前を通る度に、職員に電気代がもったいないので閉めるように言います。
台所なんて使ってないので・・・しかも以前は焼肉屋の厨房として使われていただけに結構広いのです・・・冷房は不要なんです。
療育中などは、外からそっと閉めたりしていました。
でもでも、何度言っても通るたびに開いているのです。
私だってあんまりうるさく言いたくはないし、開いている扉を閉めていくなんて嫌みなこともしたくはないのです。
まるで口うるさい姑さんみたいに思われるのはイヤですもの・・・
そこでこんな掲示をしました。
すると、なんと言うことでしょう。
あれほど言っても言っても閉まらなかったドアが、閉まるようになったのです。
子ども達への視覚的支援は、もちろん有効ですが、「言っても言っても忘れてしまうスタッフにも視覚的支援」
これとっても有効ですね。

次はグループホームのお話しです。
グループホームのサービス管理責任者のNさんのところに二人目の赤ちゃんが生まれました。
それに伴い、彼が育休に入ることになりました。
さあ〜大変です。最近は人手不足で、なかなか育休中だけの人材を募集しても集まりません。
検討を重ねましたが、どうしても足りない人手を事務局職員男性2人とスタッフのお父様のNさんがやってくださることになりました。
この仕事は、宿直も交替でやってもらわなければなりませんから大変です。
自閉スペクトラム症で知的障害もある彼らですから、一人一人たくさん支援が必要です。
大変な仕事をよくぞ引き受けてくださったと感謝感激でございます。
また、宿直はしないのですが、3時半から夜9時まで、二つ目のグループホーム「すてっぷ 1」の支援者も必要です。
これもNさんが兼任でされていた支援です。
募集はずーっとハローワークにかけているのですが、夜にかかるお仕事ですのでなかなか支援者は見つかりません。
そこで無理を承知で「すてっぷ」の保護者の方、お母さん方6人(私も含めて)にお願いすることになりました。
お仕事を昼間されながら夜入っていただかなければならない方もおられます。申し訳なく思うのですが、やむを得ない事態と言うことで、皆さん快く(?)無理してくださっています。
思えばこのグループホームを作るに当たり、何度も夜に集まって、どんなものを作るか悩みながら話し合いを重ねた仲間たちでした。
この最初のメンバーがいなければ,グループホームは建ちませんでした。
仲間がいるから頑張れる。育てる会は小さなお金もないNPO法人です。
そんな中それぞれの家庭で頑張って寄付をたくさん出し合って建設にこぎつけたものでした。
子ども達が慣れるまで試行的に宿泊訓練をしたときにも、夜補助ベッドを使い泊りを交代でしてくださったのもこのお母さんたちでした。
最初のグループホームが建ってから9年と5ヶ月、あっという間でした。
これから10年すると、もう天国へ旅立たれている人もいるかもしれませんね。かくいう私はこの中で一番の年上なのです。私こそ、いつまでも支援が出来るわけではありません。いつかは、かわいい我が子を置いて旅立たねばならない私たちです。
そういう訳で、いつまでもお母さんたちを頼るわけにはいきません。頑張って本格的に人を探さねばなりません。
・・・・ハイ、ここで求人案内です。
どなたか、毎日ではないのですが、3時30分から9時までお仕事してくださる方いませんか?
週3日でいいので募集しています。
お給料は割といいほうだと思います。資格も年齢も問いませんので、要相談と言うことで、よろしくお願いします。
なんだか今回は、本当につらつらと私の繰り言ばかりでごめんなさいね。
便利なChatGPT などを使って会報を書きたくなりそうな私です。それだとアッという間に出来上がり、私なんかよりまじめで立派な文章を作ってくれるそうですが、それでも私はこのままいきたいと思います。
のんびり気楽に、そして時には熱く想いを書いていきましょう。
皆さん、暑さでなんだか疲れが溜まっておられることでしょう。子どもたちも学校が始まります。
親も子どももしんどい毎日ですが、なんとか頑張っていきましょう。
「継続は力なり」「七転び八起き」「石の上にも三年」「雨だれ石を穿つ」「為せば成る、為さねばならぬ何事も」・・・ ChatGPTに頑張るためのことわざをいろいろ教えてもらいましたが、いまいちピントがずれているようにも思えますね。
それでも皆さん、頑張ってこの長〜い夏を乗り切りましょう。
(鳥羽 美千子)

令和7年度 支援者向け 発達障害支援 夜間連続講座 in 赤磐

令和7年度、赤磐市との共催による「発達障害支援 夜間連続講座 in 赤磐」です。
今年の講座は、全国の菊池道場の道場主として、子ども達のコミュニケーション力を伸ばすことに力を注がれている、教育実践研究家の菊池省三先生の講座です。
夏休みでの経験を経て、子ども達も変わってきているかも知れませんね。
そんな子ども達の様子を見ながら、「クラスづくりのゴールイメージ」について考えさせていただける講座になるのでは・・・と楽しみにしています。

 『 第4回 発達障害支援夜間連続講座in赤磐』

日 時:令和7年9月2日(火) 19:00〜21:00
場 所:オンライン開催(Zoom) 【後日配信あり】
テーマ:「クラスづくりのゴールイメージと、はじめの一歩」
講 師:菊池 省三 先生(教育実践研究科:菊池道場 道場主)
主 催:NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会、赤磐市
参加費:一般 20,000円、賛助会員 17,000円、
赤磐市在住・在勤者 無料(全10回分)
申込・問合せ:Tel.086‐955‐6758、Fax.086-955-6748
http://sodaterukai.org/policy1.html

令和7年度 現場の先生のための即実践講座

令和7年度の即実践講座は、講師に鳥取大学大学院 教授の井上雅彦先生をオンラインにお迎えしての講座です。
前回の第3回では応用行動分析(ABA)について詳しく教えていただきました。
夏休みを挟んでの第4回では、現在井上先生が力を入れられているペアレントメンターへの取り組みなどについてのお話しもお聞かせいただけるのではと期待しています。

 『 第4回 現場の先生のための即実践講座 』

日 時:令和7年9月24日(水) 19:00〜21:00
場 所:オンライン開催(Zoom) 【後日配信あり】
テーマ:「親支援とペアレントメンター」「ペアレント・トレーニング」(予定)
講 師:井上 雅彦 先生(鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学講座 教授)
主 催:NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会
参加費:一般 23000円、賛助会員 20000円(全10回分)
申込・問合せ:Tel.086‐955‐6758、Fax.086-955-6748
http://sodaterukai.org/policy1.html

令和7年度 支援ツール勉強会のお知らせ

18歳の春を目指すクラブによる支援ツール勉強会が今年も始まります!!
幼い頃から、将来の自立に向けて、楽しく取り組んでいきましょう。全6回の予定です。
今年も講師は武蔵博文先生にお願いしています。
今年はツールの作成だけでなく、日々の生活を見直して気持ちを落ち着かせる方策などのテーマもありますので、初めての方もお気軽にご参加ください!

 第1回 テーマ「前向きに自信を持とう」

日時:9月9日(火)10:00〜12:00
場所:育てる会事務局 大広間(赤磐市上市355-2)
参加費:正会員 無料、賛助会員・ぐんぐんグループ療育利用者 500円(各回)
申込:チラシのQRコード、LINE、メール、Fax.086-955-6748
詳しくは、同封のチラシをご覧ください。正会員の方は無料です!
ここから下 ↓は 正会員向け行事のご案内 です。
※ 正会員について
    資格:自閉症のお子さんのいるご家庭で、原則 岡山県在住の方
                 (会員向け行事は岡山県内にて開催のため)
    会費:入会金3,000円+月会費1,200円×3月末まで (次の年から年会費:14,400円)
    特典:正会員向け行事参加
【 キッズルーム、サッカー&ドッジスポーツクラブ、水泳教室、木工教室、AAO活動(ガイドヘルプ活動)、木工教室、クリスマス会、OHAの会(高機能)、座談会(クッキング、マッサージ)、18歳の春を目指す会、さをり織り教室、はやぶさの会(男の子)、クローバーの会(女の子)、わいわいHoliday(青年の会)、おやじの会(山のぼり、BBQなど)】  など
        セミナー等 正会員料金、毎月会報郵送
※賛助会員について
    資格:どなたでも
    会費:入会金 不要、年会費 3,000円(入会された月から1年間)
    特典:セミナー等 賛助会員料金、毎月会報郵送
正会員・賛助会員・療育・セミナー・連続講座等 申込み
  http://sodaterukai.org/policy1.html

木工教室のお知らせ

今年も好評をいただいている木工教室の日取りと内容が決定しました。
講師はいつもの成羽の木工作家の川月清志先生です。
今年は、世界に一つだけのオリジナル木製時計です。キットは先生が用意して下さり、丁寧に指導していただけるので、初心者の方でも安心してご参加ください。
詳しくは同封のチラシをご覧ください。制作動画のQRコードも載せています。
日 時:令和7年10月11日(土) 10:00〜12:00 (雨天の場合は、翌12日(日))
場 所:おひさまハウス(赤磐ぐんぐんの建物) 中庭 (赤磐市和田194-1)
参加費: 一人 1300円(材料費)  定員:12名
申 込:育てる会 LINE か E-mail acz60070@syd.odn.ne.jp (正会員限定)
お父さんたち、もちろんお母さんも、腕のみせどころ。
いつも定員がいっぱいになる木工教室です。早めに申し込んでください。

キッズルームのお知らせ

皆さんお待ちかねのキッズルームの日程が決まりました!
10月なので、さすがに季節は秋の風が吹いているはず。思いっきり体育館で遊びましょう!!
日時:10月25日(土) 13:00〜15:00頃(受付12:45〜)
場所:岡山大学
持ち物:うわぐつ、飲み物(必要な方)
参加費:500円 保険料込(2歳児から必要・兄弟児も同様) (正会員限定)
申込み方法など、詳しくは同封のチラシをご覧ください。

サッカー&ドッジ スポーツクラブ の お知らせ

今年度会員 14名
途中参加も可能です。(兄弟児の参加も可)
第3回 10/11(土)→11/8(土)に変更になります!
次回以降の予定
開催日: 11/29(土)、1/24(土)
時間:10:00〜12:00
場所:岡山大学 体育館
参加費:年1,500円(保険代含む) (正会員限定)
※途中参加は300円×残りの回数分です。

おやじの会 山のぼりのお知らせ

天候に恵まれず、2度にわたり延期しておりました、おやじの会 山のぼりを開催します!
場所は備前市の「夕立受山」で、瀬戸内海に面しているので天候さえ良ければ、秋の瀬戸内海やそれに浮かぶ島々が一望できる山です。
日時:11月16日(土) 11:00〜13:00頃
場所:夕立受山(瀬戸内海国立公園:備前市穂浪)
持ち物:昼食(弁当)、飲み物、動きやすい服装・靴
申込先:育てる会 正会員 LINE TEL.086-955-6758 (正会員限定)
詳しいことは、同封のチラシをご覧ください。
集合場所等詳しいことは、参加申し込みの方にお知らせします。

みちこさんのおやつ作り座談会のお知らせ

座談会の予定が変更になりました。
予定変更 9月18日(木)→9月12日(金)
日時:9月12日(金)10:00〜12:30頃
会場:未定(赤磐市内:決まり次第参加者の方にお知らせします)
会費:500円(おやつ材料代含む)
申込:LINE か E-mail acz60070@syd.odn.ne.jp (正会員限定)
おいしいおやつと共に、ゆったりとした雰囲気の中で鳥羽代表を囲んでお話ししませんか?
お気軽にご参加ください。
場所は申し込まれた人数により決定します。

水泳教室のお知らせ

次回は、11月16日(日)の予定です。 (正会員限定)
   水泳教室 9・10月中止のお知らせ
OSKスポーツクラブの25m大プールが 9月1日〜10月31日の間 改装工事に入るため、申し訳ないですが9月と10月の水泳教室は中止とさせていただいています。 
8月は元々お休みだったので、3ヶ月空きますが、11月より再開いたします。
ご了承のほどよろしくお願いいたします。

OHAの会 報告と今後の予定

OHAの会とは・・・OHA(Okayama High Functioning Autism)の会は、知的障害を伴わない自閉スペクトラム症(ASD)の子どもを育てる保護者のための、学びと交流の場です。保護者が子育てのヒントを得て、悩みを共有し合えることを目的としています。
講師紹介・・・講師は、川崎医療福祉大学 医療福祉学部 医療福祉学科の小田桐早苗先生です。
吉田友子先生の著書『その子らしさをいかす子育て』をテキストに輪読会を行い、小田桐先生に丁寧に解説をいただいています。後半は、参加者からの質問や相談に直接答えていただく時間も設けていただいています。

  第2回 OHAの会報告

開催日:8月2日(土)
開催方法:Zoom(オンライン)
今回も、多くの気づきと学びがありました。
以下に、参加者の皆さまから寄せられた感想を一部ご紹介します。
○ 悩みを共有できる安心感
 「相談できる場所があること、他の方と悩みを共有できることがありがたいです。子どもが一日のパフォーマンスを維持するための工夫について学ぶことができました。」
○ 学び直しの楽しさ
 「ウイングの三つ組が何度読んでも同じように見えていたのですが、少しずつ勉強することで理解が深まるかもしれないと、楽しみに思えるようになりました。」
○ 相談の言葉がけの工夫
 「子どもに『お母ちゃんに言ったら解決するかもしれないよ』と促すことはありましたが、実際に解決できたときに『相談してよかったね』と伝えることで、相談することの大切さを実感してもらえると気づきました。」
○ 話せる相手の大切さ
 「自分の感じていることが正しいのか、他にどんな方法があるのかを考えるためにも、将来的には、親以外に相談できる相手を見つけることが大切だと学びました。」
○ 実行機能とスケジュール管理
 「『実行機能はスケジュール管理から』というお話が印象に残りました。今日すべきことは何なのか、リラクゼーション(好きなことをする時間)をどこで入れるかをスケジュール管理することが、大人になったときにも役立つ力になるという言葉に納得しました。」
参加者同士で学び合い、支え合う場としてのOHAの会。次回も、お楽しみに☆
次回は、10月5日(日)です。 (正会員限定)
途中参加も可です☆希望の方は、事務局までお問い合わせください。

青年部 わいわいHoliday の お知らせ

青年部 わいわいHoliday は知的障害を伴う青年たちの会です。
なかなか友人たちとお出かけができにくい彼らです。 親たちでそんな彼らに休日を楽しむ機会を作りたいとカラオケやボウリング、会食、小旅行などを企画しています。
次回は、食事会を予定しています。
日時:令和7年9月13日(土) 11:00〜13:00
場所:ジョイフル 岡山平島店(岡山市東区東平島1595-1)
申込:LINEかE-mail acz60070@syd.odn.ne.jp かTel.086-955-6758 (正会員限定)
青年部では、高校生〜成人男子 で参加者を募集しています。
現在の登録者は6名です。興味のある方は事務局まで問合せくださいね。
(担当:M & T)

はやぶさの会 の お知らせ

「はやぶさの会」は、ASDの育てる会正会員メンズたちの友達作りの会です。
皆で集まって、ボウリングに行ったり、ご飯を食べに行ったり、とにぎやかに楽しんでいます。
友達関係のこと、部活や高校受験などについても色々子ども同士で情報交換したりもしています。
引き続きメンバー募集中!!です。
小学生以上のASD診断のある男の子・友達がほしいなと思っている子が対象です(兄弟で参加したい場合、兄弟共にASD診断が出ている場合には参加可能です)。
ぜひ事務局(086-955-6758)までお問合せください♪ (正会員限定)
(担当:M)

クローバーの会 の お知らせ

「クローバーの会」は、ASDの育てる会正会員女子たちの友達作りの会です。
オシャレの話をしたり、カラオケに行ったり、食事に出かけたり
と楽しんでいます。
今後は女子ならではのお悩み(恋愛トークとかね)などもできるような仲間になっていけたら良いなと思っています。
引き続きメンバー募集中!!です。
小学生以上のASD診断のある女の子・友達がほしいなと思っている子が対象です(姉妹で参加したい場合、姉妹共にASD診断が出ている場合には参加可能です)。
ぜひ事務局(086-955-6758)までお問合せください♪ (正会員限定)
(担当:M)

お母さんコラム

中3でASDの診断のある特別支援学級(自閉症・情緒学級)に通う息子と、小3でASDの診断のある通常学級+通級指導教室(自閉症・情緒)に通う娘を持つ母が、普段の我が子との日々をつれづれに書いているコーナーです。
どうぞ気軽な気持ちで読んでください。
今日は息子の話。
中学の宿題は受験勉強もかねてなのか、かなりの量&ポスターや9月の園訪問に向けての玩具作りなどもあり、日々頑張っていました。
「なんとか無事には終わったわー」と言い、ホッとした表情(母もホッとしました)。
「持ち物とか、抜けがないか確認しなさいねー」と伝えていました。
ところが、夏休み終了日(明日は始業式というタイミング)。
「母さん!!やばい!!!!!!!」と仕事中の私のもとに息子からLINEが。
「どうした?ムカデとか出た??」と尋ねると「宿題のポスター、これじゃダメだった!!!」との返事。
詳しく聞くと、「人権」「いじめ防止」「選挙」「防火」「中学体育大会」などから選ぶことになっており、息子が書いたのは「交通安全ポスター」。
さすがです。うかつです。
半ばプチパニックになっている息子。
「ひとまず昼休みに家に帰るから、それまでに他の課題を確認しておくこと」「雑巾とか体育館シューズとか、足りないものがあるかもしれないから」と伝えると、少し落ち着いた様子で、「分かった」と返事。
昼休みに帰宅し、下書きを見せてもらうと、わずか一日とは思えない仕上がりです。
「いいじゃん」「次はこれにペン入れ→消しゴム→消しゴムのゴミを掃除機で吸い取る→色を塗ること」
「色を塗る時は、できるだけ薄い色から塗っていくこと。濃い色から塗ると、にじむから」と伝えると、涙目をごしごしして「母さんがいてくれて助かった」と言います。
「いや、キミが自分でやってるよ?」と言うと「プチパニックになっている時は、普段できるような『これして次あれして』みたいなことが全然できなくなって、気持ちばっかり焦っちゃうんだ」
「そういう時に落ち着いて『大丈夫』『まずはこれをしなさい』と言ってもらえたら『あ、そうだった』ってなる」とのことです。
夕方に「黄色と白の絵具がなくなりました!!買ってきてください!!」などのLINEが来たり、ばたばたでしたが、何とか始業式には提出が間に合いました。
こういうコメントに「可愛いなあ」と思う部分と、「おいおい大丈夫かもうすぐ高校生だぞ」と思う部分があり、まだまだ手をかけて目をかけてやらねばと気持ちを新たにした夏休みでした。
ちなみに、同じソフトテニス部仲間(7名)のうち、わが子と同じ間違いをした子が1名・縦書き指定なのに横書きにしちゃった子が22名・そもそもやっていない子も・・・。
似たもの同士でLINEで「俺たちやばいな」とぼやいたそうでした(笑)
それにしても・・・あー、ドキドキした。
(cyacya)

ちゃーちゃん日記 (あるASDの女の子のお話)

ASDの子ども二人を育てる母親であり、AS当事者でもある私のこれまでの日々や現在の様子を紹介するコラムです。
脈絡ない話や時系列が昔だったり今だったりで、分かりづらいかもしれません。思い出したままをお伝えしていくので、整理されていませんが、お気軽な気持ちで読んでいただき、良ければ「おもろいな!」「不思議!」と皆様の身近にいるASDの人たちの感じ方や暮らし方を知ることに少しでも繋がればと思っています。
今年の夏は、久々に踊り子に復帰して、高知よさこい3日間&岡山うらじゃ2日間、雨にも降られてヒーヒーでしたが楽しく過ごすことができました(高知よさこい全国大会では、まさかの「最優秀賞」受賞!びっくり!!)
その中で「そうか・・・」と思ったお話。
私は普段メイクをしません。
日焼け止めとファンデーションぐらいはするけれど、どうせ仕事ではマスクするし、目元以外隠れるしな・・・ということで、ほぼすっぴんです。
中学高校までは、「メイクなんてダメよ」と言われていたのに、大学生や社会人になると「社会人としてのマナー」とか言って、なんだか皆メイクをしだします。
「皆どうやっていつの間にできるようになっていたんだろう??」と常々謎でした。
普段の生活では、メイクをしなくてもやり過ごせますが、祭り本番!となると衣装が派手な分、髪型もメイクも派手めにすることが求められます。
でもわからん・・・。でもしない訳にはいかない・・・。
ということで、メイクが上手な子たちに色々聞いて教えてもらいました。
「分からないことを聞ける『素直さ』って本当に大事だよね」
「分からないままにしたり、独学でやろうとせずに、聞いてくれるから教えてあげられる」
「聞いてこない人には、気になっても教えてあげられないし、『逆に嫌な気持ちにさせるかも』と思うからアドバイスもしてあげられない」
と何人にも言われました。
世の中の人は、基本的に優しいと私は思っています。
だから、困っている人がいれば助けてあげたいと思っている。でも、聞かれてもいないアドバイスをすると、相手がどう思うだろうかと思うと、手をこまねく場合もあるとのこと。
実際、髪型やメイクのことで悩んでいそうな人に、メイク上手な子がアドバイスすると、時に「大丈夫」「自分で考えるから」と断られているケースもあるらしいです。
プライドがあるのか? 恥ずかしいと思っているのか? 自分はできていると思っているのか?  分からないけれども
「だから、ちゃーちゃんが『素直に』聞いてくれるのは、こちらとしてもありがたい」
「アドバイスされたことを、ちゃんと忠実に実行してくれているのも、すごいよ」
と褒められました。
私としては「餅は餅屋」というか、専門で上手な人に聞くのが一番だと思っているので、言われたメーカーの商品をこれまたメモして、言われたお店に買いに行って、お店の人と相談して揃えたものでメイクや髪形を整え、無事に当日は派手な衣装に負けないぐらい、派手なメイクにすることができ、「花丸」をもらえた私でした。
祭りの話だけでなく、『素直さ』というのは、仕事でも家事でも子育てでも、何に対しても大事なことだと最近感じています。
分からないことを 「分からない」と言うこと
知らないことを 「教えて」と言うこと
辛い時に 「しんどい」と言うこと
嫌な時に 「それはしたくない」と言うこと
楽しい時に 「最高だね!!」と言うこと・・・。
相手の内面をうまく読み取れないASの私にとって、まずは自分の気持ちを『素直に』表現していくようになったおかげか、私がこんな感じだと、相手も思ったことをオブラートに包まずに、いいことも嫌なことも『素直に』『ズバッと』話してくれるようになるみたいです。
オブラートに包んで伝えられても「??どういうこと??」となることが多く、それも『素直に』相手に「ダメなところや嫌なことがあったら教えて。直したくても、分からないと直せないから」と伝えているからかもしれませんね。
相手の機微や微妙な読み取りができない私にとって、「この人はこういう人」だと理解してもらえているのは、とても助かるなぁと思ったエピソードでした。
(ちゃーちゃん)

 ぐんぐん だより 
今月の「ぐんぐんだより」、担当は「ぐんぐんタッチ」です。

ぐんぐんタッチ(児童発達支援・放課後等デイサービス)

夜には鈴虫やコオロギなどの鳴き声が聞こえはじめ、秋の気配を感じる頃です。
日中はまだまだ気温が高いため熱中症や脱水症などに気をつけて、暑さ対策をしながら元気にこの季節を乗り越えたいですね。
療育で子ども達と関わる中で一人ひとり違った色々な特性を持っていると感じます。コミュニケーションの様子も人それぞれ違います。
例えば要求は、”○○ちょうだい!“と言葉で伝えることはあまりなくて、直接ものを取ろうとするけど、コメント(自分の考えていることを話す)は得意で流暢で言葉が多い子もいます。お喋りができているだけでは、コミュニケーションが上手!とは言えません。
コミュニケーションの中には、【表出】要求や援助を伝える、肯定・否定を伝える、休憩を要求する【理解】「まって」に応じる、今はダメに応じる、機能的な指示に応じる、など色々なスキルがあります。
お子さん一人一人、コミュニケーションのスキルに凸凹があるので、どんなことはできていて、どんなことが難しいのか、一つ一つのコミュニケーションスキルを見ていくようにしています。
コミュニケーションスキルの中の一つに「手伝って」を伝える、援助要求というものがあります。
手助けを要求することは誰にとっても重要です。子どもも大人も誰でも、他の人に解決を頼まなければならない問題にぶつかるからです(例えば、高い棚の上の玩具に手が届かない、好物のおやつが入っている透明な容器を開けることができない、重いドアを押し開けられないなど)。
“手伝って”を伝えられるようになることで、問題にぶつかった時に穏やかに周りの人に援助を求めることができます。
ぐんぐんタッチの療育はPECS(絵カード交換式コミュニケーション・システム)を使用しています。その中に、援助要求を伝える、やり取りも含まれています。
今回は、“援助要求”を目標にして取り組んだ、療育での取り組みを少し紹介します。
Aくんはおとなしい、よくにこにこしている子です。
自分で思うように出来ないことがあるとどこかへ行ってしまったり、大声を出して泣いたり、直接近くにいる人に手伝ってほしいものを差し出していました。(何も言わずに。)
PECSを使い表出のコミュニケーションの取り組みを行っていたお子さんなので、“○○ください”と自発的に自分の要求を伝えることができる場面も増えていました。
しかし、援助要求については、大声を出して泣いたり、何も言わずに物を相手に差し出す行動で伝えていたので、PECSの、“てつだってカード”を使用して自分から自発的に援助を求める練習を始めました。
Aくんが、“てつだって!”と伝えたくなる場面を設定し(例えば、お菓子の袋が開かない、袋の蓋を閉めることができない、ブロックで作りたいものがうまく作れない、車のタイヤがとれてしまっていて自分でははめることができないなどの場面)、最初は療育の中で支援者が手伝いをしながら(てつだってカードを自分で手に取り、それを相手に手渡す動作を後ろからプロンプターの役割のスタッフが手渡す動作を教える方法などを使いました。)、手伝って欲しい相手へ“手伝ってカード”を手渡して、援助要求を伝える練習を行い、慣れてきたら徐々にお手伝いを減らしていきました。
“てつだってカード”を相手に手渡すときに、“てつだって”という言葉もコミュニケーションパートナーが言うようにしていると、Aくんは、てつだってカードを相手に手渡しながら、「てつだって!」と言うようになってきました。
療育で行った援助要求の練習を、ご家族にも協力していただいて自宅でも取り組んでもらいました。
すると、Aくんは自分で思うように出来ない時に「てつだって」、「○○して」、などと落ち着いて伝えられる場面が増え、療育中に大声を出して泣くこともなくなりました。援助を伝えられることの大切さと、不足しているスキルを“教えること”の大切さをあらためて教えられる出来事でした。
Aくんの援助要求のスキルが上がったのは、週に数回の療育での取り組みだけでなく、ご家庭での取り組みがあったからだと思います。ご家族の方の気付きや情報提供、協力がより良い支援につながっています。
これからもご家族と連携しながら、良い支援を目差していきます。
(ぐんぐんタッチ 療育スタッフ:I)

寄付のお礼とお願い

みなさま方から温かいご支援をいただき、グループホーム「ほっぷ1」と「すてっぷ1」で、みんな楽しそうに暮らしています。
ご支援、本当にありがとうございます。

  【育てる会・グループホームへご寄付をいただいた皆様】(R7.7.26〜R7.8.25)

      ○  A.T 様(岡山市)
      ○  NPO法人 発達障害サポートセンター ピュア 様(東大阪市)
      ○  鳥羽代表(赤磐市)
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育てる会では、現在「ほっぷ」、「すてっぷ」に続く「じゃんぷ」のグループホームの建設を構想中です。
これからもよろしくお願いいたします。
寄付金 振込口座
  中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
  岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽 美智代

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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