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令和 8年 9月 30日

 

 第341号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 341号 目次

     大丈夫だよ

     育てる会自閉症啓発セミナーの報告
          「吉田友子先生 講演会 �U」

     即実践講座、夜間連続講座、支援ツール勉強会 の 報告とお知らせ

     木工教室・母の会(仮)・オアシスの会・キッズルーム の お知らせ

     水泳教室・はやぶさの会・クローバーの会 の お知らせ

     お母さんコラム

     ちゃーちゃん日記

     私のお薦め本コーナー
         「「TEACCHのこれまで」と 「これからのTEACCH」」

      ぐんぐんだより
         「ぐんぐんタッチ」

     近隣の講演会等のご案内

     育てる会 今後の行事予定

今年の夏は、本当に暑かったですね。
「このまま永遠に夏が終わらないのではないか」と思ってしまうほど、連日30度を超える暑さが続きました。
ところが、台風の影響で何日か雨が降ったかと思うと、ふと気づけば気温が30度を下回り、季節が一気に秋へと移ったような気がします。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今月は、まず初めに、先日9月10日(木)に行なわれた吉田友子先生の「発達にかたよりのある大学生の理解と対応 第2回」の講演会についてご報告したいと思います。
先生には、3回シリーズで学校や大学など、さまざまな場面で実際に支援に携わってこられたご経験をもとに、具体的で丁寧なお話をしていただいています。
講演会の詳しい内容については、後ろのページに詳しい報告を掲載していますので、ぜひゆっくりとお読みいただければと思います。
私自身、先生のお話を伺って感じたことは、自己肯定感を保つことの大切さでした。我が家は重度の知的障害を伴う自閉症なので、大学には縁がないのですが、「自分らしくあることを肯定する」は、知的障害のあるなしに関わらず、もっと言うと障害のあるなしに関わらず、人として大切なことなのですね。
哲平が小学5年生の頃のことです。
ある日、突然、哲平が「テッペ、ジヘイショウ」と言って泣き出したことがありました。
あまりにも突然のことで、私はどう声をかけたらいいのか分かりませんでした。哲平が何を思い、何を悲しんでいるのか、その時の私には十分には分からなかったのだと思います。
それでも、泣いている哲平を前にして、何か伝えなければと思いました。
「哲平は自閉症だから、こんなにたくさんお手伝いができるんだよ。毎日一生懸命学校にも行っているでしょう。すごいことなんだよ。哲平は自閉症だからお利口さんなの。自閉症だからって、いけないことなんて何にもないんだよ。大丈夫だよ。」
私は、とにかく一生懸命そう言いました。
今思えば、もっと上手な言葉があったのかもしれません。あの時、哲平が私の言葉をどこまで理解していたのかも分かりません。
でも、あの時の私が伝えたかったのは、
「自閉症だからといって、自分を嫌いにならなくていいんだよ」
「あなたは何も悪くないんだよ」
「そのままの哲平で大丈夫なんだよ」
ということだったのだと思います。
あれから長い年月が過ぎました。
今でも、あの日の泣いていた哲平の姿を思い出します。そして、あの時の私の言葉は、哲平に向けた言葉であると同時に、私自身に向けた言葉でもあったのかもしれないと思います。
「大丈夫だよ。」
親になったばかりの頃には分からなかったことも、子どもと一緒に歩いてきた長い年月の中で、少しずつ分かるようになりました。
自閉症だからできないこともあります。でも、自閉症だからこそできること、感じられること、その子らしい素敵なところもたくさんあります。
あの日、泣いていた哲平に伝えたかった「大丈夫だよ」という言葉。
今は、あの頃の自分にも、そして子育てに悩んでいるお父さん、お母さんにも、そっと伝えたいと思います。

そして9月には、新しく二つの勉強会が始まりました。
その一つが、9月14日に第1回が開催された「オアシスの会」です。
この会では、篁一誠先生の著書「自閉症の人の人間力を育てる」を読み、その感想をみんなで語り合ったり、澤月子先生からミニ講習をしていただいたりしました。
また、お母さんたちが日頃抱えている悩みにも先生が答えてくださり、和やかな雰囲気の中にも、いろいろなことを考えさせられる、とても興味深い勉強会となりました。
「オアシス」という名前について、澤先生が「おばあちゃんがアシストする幸せのプログラム」と表現してくださったのも、なんだかとても素敵で、心に残りました。
先生のお話の中で、特に印象に残ったのが、「暮らしの中には、ちょこっと塩分も必要。甘いばかり、優しいばかりではいけない」というお話です。
家の中で子どもに役割を持ってもらうこと。そして、何かをしてもらったら「ありがとう」と伝える。
1日に3回「ありがとう」を言えば、10年で1万回以上になります。お手伝いなどを通して、そんな「ありがとう」が自然に生まれる暮らしも大切なのだと教えていただきました。
また、イルカの訓練のお話も印象的でした。少しぐらいできなくても「まあ、これくらいでいいか」と甘くしてしまうと、イルカはそれ以上の高さには飛ばなくなるそうです。
「優しくすること」と「何でも甘くすること」は、同じではない。
そんなことを考えさせられるお話でした。

そして、もう一つの勉強会が「支援ツールの勉強会」です。
こちらは、武藏博文先生にお願いして、毎年開催している勉強会です。
今年初めて参加された方もいれば、毎年続けて参加されている方もいます。
毎年参加されている方たちの様子を見ていると、その成長には本当に驚かされます。学んだことを一つずつ実践し、それぞれの子どもへの支援に生かしておられるのがよく分かります。
今回、先生のお話の中で特に心に残ったのは、「できないことをやらせようとしない。本人のできることを極めさせよう。その先に成長の道がある」という言葉でした。
そして、その「できること」に取り組んでいくための方法として紹介されたのが、「チャレンジ日記」です。本人がやったことを記録しながら、できることを少しずつ広げていく取り組みです。
ただ「やりなさい」と言うのではなく、子ども自身が「やってみたい」と思えるように支援することが大切なのだそうです。
実は我が家でも、このお話をきっかけに、新しい取り組み方を始めています。どんなふうになっていくのか、またいつか皆さんにご報告できればと思っています。
支援ツールの勉強会に参加すると、いつも不思議と「何か子どものためにやってみよう!」という気持ちになります。
学んで終わりではなく、家に帰ってから、我が子との暮らしの中で何か一つやってみたくなる――。そこが、この勉強会のいいところなのだと思います。
息子哲平、38歳を過ぎても、まだまだ伸びていくことは多く、それがまた楽しみでもあります。
二つの勉強会、参加された方からの感想が、それぞれ後ろのページにありますのでご覧ください。

育てる会の活動の中には、勉強会だけではなく、お母さんたちが楽しむ活動もあります。
その一つが、月に一度の「さをり織りの会」です。
何人かのお母さんたちが集まって、それぞれ思い思いの布を織っています。最近は私も参加させていただいています。
メンバーのお一人、Sさんが初めての方にも丁寧に教えてくださるので、和やかで、とても楽しい集まりです。
そうそう、そのSさんの息子さんが創ったさをり織りが地域のみなさんと開く「五人展」の個展に展示されます。
「近隣の講演会等のご案内」に載せていますので、時間のある方はぜひご覧になってください。
10/21(水)〜10/26(月)、岡山市表町の「テトラへドロン」で開催の「和気から生まれたものづくり 五人展」です。
実は、ずっと前にも、子どもたちのための「さをり織り教室」を開いていた時期がありました。
津山の安東毅さんご一家に来ていただき、育てる会とは別の「ひまわり母の会」という会を作って、毎月、現在のおひさまハウスでさおり織りを楽しんでいたのです。
哲平もその会に参加していました。もう20年以上も前のことです。
ところが、そんなに昔に習ったさおり織りなのに、哲平はちゃんと織り方を覚えていて、先月号でご報告したように、グループホームの部屋に飾るタペストリーを、見事に完成させました。
現在行なっているのは、子どもたちではなく、お母さん自身がさをり織りを学び、ついでに集まって楽しもうという会です。
次回は10月16日(金)ですので、興味のある方はぜひ声をかけてくださいね。
私も久しぶりに織機に向かってみて、織物の楽しさを再発見しました。
ちょうど少し前から「終活をしなくては」と思い、たくさん集めてきた布や糸、そして着物をどうしたものかと考えていました。
結婚の際に母が私に持たせてくれた着物もたくさんあります。でも、もう誰も袖を通すことのない着物ですが、そのまま捨ててしまうのは・・・・どうしても嫌なのです。
「何かに活かしながら、少しずつ整理できないかな」と思っていたところ、さおり織りをきっかけに、自宅でも裂き織りを始めることになりました。
着物を細く裂いて、横糸として織り込んでいく、なかなかダイナミックな織り方です。
これが、やってみると実に面白いのです!
昔、農家のお嫁さんたちが機(はた)を織っていたという話を聞いたことがありますが、こんなに楽しいことなら、昔の女性たちも、もちろん苦労はあったでしょうけれど、織ることそのものを楽しんでいたのではないかな・・・・・・などと思ったりします。
そうやって織った布は、今、友人のKさんがご自宅に持ち帰って、バッグに仕立ててくださっています。
さて、どんなバッグに仕上がるのでしょう。今からとても楽しみです。
そんなわけで、私の暮らしには、最近、楽しいことが次々と増えています。

そこで、ここで皆さんお楽しみ(?)、我が家のお話をいたしましょう。
以前に会報でも紹介させていただいたように、我が家には、銀次郎という猫がいます。1歳5か月になりました。
なかなかやんちゃな子だったのですが、最近、少し様子が変わってきました。
私も主人も仕事にでかけ、一人で留守番をしていると寂しそうなのです。以前は家の中を走り回っていたのに、いつの間にか、ドタッと寝転んで私が帰ってきてもじっとしていることが増えてきたのです。
体重も、いつのまにか4.7kgを超えてきました。
「運動不足なのかな? 寂しいのかな?」と思い、遊び相手にもう一匹猫がいたらいいのではないかと、保護猫を迎えることなどもいろいろ考え、新聞の「子猫をお譲りします」の欄などもチェックしていました。
そんなある日、友人と訪れたイオンモールのペットショップで、ラグドールのかわいい子猫に出会ってしまいました。
とても活発で、元気いっぱい。見た瞬間に「この子がいい!」と思ってしまったのです。
友人と二人で「この子にしよう、この子にしよう」と言っているうちに、とうとう我が家に迎えることになりました。
かなりのお値段でしたので、「車も新しいものに買い替えずに、猫を買うの?」と自分でも思ったのですが・・・・・。はい、つい衝動買いしてしまいました(笑)。
でも一応は主人にも電話で相談したのですよ・・・笑ってOKしてくれました。
こうして、新しい子猫との暮らしが始まりました。子猫の名前は「あいちゃん(愛子)」に決めました。
最初は銀次郎も戸惑っていて、ちょっかいを出したかと思えば追いかけたり、時にはいじめているように見えることもありました。
ところが、最近ではすっかり様子が変わりました。
あいちゃんがとにかく元気なのです。
銀次郎を上回るほどのおてんば娘で、生後5ヶ月となった今では「銀次郎があいちゃんにいじめられているのでは?」と思うような場面もあります。
二匹で家の中を走り回り、追いかけたり、追いかけられたり。
ずいぶん賑やかになりましたが、二匹とも、いつも一緒にいて、なんだか楽しそうです。
そして、もう一つ嬉しいことがあります。哲平が、あいちゃんのことは、とても気に入っているのです。
「あいちゃん、あいちゃん」と声をかけたり、そっと撫でたりする姿が、とてもかわいらしく、微笑ましくてなりません。
実は、銀次郎のときには、哲平は銀次郎のことをとても怖がっていました。近づくことも、触ることもなかなかできなかったのです。それなのに、あいちゃんには自分から「かわいい」と思っていることが伝わってくるような接し方をしています。
猫が一匹増えただけなのに、我が家の中にも、ちょっと新しい風が吹き込んできたようです。

さて、いよいよ秋が深まっていく季節となりました。
勉学の秋、趣味の秋、運動の秋・・・・・。楽しいことが目白押しの季節です。
私も、あれもしたい、これもしたいと、ついつい欲張ってしまいそうです。
ただし、「食欲の秋」だけには、くれぐれも気をつけたいと思っている、そんな秋の始まりです(笑)。
皆さんも、それぞれの秋を思い切り楽しんでくださいね。
一方で、インフルエンザや新型コロナウイルスも流行しているようです。楽しいことを続けていくためにも、体調管理は大切ですね。
外出の際には必要に応じてマスクを着用し、手洗い・うがいなど、できることを心がけて、自分の身体は自分で守っていきましょう。
季節の変わり目です。くれぐれも無理をせず、元気に秋をお過ごしください。
(鳥羽 美千子)

育てる会 自閉症啓発セミナー の 報告

令和8年9月10日(木)、「第138回 育てる会 自閉症啓発セミナー」を開催いたしました。
今回は、千代田クリニック 院長でiPEC(子どもとおとなの心理学的医学教育研究所)所長の精神科医、吉田友子先生をオンラインにお招きし、「発達にかたよりのある大学生の理解と対応 〜大学生支援からみえる幼児期・学童期支援と成人期支援〜」のテーマで、連続3回シリーズで開催しております。
今回は、その第2回として「自分を知って卒後に備える」のタイトルでお話しいただきました。
それでは、当日参加したスタッフからの報告と、参加されたみなさまからの感想が届いていますので、紹介させていただきます。

2026年9月10日、千代田クリニック院長の吉田友子先生による「発達に偏りのある大学生の理解と対応 〜大学生支援からみえる幼児期・学童期支援と成人期支援」の第2回を受講しました。
今回は、大学生への「自己理解支援」と、就職活動・障害者雇用を中心にお話がありました。
今回の講演で私が特に印象に残ったのは、自己理解支援は、本人に診断名や特性を説明することから始まるのではないという言葉でした。
吉田先生は、まず本人が困っている場面で実際に手助けをし、「誰かに相談したら楽になった」、「工夫したらうまくいった」という経験を積むことが土台になると説明されました。
そのうえで、うまくいった理由や本人の特徴を一緒に整理し、少しずつ本人自身が自分を助ける方法を使えるようにしていくことが大切だということでした。
例えば、困りごとが起きた時に、支援者が原因を整理して具体的な工夫を提案し、それによって本人が実際に困らなくなる経験をつくります。その後、「はっきり決まっていると安心できる」「見通しが立つと動きやすい」といった、その人自身を理解するための言葉を提供していきます。??田先生はこれを「キーワード提供」と表現されていました。
単に自閉症について知識を教えるのではなく、自分の具体的な経験と結びつけて理解できることが重要だということです。
大学生の場合、自閉症についてかなり詳しく、専門書や論文まで読んでいるにもかかわらず、「昨日なぜ辛くなったのか」「なぜ親とけんかになったのか」「なぜ大学に行けなくなったのか」といった自分自身の出来事と、その知識が結びついていないこともあるそうです。
知識を増やすことと自己理解が深まることは同じではありません。本人の生活の中で実際に起きた出来事を一緒に振り返り、「自分の場合はどうなのか」を理解していくことが、生活に役立つ自己理解につながると学びました。
また、自己理解支援では、苦手なことへの対処だけでなく、「自分らしくあることを肯定する」という視点も重要だと話されました。
本人が周囲に合わせる方法や、自分を助ける技術だけを身につけると、「本来の自分を出してはいけない」と受け取ってしまう可能性があります。場面によって工夫することと、安心できる場所や相手の前では自分らしく過ごしてよいことの両方を伝える必要があります。
これは、幼児期や学齢期の支援でも意識しておきたい点だと思いました。
さらに、こうした自己理解支援は、診断説明の前後だけに行う特別な支援ではなく、幼児期から成人期まで続くものだという話も印象に残りました。
幼児期であれば、まず「困った時に人に相談すると助けてもらえる」という経験を積むことができます。
学齢期には、自分の得意・不得意や、うまくいくためのコツを少しずつ言葉にできます。
そして大学生や成人になると、それを自分で使い、必要な時に周囲へ説明したり、助けを求めたりする力へつなげていくことができます。
年齢によって方法は変わっても、支援の流れ自体は共通しているというお話でした。
合理的配慮についても、“自己理解”との関係から説明がありました。
大学では、合理的配慮を受ける際に、基本的には本人からの申し出が必要になります。そのため、自分が何に困っているのか、どのような配慮が必要なのかを本人が理解していることには大きな意味があります。
一方で、合理的配慮につなげるためだけに、本人の準備ができていない段階で診断名を伝えることには慎重であるべきだという話もありました。
吉田先生ご自身も、過去に大学で配慮を受けるために診断説明を急いだ経験があり、その後、本人にとって必ずしも良い結果にはならなかったと振り返られておられました。
診断名を知ることそのものがゴールではなく、その前から本人を助け、自己理解を育てていくことが重要です。診断書がなくても、学生相談室などで具体的な助言を行うことはできます。
また、大学によっては、教員に本人が学びやすくなるための個別の工夫をお願いすることもできます。「診断がなければ何も支援できない」とは考えないことが大切だ、とおっしゃられました。
また、個別の合理的配慮だけでなく、あらかじめ環境を整えておくことの重要性も紹介されました。
たとえば車いすの学生が来るたびに職員が段差を持ち上げるより、最初から段差をなくしておけば、本人も大学側も負担が少なくなります。
発達の偏りへの支援でも同じで、分かりやすい情報提示、予定や課題を確認しやすい仕組み、LMSの活用など、誰にとっても利用しやすい環境が整えば、個別に配慮を申請しなくても困りにくくなる人が増えます。支援を「特定の人だけに特別なことをする」と考えるのではなく、困りにくい環境そのものを作る視点が必要だと思いました。
後半では、就職活動と障害者雇用について具体的な事例を交えての話がありました。
発達に偏りのある学生の中には、大学では問題なく単位を取り、専門分野では高い力を発揮していても、一般的な就職活動の面接ではなかなか評価されない人がいます。
書類選考は通るのに面接で不採用が続き、自信を失ったり、精神的に不調になったりする学生も少なくないそうです。
ここで印象に残ったのは、「就活がうまくいかないことと、その人に働く力がないことは同じではない」という考え方です。
一般的な就職活動では、短い面接の中で自分をアピールし、相手の意図を読みながら受け答えする力が求められます。この方法が本人の特徴に合わない場合、仕事そのものの能力とは別のところで評価されにくくなることがあります。
そのため、一般就労だけにこだわるのではなく、障害者雇用や就労支援を利用し、実際に作業する様子や必要な配慮を見てもらいながら、自分に合った働き方を探すことも一つの選択肢になります。
講演では、大学を卒業できる力がありながら、就労支援機関から「このまま就職するとつぶれてしまう可能性がある」と助言され、就労移行支援を利用した学生の事例も紹介されました。
その方は特例子会社に契約社員として就職し、1年後に正社員となりました。定着支援を受けながら働き、生活面ではグループホームを2年間利用した後、マンションで安定した一人暮らしを実現しました。その後転職し、より良い条件で働いているそうです。
この事例からも、「最初から一人でできること」だけを自立と考えるのではなく、必要な支援を使いながら自分の生活や仕事を安定させ、その経験を次につなげていくことが大切だと感じさせられました。
就労移行支援についても、単に就職先を探す場所ではなく、実際の作業や集団活動を通して、自分は何が得意なのか、何が苦手なのか、どのような配慮があれば力を発揮できるのかを整理する場として活用することが重要だという話がありました。
これはまさに、就職に向けた自己理解支援そのものだと思います。
今回の講演を通して、自己理解とは「自分は自閉症だからこうだ」と診断名で自分を説明できることではなく、自分がどのような時に困り、どのような工夫をすると力を発揮しやすいのかを具体的に理解し、必要に応じて自分や周囲に働きかけられることなのだと改めて感じました。
そのためには、幼い頃から、困った時に相談し、助けてもらい、工夫によってうまくいく経験を積み重ねることが重要です。
日々の療育でも、子どもの困りごとを大人が解決して終わるのではなく、「なぜ困ったのか」「何をしたらうまくいったのか」を、本人に分かる形で少しずつ返していくことを意識したいと思います。
将来、自分で自分を支え、必要な時には周囲に助けを求められる力につながるよう、目の前の支援と将来の自己理解を結びつけて考えていきたいと思いました。
(育てる会事務局:N)
参加された方からのアンケートの一部です。

○ これまで私が(支援でなく)指導する立場で関わってきた「気になる大学生」を振り返ると、いずれも診断は受けていなかったものの、今回の講演で示された「要調整状態ARC」にあったように思います。どのような特性や困りごとに対して、どのようなキーワード提供を行えばよいのかについて、自分自身の引き出しを増やす必要があると痛感し、吉田先生のご著書などを通して学びたいと思う一方、この機会にキーワード提供の実例をさらに多く伺ってみたいと感じました。
学生が自分自身でモヤモヤの原因に気づき、その対策を考えられるようになることを目指して教育に取り組みたいと思います。
 (大学教員)
○ 大学生の話というと「知的に問題ないかあるいはそれほど大きな困難はない人のお話」と思いがちですが、吉田先生のお話は、いつも「重度の知的障害の息子にも、役立つ・やってみたい」という視点のお話で、とても心に刺さります。
特に自己理解のためにキーワードを使うお話は、難しい理解は無理だとしても「こんなことが好きだね」とか「こんなのは嫌いだね」という言い回しで、重度の息子にも伝えてあげることができるなぁと思いながら聞いていました。本人からの表出が少ないので、どうしても「こちらが思う」という部分が残ってしまうのが悩みでもありますが・・・・・。
最後に教えていただいた「療養・就労両立支援」は初めて聞く制度だったので、大きな学びになりました。我が家は重度ですが障害者雇用で就労していることもあり、こういう制度を知っておくことは、何か困難なことが起こったときに、役に立つのではないかと思いました。
いつもASDの方達に真摯に向き合ってくださる先生のお姿に、感銘を受けています。今回も大切な、そして素敵なお話をありがとうございました。
 (ご家族)
○ メンタルクリニックでの診察時、先生は「どうですか?」と聞いてくれるので「まあまあです。」とか言ってしまい、具体的に自分の事を伝えるのが苦手です。聞かれて直ぐにその場で自分の考えを言うのも苦手です。
講演の中にも触れていただいていましたが、診察前に問診票などがあれば良いなと思います。体調や精神的なしんどさの度合いや面白かったこと、嫌だった事など。第3回ではそういう質問シートを紹介していただけたら嬉しいです。
先生が講演でお話されていた学生さんは知的にも能力が高い方なので、境界知能の自分もそうなれるのかなと思いました。吉田先生に関わってもらえた学生さんは本当に良い先生に巡り会えて、その後もご活躍され、良かったなと思います。目標にしたいです。
 (当事者の方)
○ 自己理解支援で大事にすることは、役に立つこと、縁をつなげること、強みを見つけること。本人の体験からキーワード提供し、実感を伴った特性・診断名の説明が大事であることを実感しました。先生の学生や患者さんに対する誠実な姿勢に感動しました。相談者の方の役に立つために研鑽したいと思います。 (発達障害者支援施設職員)
○ ARCの学生たちへの支援体制構築、ARCの学生たちに対する「安全で望ましい自己理解の流れ」など吉田先生の「自己理解支援」の考え方に非常に共感させていただき、納得させられました。ありがとうございました。
合理的配慮に関しては「できないことを補う手段」ではなく、「学びやすさ」や「過ごしやすさ」「快適さ」を実現するための手段であってほしいと感じます。大学生に限らず、発達特性のある人には、「診断の有無」、「特性への自覚」、「支援を希望するかどうか」などの要素であらゆる組合せがあり、自己理解支援の過程もさまざまだと思います。
現在、発達障害のある人に関わる仕事をしており、発達障害のある本人さんたちの居場所を作っています。悩みや経験を共有したり、あるある体験を共有したり、カモフラージュせずに過ごせる空間・時間を通して、「つながり」「心理的安定」「セルフケア」に加え、緩やかな肯定的な「自己理解」も目的の一つにしています。
(発達障害に関する相談・支援機関)

令和8年度 発達障害支援 夜間連続講座 in 赤磐

令和8年度も赤磐市との共催をいただいた、発達障害支援のための夜間連続講座が始まりました。
講師は、川崎医療福祉大学特任准教授でTEACCH公認上級コンサルタントでもある諏訪利明先生です。
第4回の講演では、コミュニケーションプログラムの第1回として、表出プログラムにについてお話しいただきました。
今回の諏訪先生の講座は赤磐市との共催ですので、赤磐市在住・在勤の支援者のみなさまは、無料で講座に参加できます。
この機会を逃さずにぜひ、途中からでもお申し込みください。
(なお、育てる会 正会員の方には、後日となりますがアーカイブ配信を提供しますので、ご希望の方は事務所まで申し込んでください:正会員 無料)

 『 発達障害支援 夜間連続講座 第5回 』

日 時:令和8年10月22日(木) 19:00〜21:00
場 所:オンライン開催(Zoom)  【後日配信あり】
テーマ:「ASDのコミュニケーションプログラム �A 」
講 師:諏訪 利明 先生(川崎医療福祉大学 特任准教授)
主 催:赤磐市、岡山県自閉症児を育てる会
参加費:【全10回分】一般 20000円、賛助会員 17000円、赤磐市在住・在勤者 無料
申込・問合せ:E-mail acz60070@syd.odn.ne.jp
https://forms.gle/h8PUKXDoqMXoMv8U6
それでは、第4回「ASDのコミュニケーションプログラム �@」を受講された方からのアンケートの一部です。

○ 今回の研修を通して、ASDのコミュニケーション支援は、単に伝え方を工夫するだけでなく、ASDの学習スタイルと関連づけて考える必要があることを改めて学びました。これまで理解を促す支援には多く取り組んできましたが、本人からの自発的な表出をどのように引き出し、育てていくかという視点も重要だと感じました。今後の支援や職員への伝達にも活かしていきたいです。
○ 諏訪先生のこれまでの経験から出た具体的な事例が、どれも「なるほど」でした。また、自然な文脈の中で教えていくことについても、本人が今まさにやっている場面でやることでやることで般化の困難を楽にしてくれるのかもなと思いましたし、引っ張り出すためのプレスもかけすぎないように自然にユーモアを持ってやれるようにするというのは、本人の人権擁護の視点からも大事だなと思いました。
○ 『育てたいのは「言葉」ではなく「相手を意識したやりとり」』という文言、保護者の方に説明するときにぜひ使いたい言葉だと思いました。
『コミュニケーションに大事なのは自発性と方向性で』という説明をするとき、方向性の説明の時に「誰に伝えているかわかりやすく」と説明していましたが自分の中でイマイチしっくりこなくて悩んでいました。
でも『相手を意識したやりとり』ってとてもわかりやすい言葉だなと思いました。明日から使おうと思います。
コミュニケーションサンプルをとるときも練習するときも自然な形で行うこと、心がけていますが自分の引き出しが少なくて難しいなと日々感じます。でもほんと、設定が不自然だと変な誤解をさせてしまうなと感じるので、自然な場面設定で本人のニーズに合わせて取り組むことを一層意識したいと思いました。
○ 自発のコミュニケーションについて改めて考える機会をいただきました。支援を考えているとどうしてもこういうことを伝えられるようになると良いのでは、ということを優先していたことがありました。そういった場合は習得に時間がかかっていて、結局目標を変えることもありました。それがなぜだったのか先生のお話をお聞きしてやっと理解できたように思います。周囲が必要と考える内容ではなくて、ご本人をアセスメントし、理解し、ご本人が伝えたい内容・場面から始めることを一緒に働く人たちと改めて共有していきたいと思います。

令和8年度 現場の先生のための即実践講座

今年度の即実践講座は、講師に“ドクターPECS”と称されるペンショナー児童精神科医の門眞一郎先生をオンラインにお迎えして開催しています。

また、第4回までは終了いたしましたが、まだ半分も過ぎていません。
途中参加の方には第1回からの講義の見逃し配信をご案内いたしますので、どうぞ今からでもご参加ください。
(育てる会 正会員の方には、門先生の講座も、後日となりますがアーカイブ配信を提供しますので、ご希望の方は事務所まで申し込んでください:正会員 無料)

  『 現場の先生のための即実践講座 第5回 』

日 時:令和8年10月27日(火) 19:00〜21:00
場 所:オンライン開催(Zoom) 【後日配信あり】
テーマ:「表出コミュニケーションの支援(2)  重要なコミュニケーション・スキル 」
講 師:門 眞一郎 先生(ペンショナー児童精神科医)
主 催:NPO法人岡山県自閉症児を育てる会
参加費:【全10回分】一般 23000円、賛助会員 20000円
申込・問合せ:E-mail acz60070@syd.odn.ne.jp
https://forms.gle/wwyursBJQGEpvsZ48
なお、第4回「表出コミュニケーションの支援(1)  PECS」につきましては、開催が9月29日となり、会報の締切に間に合いませんでしたので、参加された方からのアンケートは次号で紹介させていただきます。

令和8年度 支援ツール勉強会の報告とお知らせ

支援ツール勉強会は、子どもが自分から物事に取り組む力を高めて、今と将来の生活を充実させることを目的としています。
今年度も講師は武藏博文先生にお願いします。
普段の生活で出会う困りごとを取り上げて、改善したりプラスに転じたりするための支援ツールを考えて、皆さんそれぞれに作成してみましょう。
「18歳の春を目指すクラブ」主催の「令和8年度 第1回 支援ツール勉強会」が、9月8日(火)
育てる会 大広間で開催されました。当日の報告や、参加者のお母さんたちからのアンケートが届いていますので紹介いたします。
第1回に参加できなかった方も、毎回テーマを変えて行なっていただいていますので、都合のつく回にぜひご参加ください。
正会員の方は無料です。

9月8日、第1回「支援ツール勉強会」を開催しました。
第1回のテーマは「前向きに自信を持とう」。
日々の生活の中で「できた!」という経験を積み重ね、本人の意欲や自己肯定感につなげていく「チャレンジ日記」について学びました。
支援を考える際には、まず「できないこと」に目を向けるのではなく、本人が分かること、できること、興味や関心を持っていることを生かすことが大切だと学びました。
「言われればできる」「誰かと一緒ならできる」という姿も本人が持っている力として捉え、そこから少しずつ「自分で分かる」「一人でもできる」へと広げていきます。
また、特別な時間を新たに設けるのではなく、着替え、歯みがき、家事、仕事など、毎日の生活の中にある自然な機会を活用することも大切です
チャレンジ日記は、単に「できたらシールを貼る」という道具ではなく、「本人が実行する→記録する→相手に報告する→認めてもらう→振り返って次につなげる」という循環を作ることが大きな目的です。
最初はシールやスタンプ、ご褒美などを使って「やったら認めてもらえる」という経験を積み、少しずつ自分から記録したり、取り組んだことを報告したりできるようにしていきます。さらに成長に応じて、自分で目標を決め、達成度を振り返り、次の目標を考える「自己評価」へとつなげていきます。
そのためには、本人にとって「何がうれしいのか」を大切にすることも重要です。
大人が良いと思うご褒美ではなく、本人が実際に楽しめる物や活動を選びます。
また、「すごいね」「上手だね」だけではなく、「最後までできたね」「自分からお願いできたね」など、何が良かったのかを具体的に伝えることで、本人に「自分のことを見てもらえている」と感じてもらうことができます。
勉強会では、参加者それぞれが自分の家庭で取り組めそうなことを考えました。
トイレ掃除やランニング、入浴時の身体洗い、水分摂取、トイレトレーニング、工作、ボウリング、買い物や家事など、年齢や生活に合わせてさまざまなアイデアが出されました。
今回の勉強会を通して、「できなかったこと」ではなく「できたこと」に目を向け、その一つひとつを本人と一緒に喜び、次の挑戦につなげていくことの大切さを改めて確認しました。またチャレンジ日記も一度作ったら終わりではなく、本人の成長や生活の変化に合わせて形を変えていくことが大切です。うまくいかない時も失敗と決めつけず、「どうすれば本人に合うか」を考えながら試していく。そんな支援の姿勢を、参加者同士で共有する機会となりました。
〜 参加者のみなさんの感想です 〜

○ 参加して先生のお話を聞くと、やろうかな、やった方がいいよなと漠然と思っていたことが、
やらなきゃ!に変わります。
他の参加者さんのお話も参考になることが多く、頑張っていこうと思いました。
○ できないことをできるようにすることが支援することだと思っていましたが、今日の勉強会でできること、興味・関心のあることを取り入れることが大切だと学びました。 みなさんのお話や先生から学んだことを参考に、まずは我が子と無理なく取り組めるチャレンジ日記を始めてみようと思います。 よい機会をいただき、ありがとうございました。
○ 毎年、支援ツール勉強会を楽しみにしています。 子どもの年齢があがってくると、「もうこの程度出来ているしいいか」と、親の気持ちも落ち着いてきてしまいますが、勉強会に参加することで、もう少しやってみよう。今あるものを改良してみようか。と、不思議と前向きな気持ちになれます。
我が子は、この春から生活スタイルが大きく変化したので、先生にアドバイスいただきながら、より良いものに改良できたらいいな。と思っています。

  『 第2回 支援ツール勉強会 』

日 時:令和 8年 10月7日(水) 10:00〜12:00
場 所:育てる会事務所 大広間(赤磐市上市355−2:ゆめモール 向かい)
テーマ:「社会的な理解を深めよう 〜ソーシャルストーリーの作成体験〜」
参加費: 正会員 無料、 ぐんぐんグループ療育利用者・賛助会員 各回500円

ここから下 ↓は 正会員向け行事のご案内 です。
※ 正会員について
    資格:自閉症のお子さんのいるご家庭で、原則 岡山県在住の方
              (会員向け行事は岡山県内にて開催のため)
    会費:入会金3,000円+月会費1,200円×3月末まで (次の年から年会費:14,400円)
    特典:正会員向け行事参加
【 キッズルーム、サッカー&ドッジスポーツクラブ、水泳教室、木工教室、AAO活動(ガイドヘルプ活動)、木工教室、クリスマス会、OHAの会(高機能)、オアシスの会(知的障害を伴う)、座談会(クッキング、マッサージ)、18歳の春を目指す会、さをり織り教室、はやぶさの会(男の子)、クローバーの会(女の子)、わいわいHoliday(青年の会)、おやじの会(山のぼり、BBQなど)】  などなど
        他 セミナー等 正会員料金、毎月会報郵送
※賛助会員について
    資格:どなたでも
    会費:入会金 不要、年会費 3,000円(入会された月から1年間)
    特典:セミナー等 賛助会員料金、毎月会報郵送
正会員・賛助会員・療育・セミナー・連続講座等 申込み
  http://sodaterukai.org/policy1.html

木工教室 募集のお知らせ

先月号でお知らせした木工教室、参加者 大募集です!!
毎年、お父さんたち(もちろんお母さんも)が、ここが腕の見せ所と張り切って、お子さんと一緒に糸ノコに挑戦している木工教室です。
今年は、図のような小物入れ、あるいはプランターとして使える、世界に一つしかない木工作品を創ります。
キットは木工作家の川月清志先生が用意してくださるので、小さなお子さんでも大丈夫です。
糸ノコで切り出すのは後ろの模様だけですので、お好きなアイデアを詰め込んだ図を用意してくださいね!
日 時:令和8年10月31日(土) 10:00〜11:00 (雨天の場合は11月1日(日))
場 所:おひさまハウス 中庭(赤磐市和田194-1) (赤磐ぐんぐんの建物です)
費 用:1800円(ひとり分:材料費)
定 員:12名(先着順) (きょうだい参加OKです)(正会員限定)

母の会(仮称)のお知らせ

先日の総会資料でお知らせした通り、今年度から「NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会」の理事会は、従来の親たちだけのメンバーではなく、専門家の先生方や療育やグループホームの責任者なども加わった理事会となっています。
法人としての組織運営を、全般的に担っていただくためです。
もちろん、親の方も理事会メンバーに入っていただいているのですが、これまでのように「親の会」としての意見の集約は、以前よりは難しくなっています。
そ・こ・で・・・・親たちだけの集り、「母の会(仮)」で親としての意見や希望を出しあって、それを親代表の理事の方に、理事会に持って行ってもらおう・・・ということになりました。
親たちだけの気楽な集りですので、特に意見などなくてもどなたでも遠慮なく気軽にご参加ください。
今、困っていることなど話しているうちに、解決への方向性など見つかるかもしれませんね・・・
日 時:令和8年10月22日(木) 10:00〜
場 所:事務局 大広間(赤磐市上市355-2:ゆめマート 向かい)(正会員限定)

オアシスの会のお知らせ

オアシス(OASIS:Okayama Autism Support & InclusiveSociety)の会は、知的障害を伴う自閉症児(者)を育てる親たちの会です。
講師は、以前セミナーや支援ツール勉強会の講師をお願いした澤月子先生です。
読書は篁一誠先生の「自閉症の人の人間力を育てる」です。
令和8年度は年間5回開催で、参加費5000円、正会員限定で行ないますので、安心して参加ください。
Zoomにての開催です。
第1回が9月14日(月)にオンラインで開催されました。
参加された方からのアンケートが届いています。

○ 本の内容もわかりやすかったので、みなさんで順番にテンポよく読み進めるのが良かったです。良い勉強になりました。
澤先生のミニ講座や途中のお話も、リアルなエピソードがきけるのがありがたいです。
参加者の方々の現在の支援の相談や、大変だった頃のエピソードなど、さまざまな成人期のASDの方の生活のお話が聞けて勉強になりました。次回も楽しみです。
○ 私達にも、参加しやすいzoomという方法(注:県外在住の方)で「読書会」「ミニ講座」「一言・今の悩み」という全部詰まって有意義、ほっとする時間でした。ありがとうございました。
○ 本を読み上げて聞くことで、自分で読むよりも頭に入って来た気がします。ミニ講座も面白かったです。
少しの塩が必要ということや、実行機能が下がっていくということで、日々の生活を改めて考えないと、と思いました。
次回も楽しみです。ありがとうございました。

 『 令和8年度 第2回 オアシスの会 』

日 時:令和8年11月9日(月) 10:00〜12:00(頃)
場 所:オンライン開催(Zoom) (後日配信はありません:(正会員限定))
参加費:5000円(全5回:途中参加の方には、回数割りします)

キッズルーム体験会のお知らせ

日 時:令和8年10月4日(日) 13:00〜15:00
場 所:岡山大学 体育館(岡山市北区津島中2-1-1)
持ち物:うわぐつ、飲み物(必要な方)(正会員・【& 今回のみぐんぐん療育利用者】 限定)
今回のキッズルームは、当初の予定(10月17日(土))より、会場の都合で、10月4日に変更となったため、申し訳なかったのですが、会報での案内が間に合わなくなってしまいました。
正会員のLINE登録されている方には、LINEでご案内させていただいたのですが、登録されていない方には申し訳ありませんでした。
そのため、急遽、今回のキッズルームにつきましては、まだ正会員に入会されていないぐんぐんグループ(赤磐ぐんぐん、ぐんぐんぴっぴ、ぐんぐんキッズ)の療育に通われておられるお子さん方にも、「キッズルーム体験会」として、参加の呼びかけをさせていただきました。
体験会ですので、今回に限り参加費は無料(正会員の方も、もちろん無料)とさせていただきました。
(岡大の駐車場を利用される方は、駐車料は有料となります)
これを機会に、育てる会の正会員活動に興味を持っていただけると嬉しいですね。

水泳教室のお知らせ

日 時:令和8年10月18日(日) 15:30〜17:00
場 所:OSKスポーツクラブ(岡山市北区絵図町1−50)
連絡先:育てる会事務局(086-955-6758)
★水泳教室に新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。(正会員限定)
体験してみたい方は、2回までOKです(1回 1000円)。
プールは正会員限定で、5レーン分を貸切で使っていますので、安心してお越しください。
★欠席される方は10月15日(木)までに事務局に連絡してください。
 (担当:I & S)

はやぶさの会 の 報告

先日9/22(火)、『はやぶさの会』を実施しました。
我が子は「久々だなー、皆元気かな?」「◯くんは来るかな?」「どんな話しようかなー」なんて、ワクワクとちょっぴりの緊張を抱えながら参加していました。
当日は5家族10人が集まり、最初は家族ごとに食事を囲んで少し落ち着いたあと、子どもと親に分かれてデザートを食べながら近況トークを楽しみました。
子どもたちは小1〜高2までと幅広い年齢でしたが、何やら楽しそうにおしゃべりに花が咲いていました。
親たちは子どもたちと離れて見守りながら、今の心配事や最近の出来事について情報交換をしました。 「また親だけでも集まりたいね」「BBQとかピクニックもいいかも」なんてワイワイ話し、あっという間の時間でした。
当日の参加者の方からの感想を紹介します。

○ 今回は、弟が小学1年生で初参加しましたが、お兄さんたちが優しく面白かったようで、終始不安もなく楽しそうな笑い声が聞こえていました。兄と隣り合わせだと喧嘩になりそうだったのですが、他のお母さん方が気づいてご自身のお子さんに声をかけ、席替えをしてくださったのでとても助かりました^^
母たちも、ためになる情報を共有させてもらったり、共感して安堵したり、新しい発見があったりと、とても充実した良い時間を過ごせました^^
○ 今日はありがとうございました。
今回は親だけ参加させていただきましたが、皆さんのお子さんが大きくなった姿を見て嬉しくなりました。
また、親同士で「子育てあるある」を話せて楽しかったです。
兄弟でおやつを分ける時に「秤を使って公平さを気にするのは我が子だけではない」と知り、クスッと笑ってしまいました(笑)
私は子どもが大きくなってから育てる会を知り、『はやぶさの会』にも遅ればせながらの入会だったのですが、お母さん方がいつも温かく受け入れてくださるので、すごく溶け込みやすく居心地が良くてありがたいです。
いつもありがとうございます!またよろしくお願いします!
○ 子どもの感想は「次はラウンドワンに行きたい。学校の話をしたり、遊んだりした。楽しかった」でした。親同士でおしゃべりするのがとても楽しかったです。
子どもたちの年齢の幅はありますが、それぞれにおしゃべりしたり手遊びをしたりして穏やかに時間を過ごせており、成長を感じました。
○ ただいま反抗期真っ只中(?)の息子「楽しかった!また遊びたい」の一言だけ!
でも、すごく楽しそうにしていて、「はやぶさの会があるけどどうする?」と聞いたら、速攻「行きたい」と話していたので、子どもにとっても楽しみな集まりなんだと感じています。
私も皆さんに久々にお会いできてとても嬉しかったです。皆さんとの話の中で「小さな頃は大変だったけれど、それをバネに頑張れた。パワーになった」という話題が出ましたが、本当にそうだなあと思いました。その頃のパワーが育てる会につながり、今『はやぶさの会』に参加していると思うとなんだか不思議な感じがします。またの集まりを楽しみにしています。
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
『はやぶさの会』は、同じASDの子達との仲間作り!のための集まりで、対象は小1以上の男の子達です。
兄弟でも、診断があれば参加できます。
どんな雰囲気か知りたい方、まずは親だけでの参加も可能です!
事務局にお問い合わせくださいね(^_^) (正会員限定)
(担当:M)

クローバーの会 の 報告

先日9/27(日)、『クローバーの会』を実施しました!
子どもたちからは「いつ集まるの?」「まだ?」「早く集まりたい」「みんなに会いたい」とずっとせっつかれていながらも(ごめんね)、なかなか開催できず・・・・。
ですが、なんとか久々に集まることができました!
当日は体調不良やお仕事などで3家族6人と少し少人数でしたが、初めて参加してくださる方も交えてお喋りするには、かえってちょうど良い規模だったかもしれません。
子ども同士で「これ食べる?」「次何歌うの?」「〇小学校だったら知っとる子いるよ」「えー、うちもお兄ちゃんおるけど、〇ちゃんとこみたいに仲良しじゃないからなー。いいなー」などとお喋りしながら、カラオケを楽しみました。
子どもたちは偶然にもみんな小4だったので、「『茶色の小瓶』って曲知ってる?」「音楽発表会もう終わった?」など、同世代ならではの会話も生まれたり生まれなかったり……笑。
「2時間も時間持つかなー」なんて言っていたのも束の間、あっという間の時間で、「え?もう2時間!?」「次は3時間とかにしたいね!」なんて言いながら退出しました。
写真を撮ろうとするとみんな恥ずかしがるモジモジした姿も、とてもかわいかったです。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!
参加者からの感想を紹介します。

○ 今日はありがとうございました。初めて会う子がいて、みんなの前で歌うのは緊張もしていましたが、すぐにリラックスできて楽しめたようです。
帰り道で「楽しかった!」と言っていました。ありがとうございました。またお願いします!
○ 今回も楽しく参加させていただきました。定期的に会っているにも関わらず、今回はなぜか恥ずかしさが強かったようで、歌声が小さかったり写真に入りにくかったりしましたが、暖かく見守っていただきありがとうございました。
カラオケは何度目かですが、今回は自分が歌うことだけじゃなく、お友達の歌も興味を持って聴いている姿が印象的でした。
一人だと聴く曲にも偏りがあるので、良い機会になりました。
さらに、新しいお友達も増えて嬉しいです。次回も楽しみにしています♪

  『クローバーの会』とは?
同じASD(自閉スペクトラム症)のお子さんたちの仲間づくりのための集まりです。
対象: 小1以上の女の子たち(ごきょうだいでも、診断があれば参加できます)
男の子の場合: 『はやぶさの会』もあります!
どんな雰囲気なのか知りたい方は、まずは親御さんだけでの参加も可能です。
ぜひ事務局にお気軽にお問い合わせくださいね(^_^) (正会員限定)
(担当:M)

お母さんコラム

高1でASDの診断のある県立高校に通う息子と、小4でASDの診断のある通常学級に通う娘を持つ母が、普段の我が子との日々をつれづれに書いているコーナーです。どうぞ気軽な気持ちで読んでください。
今回も娘の話です。
娘はわりと昔から「ああ言えばこう言う」タイプで、親の言葉をそのまま受け取って「なるほど」と納得することがあまりありません。
最近は自立を意識しているのか、“理由に納得できないと動かない”という姿が、ちょっとずつ強くなってきました。
先日、「歯磨きした?」「顔洗った?」と私が毎朝確認するのを、一体いつまで続けるかという話になりました。
娘は「別に頼んでいる訳じゃないんだし、大変なら声をかけなければいいじゃん」と言います。
しかし、私が声をかけなければ、うっかり忘れてしまうことが多いのですが、本人にはその自覚がありません。
「ほとんどちゃんとできている」と思っているのです。
実際の朝の流れを確認してみると、「朝ごはん→服を着替える→髪をセットする→歯磨き→顔洗い」という順番にしているようです。
ところが、朝ごはん→服を着替える→髪をセットするまですると、「ふぅ」と一仕事終えた気持ちになるのか、洗面所から出てこようとするのです。
髪をセットするのは絶対に忘れない娘。
どうしてかと理由を尋ねると「髪の毛がぼさぼさだと、かっこ悪いじゃん」「みんなに可愛いと思われたいから」とのこと。
いやいやいや、髪はどうせ帽子で乱れるし、髪の毛より歯の汚れや顔の目やにとかの方が気になるんだけど・・・・??というのが母の本音。
そこで、図を描きながら、「なぜ顔洗いと歯磨きを優先してほしいのか」を具体的に示しました。
いくら髪が綺麗にセットされていても、歯が汚れている人や目やにが付いている人は「あらら」と残念感が増すということを伝えると「最初からそう言ってよ!」と娘。
えええええ?いやいやいや・・・・・・ずっと言っていたつもりなんですけど・・・。
娘は「でも、定着していないことだから、うっかり忘れそう」とのことで、スケジュールの順番を変えてみることにしました。
「朝ごはん→服を着替える→歯磨き→顔洗い→髪をセットする」つまり、忘れやすい行動を、今できていて本人にとって必ずやると意識している行動の前に置く、という作戦です。
今のところ、結構この方法はうまくいっているようで、あと一歩で定着しそうな気配があります。
「眉毛が繋がりそうだ」とかには気づくのに、目やにには気づかないのが面白いなとも思いつつ、やっぱり「本人に分かるように伝える」ことの大切さを改めて感じました。
伝えたつもりでも(本人も分かったつもりで)、伝わっていないことはまだまだ多いもの。これからも「分かるように」伝える、を意識しながら、丁寧に教えていこうと心に誓いました。
本当にこの子たちの考え方や優先順位って、色々面白いですねー。
(cyacya)

ちゃーちゃん日記 (あるASDの女の子のお話)

ASDの子ども二人を育てる母親であり、AS当事者でもある私の日々を紹介するコラムです。
思い出した順に書いているので、時系列が前後したり脈絡が飛んだりするかもしれませんが、「そんな感じ方もあるんだ」「おもしろいな!」と気軽に読んでいただけたら嬉しいです。
今日は、私がよく感じる「手に持っていないものは『ない』のだ」という感覚について書いてみます。
最近、忘れ物がとても多い私。いや、最近に限らず、昔からそうでした。
小学生の頃なんて、冗談じゃなく、ランドセルを玄関に置き忘れるレベルでした。
持っていた荷物を玄関で靴を履く時に一旦置いたらそのまま出発。
ランドセルの上に置いていた上靴を「邪魔だな」とおろしてそのまま出発。
玄関のドアノブにかけてある荷物を見ているはずなのに、そのまま出発してしまい「荷物はかけていたのに、気づかなかったの?」と聞かれて、「なかったよ」というぐらいのことはしょっちゅうでした。
学校で貼り出される「忘れ物が多い人ランキング」のシールも、私だけやたら多くて、「これは一体なんの表なんだろう」と本気で思っていました。
人の名前も、物の名前も、物の用途さえも覚えるのが苦手。物の管理も苦手。「セロテープ」と「ガムテープ」と「両面テープ」の違いを知ったのは中1でした。
そんな感じなので、普段はかなり気をつけて(脳のキャパを使って)生活しています。
でも、忙しかったりぼんやりしていたりすると、すぐ忘れます。ボールペンをどこかに置き忘れる・スマホが行方不明になる・スケジュール帳を探し回る・やっと見つかったのに、書きたかった内容を忘れている・・・・・・正直、生活しづらい。
そこで、編み出したのが「手に物を持たない」ということです。
出かける時のカバンは必ずボディバッグかショルダーバッグ。
ハンドバッグやトートバッグのように“手から離せるもの”は、置き忘れる可能性が高いからです。
どうしても、そういうカバンを持つ時は、肩から降ろさない。究極、トイレでも肩にかけたまま用を足します。トイレの荷物かけにかけると忘れるから。
それでも、なくす時はなくします。先日も、防寒用に持っていたパーカーを、暑くて脱いだらそのままどこかへ。県外に出かけていた時だったので、もう出会えません。
でも、こういう時の切り替えは早くなりました。
「こういうのは諦めた方が楽」「ちょうど買い替え時だったし、神様のいたずらでなくなったんだな」そんなふうに思えるようになりました。
だって、“見えないものは『ない』”のですから。
仕方ない。そういう流れだったんだ、と考えると自己肯定感が下がらずに済みます。
不思議と、仕事のものや子どもたちのものはなくしたり忘れたりしません。
「絶対気を付けなければ」と思えるものは、意識に強く残るからです。
つまり、普段「まあいいか」で生活している部分が、忘れ物や紛失につながっているのかもしれませんね。
迷惑にならないよう気をつけつつ、以前よりずっと早く気持ちを切り替えられるようになった自分を、「いいじゃんw」と思う今日この頃です。
(ちゃーちゃん)

 ぐんぐん だより 
今月の「ぐんぐん便り」、担当は「ぐんぐんタッチ」です。

ぐんぐんタッチ (児童発達支援・放課後等デイサービス)

少しずつ朝晩が涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。
ぐんぐんタッチでは、毎日元気いっぱいのお子さんが通ってくださっています。
今日は、放課後等デイサービスを利用しているAくんのお話です。
Aくんは、「伝えたい気持ち」を相手に伝えられるように、PECS(絵カード交換式コミュニケーション)を使ってコミュニケーションの練習をしています。
以前は、困ったときや「嫌だ」「まだやりたい」「終わりたい」と思ったときに、場面とは関係のない言葉を発したり、物を投げたり、逃げたりするなど、行動で気持ちを表すことが多く見られていました。
そこで、ぐんぐんタッチでは、PECSを活用しながら、「自分の気持ちを相手に伝える」経験を積み重ねてきました。最近では、行動だけで気持ちを表すのではなく、カードや言葉を使って、自分の意思を伝えられる場面が少しずつ増えてきています。
今回は、その中から3つの場面をご紹介します。
�@ 「手伝ってほしい」と伝えられた場面
カプセルが開かないとき、うまく開けられず投げそうになる様子がありました。
そこで、支援者が「てつだって」のカードを本人が気づきやすい位置に置いて手がかりとすると、カードを渡して、開けてほしいことを伝えることができました。また、ブロックを外すことができないときにも、「てつだって」のカードを手がかりにすると、「手伝ってください」と言葉で伝えることができました。
さらに最近では、スライムの蓋が開かない場面で、カードによる手がかりがなくても、自分から「開けてください」と言葉で伝えることもできるようになっています。
困ったときに、投げる・その場から離れるといった行動だけではなく、「手伝ってほしい」「開けてほしい」という具体的な要求を相手に伝えられる場面が、少しずつ増えてきています。
�A「嫌だ」「いらない」と自分の意思を伝えられた場面
遊びの中で、支援者から本人が好んで使っている玩具を「貸して」と伝えられた際、以前は、「おわり」と言って片づけたり、そのものを投げたりすることが見られていました。
そこで、「いやだ」のカードを本人が気づきやすい位置に置き、「嫌なときにはこのように伝えられる」ということを教えていきました。
最近では、好みのスライムなどを「貸して」と伝えられた際、支援者の方を向き、自分から「いやだ」と伝えることができるようになっています。
さらに、ビー玉コースターで遊んでいるとき、支援者がパーツを見せて「これ、つける?」と尋ねると、必要ないときには「つけません」「いらない」と言いながら首を振り、必要なときには「うん」と返答することができました。
黄色いスライムを要求した際に、黄緑色のスライム(異なる物)を見せると、「いらない」と伝える姿も見られました。
これらの「いやだ」「いらない」という言葉も、はじめはPECSのカードを手がかりに、支援者が伝え方に気づけるようサポートしながら練習してきたものです。繰り返し経験する中で、少しずつカードによる手がかりを減らしていき、現在では同じような場面で、自分から言葉で気持ちを伝えられることが増えてきました。
「嫌だ」という気持ちを行動だけで表すのではなく、相手に分かる形で伝え、「伝えたら分かってもらえた」という経験を重ねることが、今の変化につながっています。
�B「まだやりたい」「終わりたい」と伝えられた場面
ホワイトボードでお絵描きをしている際、まだ描きたいところで終了を促されると、苛立った表情が見られることがありました。
そこで、支援者が「お絵かきしたいです」のカードを本人が気づきやすい位置に置いて手がかりとすると、落ち着いて自らカードを交換しながら、「お絵かきしたいです」と伝えることができました。
「まだお絵描きをしたい」という気持ちを、行動ではなく、カードと言葉を使って相手に伝えることができた場面です。
また、活動を終わりたい場面でも、「終わり」のカードを本人が気づきやすい位置に置いて手がかりとすると、活動場所へ戻り、「終わりください」とカードを構成して要求することができました。
このように、「まだやりたい」「終わりたい」といった気持ちについても、PECSを手がかりにしながら、自分の希望を相手に伝えられる場面が増えてきています。
このように、PECSを使って「伝える」経験を積み重ねることで、「手伝ってほしい」「嫌だ」「いらない」「まだやりたい」「終わりたい」など、自分の気持ちや状況に合った伝え方が少しずつ増えてきました。
はじめはカードを手がかりにしていた場面でも、繰り返し「伝わった」という経験を重ねる中で、少しずつ手がかりが減り、現在では自分から言葉で伝えられる場面も増えています。
これからも、「伝わった」という経験を大切にしながら、さまざまな場面で自分の気持ちや希望を相手に伝えられるよう、支援していきたいと思います。
(ぐんぐんタッチ療育スタッフ: K)

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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