湯原湖は、昭和30年に中国電力湯原発電所のために完成した湯原ダムによって造られたバックウォーターの人造湖です。
川下り情報は募集中です。山々の渓流を集めた水のBOD/ppmは1.1、ダム湖としては綺麗な方です。
湯原温泉を過ぎて坂を上るとダムに向かう道があります。
トンネルを二つ抜けるとすぐに道はダムの上を走ります。
ダムを渡ると駐車スペースがあるので、そこに車を停めて、歩いてダムの上に行きます。いい景色です。
ダムの上の道をどんどん進むと右に湯原湖まで車で降りられる道があります。キャンプ場ではありませんがキャンプ適地です。
もう少し進むと右手に休憩舎があります。ベンチ、テーブル、バーベキューコンロの設備がある無料施設です。
休憩舎の脇に湯原湖まで歩いて降りる道があります。降りていくと好天時キャンプ適地があります。穴場かもしれません。
休憩舎から先は下に降りる道はありません。この先は蒜山、美甘に通じる道につながっています。
湯原ダムの下流は、ダムすぐ下は鱒釣り場、その下流が砂湯、そこから旭川は流れていきますが、とてもカヌーはできません。
ここから下流はしばらく温泉めぐりの川下り?です。
湯原温泉から旭川に沿って足温泉、真賀温泉と古くからの温泉が続きます。この辺りは温泉が多く、ほかにも郷緑温泉、下湯原温泉、野谷温泉が集中し、湯原温泉郷を形成します。
湯原温泉の情報はhttp://www.net626.co.jp/yubara/ | をご覧いただくのがベターですが、少しだけ・・・
湯原ダムのすぐ下には全国露天風呂場番付で西の横綱とされる湯原温泉「砂湯」(入浴無料)があります。
駐車場はあまりないので路上駐車が多いようです。
タオルで前を隠すのを忘れて湯に入ろうとすると女性客に気づきあわててすべって尻餅をつきます。
ここの温泉は飲みやすい味です。
飲泉は薬師堂が良いのですが、異変、1999.8.7現在、工事のためか湯が止まっていました。
湯原温泉入浴手形 1200円(湯原観光案内所0867-62-3743にて販売)
手形についているシールで3ケ所の旅館・ホテルのお風呂に入れる。
というものがあります。お得かもしれません。
<参考>
油屋 10:00〜17:00,(0867-62-2006)
入浴料 大人1000円 小人500円
国民宿舎桃李荘 11:00〜20:30,(0867-62-2021)
入浴料 大人500円 小人250円
ホテルニュー松の屋 事前連絡必要(夜中はダメ),(0867-62-2121)
入浴料 大人600円 小人600円
ホテル 双葉荘 10:00〜17:00,(0867-62-2006)
入浴料 大浴場 大人 500円 小人 500円
露天風呂 大人1000円 小人1000円
湯原国際観光ホテル 11:30〜14:30(0867-62-2111)
食事付き入浴料 3000円〜
湯原町営温泉館 10:00〜20:00,(0867-62-2039)
入浴料 普通湯 大人140円 小人70円
家族湯 1時間以内3人まで1850円 1人増510円
<その他>
国指定の特別天然記念物オオサンショウウオをご存知でしょうか。
西日本の清流に分布する生きた化石で、大変な生命力を持ち、半分に裂いても生きていることから、地元では「はんざき」と呼ばれ湯原町のシンボルとなっています。実は日本の分布の中心がこのあたりで、生育に適した環境のようです。
「はんざきセンター」の標本には平成5年に死亡した1.5m、35kg、推定年齢150歳というのがあるそうです。
旭川に沿って下ると下湯原温泉の新しい施設が見えます。
櫃ヶ山登山口の下の橋を渡り、左岸伝いの道を走ると新しい足温泉の温泉館(0867-62-2966)があります。
もう一つ下の橋を渡る方が近いのですが、旧温泉館解体工事のため、現在通行しにくいようです。入浴料は420円になっていました。
足温泉から少し下ると右岸の岩壁から湧き出す真賀温泉があります。
風情のある温泉館で、飲んでもおいしい温泉ですが、女湯はぬるいらしい。
普通湯のほかに元湯の幕湯がある。幕湯は少し高い。そして混浴らしい。
しかし、女性は入らないらしい。???
真賀温泉のところは旭川右岸河原に駐車場があり、川まで降りることができます。そして、そこにカヤック写真を撮るのにピッタリの瀬があります。岩が多く危険ですが、望遠レンズ不要でアップの写真が撮れます。一度覗いてみてください。
このあたりからなら下れそうにも思えますが、それは元気いっぱいのときのこと。勝山までずいぶん歩きそうです。