(since 2001/11/22)(更新 2004/03/31)

TNO:素粒子モデル[7]

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©Copyright 2001,2002,2004 小野智章
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独自解釈による、サブクォークによる素粒子のモデルです。
内容を信用しないこと。 勝手な解釈なので、合っているかどうかは知りません。 第1世代については、そこそこ説明がつきますが。
kについて、ニュートリノを正の側に取る様に、 2004/03/31変更しました。

素粒子モデル[目次]
素粒子モデル[6]
素粒子モデル[8]

(chapter7-page1)
13.アイソスピン2

アイソスピンとkサブクォーク数の関係を、 10章での定義通りに解釈してみる。
すると、陽子と中性子の2つのハドロンでは、 クォーク3つであるにも関わらず、kサブクォーク数は1になる。 Λも同様に解釈すると、 Λもkサブクォーク数は1になる。
陽子や中性子と同じクォーク構成のΔでは、 アイソスピンからkサブクォーク数は3になる。 Λと同じクォーク構成のΣ0も、 同様にkサブクォーク数は3になる。 従って、このkサブクォーク数の違いが、 同じクォーク構成の粒子を区別していると考えられる。
陽子と中性子はスピンとアイソスピンが共に1/2で、 Δではそれらが共に3/2である。 同じクォーク構成でスピンが1/2でアイソスピンが3/2、 或いはその逆の組合せは存在しない。 このことから、スピンとアイソスピンが、 共にkサブクォークに依存していることが予想される。 この章におけるkサブクォーク数に関する解釈が間違っているとしても、 少なくとも、スピンとアイソスピンが反対になるkサブクォークの対が 強く拘束された状態であると考えられる。 ΛとΣ0間の関係も、同じ方法で説明出来る。
η中間子は、アイソスピンI=0であるが、 (d,-d)(u,-u)(s,-s)の混合とされている。 これは、kがアブノーマリティに拘束されていると考えられる。

(chapter7-page2)
14.ΛとΣの崩壊

陽子、中性子、Λのkサブクォーク数を1として、 ΛとΣの崩壊について考察してみる。

Λの崩壊の分岐比は、次の様になる。
Λ→p+π-;約64.2%
Λ→n+π0;約35.8%
kサブクォークが(+k,+k,-k)で構成されていると考えると、 この様な分岐比(ほぼ2:1)を説明出来る。 そこで、次の様な過程を考えた。
  1. Λ=(-k)+T+T+(T+a)=(-k)+T+T+T+(k+T+(-k)+(-T))
    =(k+(-k)+(-k))+(T+T+T)+(T+(-T))
    →(k+k+(-k))+(T+T+T)+(T+(-T))+W-
  2. 分岐比2/3
    1. (k+k+(-k))+(T+T+T)→(k+T+T+T)+(k+(-k))
      k+T+T+T=p
    2. (k+(-k))+(T+(-T))+W-→((-k)+(-k))+(T+(-T))
      ((-k)+(-k))+(T+(-T))=π-
  3. 分岐比1/3
    1. (k+k+(-k))+(T+T+T)→((-k)+T+T+T)+(k+k)
      (-k)+T+T+T=n
    2. (k+k)+(T+(-T))+W-→(k+(-k))+(T+(-T))
      (k+(-k))+(T+(-T))=π0

Σ+の崩壊の分岐比は、次の様になる。
Σ+→p+π0;約51.6%
Σ+→n+π+;約48.4%
kサブクォークが(k,-k)と(k)の2組で構成されていると考えると、 この様な分岐比(ほぼ1:1)を説明出来る。 そこで、次の様な過程を考えた。
  1. Σ+=(k+T)+(k+T)+((-k)+T+a)
    1. (-k)+T+a→(k+T+a)+W-
    2. k+T+W-→(-k)+T
    (k+T)+((-k)+T)+(k+T+a)=(k+(-k))+(k+a)+(T+T+T)
  2. 分岐比1/2
    1. (k+(-k))+(k+a)+(T+T+T)→k+(T+T+T)+(k+(-k)+a)
      k+(T+T+T)=p
    2. k+(-k)+a=k+(-k)+(k+T+(-k)+(-T))
      →k+T+(-k)+(-T)
      k+T+(-k)+(-T)=π0
  3. 分岐比1/2
    1. (k+(-k))+(k+a)+(T+T+T)→(-k)+(T+T+T)+(k+k+a)
      (-k)+(T+T+T)=n
    2. k+k+a=k+k+(k+T+(-k)+(-T))
      →k+T+k+(-T)
      k+T+k+(-T)=π+

Σ0では、 W-を放出する前に短時間で崩壊する、 次の様な過程と考えられる。
  1. Σ0=(k+T)+((-k)+T)+((-k)+T+a)
    →(k+(-k))+((-k)+a)+(T+T+T)
  2. k+(-k)→γ
  3. ((-k)+a)+(T+T+T)→Λ

Σ-では、 次の様な過程と考えられる。
  1. Σ-=((-k)+T)+((-k)+T)+((-k)+T+a)
  2. (-k)+(-k)→W-
  3. a+W-→π-
  4. (-k)+(T+T+T)→n

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