平成14年12月3日
第55号
NPO 岡山県自閉症児を育てる会
目次
「校長先生」
山登りその後
河島先生を囲む会報告 & セミナー参加者募集
クリスマス会のご案内
AAO活動のご案内
11月のキッズルーム報告・次回キッズルームの案内
「最初の一歩」 まっくろくろすけのママ
勉強会のお知らせ 「OHAの会」「ゆりかご講座」
「サッカークラブ」「水泳教室」「女の子の会」
私のお薦め本「アスペルガー的人生」
近隣の講演会等のご案内
事務局だより
掲示板「自閉症・発達障害支援センター開設案内 他」
朝晩めっきり寒くなってきました。いろいろな症状の風邪も流行りつつあります。
ニュースで「年の瀬の気温だ」などと耳にするとさらに体感温度が下がるような気がいたします。体が資本です。
無理はしても無茶はやめましょう。
さて、皆様はお元気でしょうか。
学校(保育園、幼稚園)と保護者の間で、問題やお願いや悩みなどを担任の先生と話をしながら取り組んでいっていると思いますが、とりわけ校長先生(園長先生)のご意向は大きなものだと思います。個々の学校の雰囲気が違うのも校長先生のご意向の違いかもしれないと思うこの頃です。それが証拠に校長先生が代られる事で、学校が変ったと言う経験をお持ちの方もおられると思います。
私が小学生の頃(中学生も高校生になっても)校長先生とはあまり接することなく卒業して行った気がします。私は小学校のときの担任の先生の名前を(苗字だけではありますが)覚えていたり、中学校の先生とはいまだに年賀状のお付き合いがあります。
しかし校長先生のことは申し訳ないですが覚えていないのです。
それは、当時の校長先生が現場に入っておられなかったからだと思うのです。
けれど今は違いますね〜。
我が子の学校では人気者的存在です。
参観日には必ず教室にきてくださいます。
相談にも乗ってくださいます。
保護者の提案を快く受け入れて下さいます。
平日は学校でどのように子どもが過ごしているか分かりませんが、多分校長先生も現場でかかわってくださっているのだと思います。
運動会では、借り物競争のようなプログラムで我が子と一緒に走ってくださいました。
フラフープの中で二人、ぎゅうぎゅうになりながら、次の走者に一位でバトンを渡す事ができました。
(やった〜!)
話は変りますが、今年の夏、我が子は蒜山での宿泊学習に参加しました、
とても楽しかったらしく、いまだに蒜山高原センターは彼にとって行きたい場所です。「おおさんしょううお」も気になる存在です。
だから、カレンダーに「蒜山高原センターに行く」などと勝手に書き込んでいます。
丁寧にパソコンで参加するメンバーを勝手に書いたりしています。(我が家ではそんな予定なしです)
それは担任の先生だったりクラスの友達だったりボランティアさんの名前だったりいろいろ変ります。
そして今月、最新のメンバーに「校長先生」が加わりました。
それを見て、お忙しい毎日の中で障害を持つ子ども達の事をとても考えてくださっている校長先生の姿が想像できました。きっと我が子の中にも「母校」という思いが育っていくのかもしれないと明るい気持ちになりました。
山登りのその後
夏合宿に向けて5月から山登りを毎週続けてきました。
山に登ることで子どもに変化がでてきてそれを見守るのが楽しくて、また山登り自体にはまってしまったこともあり結局毎週登っております。
大山に登った事で大きな山への挑戦もしたくなり、10月は那岐山(1255m)に登りました。思ったよりきつくて3時間以上かかりました。
この登山はちょっとしたドラマでした。感動有りスリル有り…。
11月は神庭の滝近くの星山に行きました。紅葉を求めて県北へ。
星山は、頂上がどこからでも見えて子どもに見通しが持たせやすく、何度でも行きたいと思ういい山でした。1030mですが1時間10分ほどで登りきれました。山頂は360度のパノラマです。
空気が澄んでいて景色は最高です。
こうなったら岡山の山を順に登っていきたいと欲もでます。そしていつかは富士登山!
竜の口の場合、私は子どもと二人でも登っていますが、やはり山賊がでそうな雰囲気もありますので誰かと一緒の方がいいと思われる方もいらっしゃると思います。
もし、山登りに参加してみたいと思われる方はメールを下さい。
その週は何時に集合してどこに登るかをお知らせいたします。
ただし、登るペースは子どもによって違うので同じようには登れないということをご承知ください。山登りは、親子で向き合い取り組む事だということです。
これから子どもはどんどん大きくなりますが、そのとき私たちは体力的に下り坂です。
そんな衰えていく体力を鍛えるためにも是非おすすめしたいです。
(文責:K.H)
河島先生を囲む会報告 & セミナー参加者募集
11月17日は、前日までの寒さが嘘のような、あたたかい紅葉のきれいな日曜日でした。
私たちの事務局がある、山陽町の太陽の家にトモニ療育センターより河島淳子先生をお迎えして、約2時間講演をしていただくことが出来ました。
実は、先生には来年1月から、定期的に「自閉症児の療育者に対しての勉強会」をお願いする事になり、その下調べを兼ねて太陽の家を見にこられることになったのでした。
「どうせなら、何か話をしましょうか?」そんな風に先生がおっしゃってくださったことから、急遽「河島先生を囲む会」を行なう事になりました。
当日は、33人の参加者で太陽の家の2階は超満員。
先生の明るいお話し振りに、参加者も自閉症児との大変な暮しに勇気と希望を頂いて帰る事が出来ました。
これからも、1月から定期的にNPO事業として、会員外の方も対象にして勉強会や講演会を行なっていこうと思っています。
会員の方には、優先的にお知らせをいたします。参加希望の方は、以下の案内の通りお申しこみ下さい。
それでは、まず本格スタートの前に、12月11日に第2回河島先生を囲む会を行ないます。
第2回 河島先生を囲む会
日時:平成14年12月11日(水) 11:00〜15:00 場所:太陽の家2階(赤磐郡山陽町和田194-1) 11:00〜12:30 解りにくい子の算数指導…高橋知恵子先生 12:30〜13:30 昼食 13:30〜15:00 講義(午前の解説を含めて)…河島淳子先生 申込み:12月8日までにFAXにて申込の事。(先着35名まで) 託児締切:12月6日(金)まで1時間750円 参加費:5,000円 (ご夫婦での参加もOK。1家庭5,000円です) 昼食は各自ご用意下さい。お茶は用意します。 |
河島先生のセミナー「自閉症児の療育勉強会」は、いよいよ1月より、本格的に開始する予定です。
先生に一人ひとりの子どもを把握していただくため、1年を通して人数を固定しての勉強会となります。月1回、定期的に先生に新居浜から「太陽の家」に来ていただいて、平成15年度の定員は先着20〜25名で行ないたいと思います。
会費としては、現在、入会金 10,000円(育てる会会員の場合)、年会費 20,000円、月会費 6,000円を考えています。また参加される方には、子どもに応じたアドバイスや質問に答えていただくため、順次 PEP-Rの発達検査(20,000円の予定です)を受けていただきます。発達検査は河島先生と橋本先生にお願いします。
一般の講演会に比較して、少し高く感じられるかもしれませんが、小人数の参加者で(会からは持ち出しなしの独立採算が原則です)先生に定期的に愛媛から来岡していただき、事務局に専任スタッフを置いて準備・運営していく為には、このぐらいの会費が必要になると思います。
また、月会費は前納で、お休みとなった月にも返金はできません。そのかわり、夫婦で勉強会に参加していただいても金額は同じです。1家族
月会費6,000円です。3月までの勉強会の予定は 1/22、2/12、3/12の各水曜日です。
また、このセミナーは広く岡山の自閉症児と家族を助けるためのNPO事業として行ないたいと思っています。
定員が決まっていますので、今回まず優先的に育てる会の会員の方にお知らせして募集させていただいています。
申込み締切 12月15日(日)事務局までです。
もし、定員に余裕がでた場合には、会員外の方にも呼びかけいたします。(一般の方の入会金は20,000円とする予定です)
参加希望の会員の方は遅れないようにお願いします。
(・・・申し訳ありません。応募と同時に参加希望の方が殺到して、定員を無理して30名に増やしたのですが、それでもすでに会員の中だけでもキャンセル待ちの方がでている状態となっています。一般の方には申し訳ないのですが、初年度の療育勉強会のセミナーは会員のみを対象として始めることにさせていただきました。 2002.12.16)
担当:鳥羽 美千子
以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
会の行事の予定は育てる会の「今月の予定」に、近隣の講演会等の案内は「案内板・伝言板」に、また特にみなさんにお伝えしたい記事などは「育てる会ライブラリー」に載せるようにしています。
容量は小さくなりましたが、ご覧いただければ幸いです。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費
3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「育てる会 HP」に記載しています。