sorry,Japanese only

平成18年6月30日

 

 第98号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 98号 目次

 紫陽花の花に
 夏旅行 申込開始
 富岡セミナー 申込開始
 支援者養成講座
 育てる会勉強会
 ボランティア研修会
 すすむっち report from Lincoln,USA
      〜「野球のキャンプに参加」の巻〜
 AAO活動 
 キッズルーム
 サッカークラブ・水泳教室
 私のお薦め本コーナー
    『 アスペルガー症候群への支援 − 小学校編 』
 近隣の講演会等のご案内
 掲示板 ・ 事務局だより

6月もあと少し、連日の雨空に、お洗濯物の乾きがいまひとつの毎日です。
この会報が届くころには、梅雨が明けているといいのにな・・・なんて思ったりしています。
我が家の庭片隅に、アジサイが咲いているのに気がつきました。ちっとも手入れをしない我が家の庭でも、花はいつものように美しく、健気にちゃんと自分の命を生きている。「ごめんね、気づかないで」と謝りながら、一枝折って、いつもの花器に生けました。
皆さんお元気ですか?
私は3週間ほど、体調不良のせいか疲れやすく、チョット元気のない日々を過ごしておりました。疲れが極限まできていたのでしょうか・・・、久しくひかなかった風邪をこじらせて、咳が続いて・・・やがて、息苦しい状態になってしまいました。肺炎か、それてとも・・・。そんなことを考えてしまうのもやっぱり体調が悪いせいでしょうか?
念のためにと、レントゲンと、血液検査を行いました。その結果、「特に異常はなし、疲れからくる風邪の長引きでしょう。」
お医者さんに言われて、お薬を飲んだことも手伝って、ようやく元気になりました。
さあ〜皆さんへのお便りを書きましょう。
さて、97号でも紹介した[アートリンクプロジェクト]を取り上げたテレビの放送がありました。
「ふたりでひとつが無限大」というタイトルでNHK岡山放送局の大久保幸治ディレクターが制作、女優の桜井幸子さんがナレーションをいれてくださいました。6月30日の20時から45分間、ゴールデンタイムの放送でした。
岡山市内の蔭涼寺というお寺に今回のアートリンクの参加者や支援者が集って、皆でこの放送をみました。
障害のある若者と、岡山在住のアーティストがペアを組んで、二人で一つの作品を目指して交流を重ねていく、その様子を丹念にカメラが追っかけていきます。音楽・写真・絵画などそれぞれの交流の中で、各々がその関係を深め合い、お互いの持っている感性を高めあい、引き出しあうというものでした。
若い障害を持たないアーティストと、障害を持つアーティストの共同作業、お互いを知り、心を通わせあって作り上げる協働作業。それがアートリンクプロジェクトです。その中で今回は3組のペアに焦点を当てた形で番組は進行していきます。
その1組として、哲平と美術作家の花田洋通のペアが紹介されました。
テレビに出るなんてめったに経験できることではありません。私も何度かカメラを向けられましたが、カメラがこっちを向いた途端に、頭は空転、何を言っているのやら意味不明(言いながら分かる)。唇はこわばり、笑顔なんて、とてもとても・・・。
結局その映像はボツになっていて、安心するやら、でもほんのチョットがっかりしたりで、なんだか心って複雑ですね。
それに引き換え哲平は、いつでもどこでも自然体。くしゃみはする。なにやらニヤニヤ笑いはする。嫌な時の顔こすりなど、自閉症の特性をしっかり出しての登場でした。ペアを組んだ花田さんは、とっても真面目な方で、何とか哲平とコミュニケーションを取ろうと、四苦八苦。テレビを見ながら「自閉症の一番大変なところは、コミュニケーションなんだよなぁ〜」と、あらためて思い知らされました。番組終了後に花田さんと話をしました。
「てっちゃんは何度も『できる』というけれど、あれは『できるよ』という意味でいいのですか?」
と聞かれました。番組の中でも哲平がそう言う場面がありました。
その時の「できる」に花田さんは、言葉のとおり、「できるよ」という意味で哲平が言っていると思っておられて、でも、もしかしたら違うのかな?と、不安にも思われての質問だったのでしょう。
これまでも、もっと花田さんと話をしておけばよかったなと悔やまれました。この哲平のいう「できる」という言葉は、困った時や自信のないとき、また、分からなくて不安な時に出る言葉です。「できる」といいながら、相手にこの不安を訴えているのです。そして、「できるよ」と相手の励ましが欲しくって、何度も言ってしまうのです。
「できる!」ではなく、「できる?」が正しく、こう聞かれたら、「できるよ!」と励まさなければなりません。
「できるよ」の声掛けの言葉は長年私が使ってきた言葉でした。相手にこの一言を言って欲しくて、哲平は「できる」といいます。言ってもらって初めて勇気を貰って、がんばれる。でも相手の花田さんはそれを知られないから、困ってしまう。哲平は「できる」と言っても返事がないから仕方なく『できる・・・。できるよ。』と自分で言いながら、がんばったようでした。そんなところだったのでしょうか。「できる!」と結構力強く言うものだから、自信満々言っているように聞こえてしまうんだなと、花田さんと後で話をしながら思いました。
こんな風に、言葉一つでも違う使い方をしてしまう哲平が、画面の中でのお気楽そうな様子とは違って、その暮らしにくさや、周りの人からの誤解や自分を分かってもらえないもどかしさ、そんなものをたくさんたくさん抱えながら、一生懸命がんばって生きているんだ・・・と、そんなことがごっちゃになって、一回目は笑いながら観たテレビを、もう一度ビデオを通して見返しながら、涙がこぼれてなりませんでした。
花田さんは、哲平とどのように接していいか悩み続けての6ヶ月だったようです。6ヶ月間の交流を通し哲平を理解したいと一生懸命関わってくださった花田さんは、最後に「絵を通して、哲平くんの個性や気持ちを、理解できるようになりました」と言ってくださいました。こんな風にして、理解してくださる方が、地域や社会で増えていく事、それこそがアートリンクの意味かなと、私は思いました。そして、障害のあることは、辛いことでも悲しいことでもなくて、理解してもらえないこと、わかってもらえないことが悲しいことなんだと、改めて思いました。
理解してくれる人が多ければ、暮らしやすく、生きていきやすくなると思います。哲平の周りに一人でも多くの理解者や友人を増やしていくこと、それが親としての私のこれからの仕事です。テレビを通して、大勢の方が、鳥駐N平さんを知ってくださいました。このことが嬉しくて、大久保ディレクターにこの場を借りてお礼が言いたいです。また、アートリンクをプロデュースしてくださった田野先生に、こんな楽しいワクワクする毎日をいただけたことを、感謝したいと思います。「本当にありがとうございました」
アートリンクプロジェクトは、今回は岡山と広島・山口・鳥取・島根の中国4県の放送でしたが、編集しなおして、福祉の時間に全国放送されることになりました。また、詳しいことが決まりましたら、会報でお知らせいたします。
最期に事務連絡です。
いよいよ新澤伸子先生のセミナーも、一週間後に迫り、事務局はてんてこ舞いの状態です。もう少し席があるようですから、申し込みを忘れていらした方は、急いでお電話くださいね。
また、富岡康一先生のセミナーが8月20日にあります。夏休みに入ってしまうと、学校の先生方や保護者の方への情報が届きにくくなるようですから、こちらも早めに申し込みをいただいて、夏休みのカレンダーを埋めておいていただけると、ありがたいです。「バタバタしていて、すっかり忘れていたわ」なんておっしゃる方が、よくいらっしゃるので、よろしくお願いします。詳しくは、講演会のチラシをご覧ください。
育てる会 代表  鳥羽 美千子

支援者養成講座

18年度の支援者養成講座は、重松孝治先生による「自閉症児への支援:実践編」を講義と演習のセットで、即!実践につなげることのできる先生対象の講座です。
第2回の6月2日(金)は、「個別の評価に基づく支援プログラムの実施」という題でお話いただきました。平日金曜日の夜ということで、学校が終わって即行で駆けつけてくださった熱心な先生方が多かったです。
前半はレジメに従いながら、「診断と評価のちがい」「評価を何故行うのか」「客観的な評価に基づく支援の目標設定」「情報の共有化」などのお話をしていただきました。
後半は、それぞれの先生が担任・担当している子どもの、今の生活の様子・家庭と学校以外の生活の場・日々の学校での過ごし方(スケジュール)・今の子どもの様子から、近い将来の子どもの生活に対する目標(将来像)をそれぞれ書いていく演習をしました。その中で学校の中の子どもしか知らないこと・家庭との情報のやりとりが足りていないこと、今だけでなく、3年・5年・10年後まで見越した上での「今の支援」がいかに大切であるかということなどを考えることができました。
参加者からも「詳しい講義の上での演習が、とても分かりやすい」「生活地図やスケジュールなど整理の仕方を教えてもらえたので助かる」などの意見が多く寄せられています。
第3回の講座は、7月1日(土)岡山県生涯学習センターで、「観察のポイント」です。

 <第四回講座>

日 時 : 平成18年9月23日(土)19:00〜21:00
場 所 : 未定(参加者には追って連絡します)
テーマ : 構造化のアイディア
          ★欠席の場合にはビデオをお送りしております★
          ★定員に達したため、今回分の申込は終了いたしました★
  ※8月は最初のチラシにあった通り、講座はありませんのでご注意ください。

育てる会勉強会

今年度2回目の勉強会は、6月12日に京山公民館にて、現場の行政の方に来ていただいての「障害者自立支援法についての解説」を行いました。
今回の講師をお引き受けくださった菅野浩司さんは、難しいお話を難しくなくお話くださるということで、幼児から青年までの自閉症児者を持つ保護者の方々が、集まりました。
参加者の保護者の方から感想が寄せられていますので、ご紹介します。

障害者自立支援法の中身がよく分からないままに、この4月から「一割負担」が始まりました。
10月から本当に必要なサービスが受けられるのか。障害程度区分の基準など、不安に思っていた折、今回の勉強会講師の菅野さんはとても分かり易く自立支援法のお話をしてくださると聞き、参加しました。
難しい自立支援法を、ユーモアたっぷり、ざっくばらんに説明してくださり、少し身近なものに感じられるようになりました。特に地域生活支援事業のお話が勉強になりました。
それと、早く市町村へ要望書を出しておくこともアドバイスいただきました。
障害者の側に立った菅野さんのお話、ぜひまたお聞きしたいです。
(ひまわりM)
「障害者自立支援法」は他人事ではありません。
「知らなかった」「聞いていなかった」では、本当に必要な情報・必要な支援が受けられないことも少なくないでしょう。
9月末までとは、大きく変わる10月。
デイサービスや短期入所などの種類、障害程度区分の基準が変わることによって、今までは受けられたサービスの日数や内容の基準も大きく変わるようです。
必要な情報をキャッチできるよう、アンテナを高く張りましょう。

ボランティア研修会 感想

5月20日(土)、岡山県生涯学習センター美術室にて開催した「自閉症児のためのボランティア研修会」に参加した学生さんから感想をいただきましたので紹介させていただきます。

「まずは知ることから・・・」という思いで、今回ボランティア研修会に参加しました。
少しは知っていると思っていた自閉症でしたが、何も知りませんでした。自分が前に出すぎた行動、例えば声をかける行為に関しては、後ろからではなく前から声をかける、積極的に関わろうとするあまり、混乱状態に陥ってしまった子、これらはボランティアする側が把握していないと、自閉症の子どもたちに平気でやってしまうかもしれません。自閉症について知ることの大切さを感じました。
何も知らないままではボランティアすることすら困難であり、自閉症の人たちとうまく付き合うことはできないと思います。
私が知らないばかりに子どもを傷つけてしまうのは絶対に許されないことです。いっぱい勉強して自閉症のことを少しでもたくさん知ってから自閉症児と接しなければと思いました。
AAO活動に参加しますが、実際に自閉症児に会うのは初めてです。最低でも子どものお母さんからの情報とこの講習会で得た情報は頭に入れようと思います。
今回参加して、自閉症について知る機会ができ、今後のボランティアに生かしていこうと思います。
(吉備国1年)

今回、育てる会のボランティア研修会に出て、自閉症についての見聞を深めることができました。
ビデオでの自閉症紹介も、興味深く、自閉症の人々の世界やどういった対応が正しいのかなどということを学べました。配られた資料も分かり易く参考になりました。
育てる会の活動内容も理解でき、多くのイベントなどで自閉症の子どもたちを楽しくさせてあげたいという気持ちがよく伝わってきて、大変心に残りました。資料にあった問題などはより研修会への興味を集め、研修会自体の行い方もうまいと思いました。
今後は育てる会の活動を通して、自閉症児と触れ合い、一緒に楽しい時間を過ごしたいと思いました。
(吉備国2年)

AAO活動

先日6月18日(日)、第一回のAAO活動が京山公民館で行われました。
今年度は参加家族10家族、ボランティアさん19人での開催です。
今回は第一回ということで、親・子・ボラさんでの顔合わせを兼ねた活動になりました。マクドナルドに軽食を食べたペア、公園のーラー滑り台で遊んだペア、本人の好きな活動をするペアなど、思い思いの活動を行いました。
今回初参加するお母さんから感想をいただきましたので紹介します。

我が家の息子も5年生になり、そろそろ家族以外の人と行動したり、公共の場所に行くのを増やしたいなと思い、今年よりAAO活動に参加する事にしました。18日にボランティアの方と初めての顔合わせで、私の方が少し緊張しましたが、京山公民館の近くの児童公園に遊びに行き色々と子どもの話をさせていただきました。二人のボラさんのうち、男の方はAAOも3年めになるそうで、安心してお願いできそうです。トイレや更衣室の心配などで母親だけだと、連れて行く場所を考えてしまう所にも行けるので行動範囲が広がりそうです。女のボラさんもサッカー教室でお世話になってる方だったので色々お話出来て楽しかったです。これから本人が楽しめる事をとりいれながらどんな事をさせようか楽しみですね。
(Fの母)
どうぞ皆様、1年間怪我のないよう楽しい活動をしてくださいね。

キッズルーム

先日、6月18日(日)、岡山大学第二体育館にて今年度初のキッズルームを開催しました。
2歳から中学生までの、8家族13名の参加でした。

今回参加された保護者の方からの感想を紹介します。


6月18日、岡山大学で行なわれたキッズルームに参加してきました。私達家族は2回目の参加です。
前回は初めての場所にパニック気味だった娘も、今回は嬉しそうにすんなり入っていきました。
トンネルくぐりやパズル・魚つりなど、娘の好きな遊びで学生の方々が楽しく遊んでくれます。
次はみんなで輪になってリトミック。普段からリトミックをやらせたいなぁと思っている私達の一番楽しみにしていたメニューです。みんなでダンスをしたり、動物の真似をしたり。娘は模倣がまだまだできないので、主人が手取り足取りでやっとの参加です。上手に踊る他の小学生の子達を見て、「いつかこうなってくれるかな?」と期待してしまいます。
人形劇やスカイバルーンなどメニュー盛りだくさんで、楽しい時間はあっという間に終わりました。
優しく楽しく一緒に遊んでくれる学生さん達のおかげで、とても楽しいキッズルームでした。
また次回もよろしくお願いします!!
(PONPON)

PONPONさん、ありがとうございました。
初めての場所や初めてのことや初めて出会う人が苦手な子どもたちも、少しずつ成功体験を積んでいくことができれば、自分自身に自信が持てていくことでしょう。そのための練習をキッズで用意できたらいいな、と思います。

岡大児童文化部の学生の皆さんからの感想もいただきました。いつも私たちの子どものために楽しい時間を作ってくださってありがとうございます!!


今回初めてキッズルームに参加しました。自閉症の子ども・・・どんな子たちなのかと色々想像していましたが、僕を見て笑ってくれたり、つぶらな瞳がとってもキュートでした。はじめは教材のところで遊んでて、あまり運動系には興味がなかったみたいだけど、ボウケンジャーの踊りは一生懸命踊ってくれて、その場の雰囲気をすごく楽しめている気がしました。次回もまた同じ子どもと関わってみたいです☆
(アンドロメダしゅん)

今回のキッズルームは初参加だったので、とても楽しみでした。もちろん、どのように関わればいいのかと考えれば考えるほど不安もありました。けれど、子どもと遊んでいるうちに、そのような不安はなくなって、とても楽しい時間を過ごすことができました。最初は元気がないように見えた子どもの表情が、最後の方(特にスカイバルーン)では、笑顔でいてくれたことが、何よりも嬉しかったです。
(よつばちゃん)

今回初めてキッズルームに参加して、カードや看板など、様々な工夫がされていて驚きました。また、トライアルやスカイバルーンなど、他の公演とは全然違う遊びで子どもと関われて、すごく新鮮でした。
私は兄弟つきをしていて、まだ小さい子だから、色んなことに興味を示して、うろうろしたりトライアルも全部回るのかと思っていたけれど、トンカチ系のおもちゃにはまって、ずっとそれをやっていました。すごい集中力だなぁと思いました。人形劇が始まると自分から座りに行って、終わるまで手を叩いて見ていたので、本当に好きなものに対する興味は小さくてもすごかったです。あっという間のキッズルームだったけど、子どもも私も楽しむことができて、充実していたと思います。今回自閉症児本人と関わる機会がなかったので、また機会があれば本人と関わってみたいと思いました。
(あろは)

今回私がついていた子どもは、とても元気で、体力が大変だったけど、とても楽しかったです。人形劇の「がちょうのものがたり」を見るのが初めてだったみたいで、とても楽しそうに見ていました。リトミックのダンスも、楽しそうに踊っていました(ただ少し疲れたかな?)近くにいた男の子は、少しだけど歌詞を歌いながら踊れていて、ビックリしました。今回子どもつきができて本当に楽しかったです。
(ドレミ)

今回久しぶりに子どもつきをさせていただけて、すごく楽しかったです!すごくお父さんが好きな子で、恥ずかしがり屋だったけど、可愛かったです。リトミックのダンスは少し難しいかなと思いましたが、子どもは難しくても皆笑顔で楽しそうに踊っていました。キッズはだんだん進化してて、すごいなぁと思います。
(ぽっけ)

今回は子どもつきではなかったので、あまり子どもと関われないかなと思っていたけど、結構たくさん関われたと思います。フリーな分、色んな子どものところに行けて良かったです。
子ども達を見て、大きくなったなぁ、成長したなぁと思いました。帰りにスカイバルーンを一緒にやった子のお母さんからお礼を言われて、嬉しかったです。
(チャリンコ・チエ)

 事務局だより
梅雨の季節。今夜もアマガエルの鳴き声が事務局の周りに響いています。
昼間は蒸し暑くジメジメした天気ですが、夜は涼しい風が吹いています。
さて、いよいよ7月8日(土)の新澤伸子先生のセミナーまで間もなくとなりました。
今回申込の方々を見ていてビックリしたのは、学校の先生や幼稚園・保育園の先生がとても多く参加してくださっているということ。新澤先生も「土曜日の講演会に先生たちが来られるなんて、岡山の先生たちは熱心ですねぇ」と感心しておられました。
うっかり申し込みを忘れていらっしゃる方、どうぞ急いでお申込みください。
また、夏休み中の8月20日(日)には、漫画「光とともに」の小学校編に登場した青木先生のモデルのお一人である「トミー先生」こと富岡康一先生をお招きします。
「マンガみたいにあんなすごい熱心な先生、なかなかいないよねぇ」なんて言っている保護者のあなた!「どうやったらこんな風に支援してあげられるのか」と悩んでいる先生のあなた!
ぜひ今回の富岡先生の講演会にご参加ください。その秘密を教えていただこうと思っています。また、トミー先生といえば、子ども一人一人に合わせた手作り教材でも有名ですが、今回特別にその教材のすべてを展示していただけることになりました。保護者の方も先生方も、どうぞお誘い合わせの上、ご参加ください☆
最近、「育てる会」や「赤磐ぐんぐん」への問合せがよく入るようになってきました。
これまであまり目立たずに地道に活動してきましたが、セミナーを開催したり、新聞各社が取り上げてくださったおかげか、だんだん知名度が上がってきたようです。
岡山も、育てる会ができた当時に比べると少しずつ親の会や支援の会も増えてきました。
以前「たくさんの会があるより、一つにまとまった方がいいのでは」というお話が別のところで上がったこともあるのですが・・・。
私は「育てる会が小さい会だからこそ、自由に活動が展開できている」と感じています。
大きくなればなるほど、保護者の方の小さな提案や子どもへの支援、そして学びたい勉強や活動はやりにくくなる気がするのです。大きいところには大きいところなりに、そして小さい会は小さい会なりに、今後も地道に自閉症児のための活動を続けていければなと思っています(^^)応援よろしくお願いしますね。
(事務局:鳥羽 紗代)

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
会の行事の予定は育てる会の「
今月の予定」に、近隣の講演会等の案内は「近隣の講演会等の案内板」に、また特にみなさんにお伝えしたい記事などは「育てる会ライブラリー」に載せるようにしています。
容量は小さくなりましたが、ご覧いただければ幸いです。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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