memorandum





訂正

イタリア家族旅行記のなかで、不適切な表現があり、お詫びいたします。

と、8月も終わりにやっとmemorandum更新かと思ったら、お詫びの文章で申し訳ない。
もっともこんなマイナーなサイトだから、指摘を受けたわけではないのだが。
なんとなく気になっていたもので、「ジプシー」について辞書から引用を掲載しておいた。
今回は、辞書の内容では不十分な事柄を、「WEB イカロス」http://www.asahi-net.or.jp/~UD4K-YMD/index.htmlというHPで見かけた。
どんな内容かというと、「ジプシー」という呼び方は差別用語である点である。
以下はそこからの引用。


国連NGOである「反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)」と申します。
なぜ「ジプシー」と呼ぶことが問題なのかを解説した資料を添付してお送りしますのでぜひ参考になさって下さい。 

<参考資料>

「ジプシー」と差別について

「ジプシー」という呼び方

 ヨーロッパを中心に移動生活をする民族をひとまとめにして「ジプシー」と呼んだり、また居所や職業を転々と変える人を比喩的に表すときに「ジプシー」という言葉が使われてきました。また、日本の旅行ガイドブックなどにも、「ジプシーの子どもたちには気をつけるように」といった記述がいまだにみられます。しかし、この呼び方は、移動生活者に対する偏見や、現在は定住しているものの差別や迫害を受けている人たちへの偏見を助長するおそれがあるため、他の呼び方を採用し、正しい認識を深めることが必要になっています。

 彼/彼女たち自身は、侮蔑的な意味合いを持つ差別呼称である「ジプシー」という呼び方を好まず、例えば、ロマあるいはロム、またはスィンティと称しています。日本でも、「ジプシー」という呼称をやめ、スィンティ・ロマと呼ぶようにするはたらきかけがあります。 



ロマ民族に対する差別と迫害の歴史

 ロマはインド北西部発祥の民族で、15世紀前半までに中央ヨーロッパにたどり着き、現在は広く欧州各地に住んでいます。欧州では、「異教徒」として早くから差別と迫害の対象となりました。

 歴史的に、ロマ民族の非定住生活は民族の「習性」なのではなく、社会的差別の結果、余儀なくされた生活様式なのです。15世紀以降のヨーロッパでは、「異教徒」であるロマ人に対して各領主は次々と「国外追放令」を発し、捕らえられたロマ人は「犯罪者」として極刑を含む刑罰の対象となったのです。そのため、ロマ民族にとって「安住の地」となる地域はどこにも存在せず、自らの生命を守るために国から国へと逃亡生活を繰り返さざるをえませんでした。

 これが、現代まで続く「ジプシーは漂浪の民」という根強い偏見を生み、ロマ人の定住を頑強に拒絶する、多数派国民の排他主義に直結しているのです。ナチス・ドイツ時代には徹底的迫害を受け、ユダヤ人と同じく強制収容所に送られ、少なくともヨーロッパ全域で50万人のロマの人々が虐殺されました。



ロマ民族の現状

 現在も強制追放や隔離、襲撃などの事件が後を絶たず、厳しい差別が続いています。多くの国々で少数民族としての権利を認められず、独自の文化・言語を保持、発展させる機会を奪われています。少数民族としての保護もなく、移動や行商の制限を受たり、生活、福祉、教育、職業などあらゆる面で不利益を被っています。大半は都市のスラムに定住し、多くは劣悪な住居環境におかれ、勉学の機会を奪われ、そのため中高年のロマ人の多くは非識字者となっています。

 現在、大半のロマ人は定住しています。よって、ロマ人を放浪民族として「ジプシー」と呼ぶことは事実に反しています。また、一部、半定住や移動生活を送っている人たちもいますが、現代社会の「移動生活者=犯罪者」という強い偏見にさらされています。日本も批准している国連市民的及び政治的権利に関する国際規約第12条に「移動の自由」が規定されているにもかかわらず、定住所がないことは現実生活の上でたいへん不利益になります。



偏見・固定観念をなくして下さい 

前述のように、ヨーロッパの大半の国々で、ロマは少数民族としての十分な保護を受けることができず、長い間、偏見や差別、迫害の下で困難な生活をおくっています。それは彼/彼女たちの責任ではなく、むしろ国家の責任なのです。

 「ジプシー=移動生活者」「ジプシー=犯罪者」として、ある人間集団全体をひとまとめにした考え方や表現をしてしまうことは、その人たちに対する誤った偏見や固定観念をひろめることになり、差別や迫害の増大につながるので注意が必要です。

 ドイツでは、「ドイツ・シィンティ・ロマ中央委員会」が中心となって、1997年にハイデルベルグにスィンティ・ロマ資料・文化センターを設立するなど、差別や偏見をなくすための取り組みを続けています。そのような努力に逆行することのないよう、日本でも「ジプシー」という呼称やそれに伴う偏見をなくす取り組みが必要です。


以上で引用終わり。
だからといって、ロマのスリ集団に気を付けるべきことに変わりはない。






NTTフレッツ

最近各地でサービスが開始されている、NTTフレッツ。IP接続といって、常時接続していても、電話料金は月々一定の\4500- !
これは美味しい話ということで、さっそく申し込んだ。
今回のプロバイダーが募集する定員は岡山県全体で250名。
PCの前で待機していて、開始時刻早々に申し込みボタンをプシッ!
無事受け付けられて、めでたく利用できることとなった。
そしてNTTへの申し込み。
こちらは電話で116へ申し込めばことは足りる。
これで、我が家も常時接続! 電話料金も気にすることはない。

と、ひとだんらくしていてはいけない。
ここからが本日の情報である。
ちなみに私の現在までのISDN利用方法は、ダイヤルインNo.を取得してFAXを接続していた。これは従来どおり使用できる。もうひとつ。ボイスワープを利用していたのだが、これが利用できないそうである。ボイスワープとは、自宅にかかってきた電話を自動的に転送してくれる仕組みだ。私のように個人で仕事をしていると、外出しているときにかかってきた電話に留守番電話で対応するのも失礼である。そこで、転送にしておけば相手にたいして事務所も外出先も区別なく対応できるから便利であった。それが、インターネット利用中は転送が効かないらしい。当然、インターネットは外出していないときに利用するわけだから、それほどには困らないかもしれないが、いちいち転送の切り替えをするのも面倒である。無条件に転送するのではなくて、無応答時のみ転送する設定になるだろう。
今日は、情報提供だったが、はたしてこんな特殊な使い方の情報が誰かの役に立つのだろうか?







NTTフレッツの続報

先日、フレッツではインターネット利用中はボイスワープが利用できないと書いた。
これは誤りであった。NTTの116へ申し込む際、確かにそう言われたのだが・・・・
まあ、できると言われてできないよりよっぽどましか。実質的被害はないものな。
ここまで通信環境が複雑になると、窓口のおばちゃんはおろか、担当者でも把握できてないことは多いのであろう。
こういったサービスは、導入時期においてトラブルがつきものであることは承知している。
ほかにも料金体系や割引サービスなど、複雑怪奇である。
しかし、ここまで複雑怪奇にしたのは当のNTTであることは言うまでもない。
独占事業の時代は、もうけ放題!分割民営化以後も市内通話は独占状態!
高い通話料金をなんとか維持しようと、小手先の割引サービス導入を繰り返し、今では問い合わせに即答できない状態である。
私の目には、かえって無駄な経費に見えるのだが。市内すべて定額とかにせんかい!
雇用者維持のためにやってんじゃないだろうな。もしそうだったら競争に負けるよ。







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