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情報処理技術者試験の受験当日の注意。
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災害で受験出来なかった人が多い場合には、
同区分を次の試験実施時に受験する時に受験料が不要になることがあります。
(次に同区分が無い時は、その次の実施時。)
ただし確実ではなく、例外措置と考えた方が良いでしょう。
- 2016年4月の九州域の地震
九州地方全域(福岡、北九州、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)で、
2016年4月16日、4月17日の春期情報処理技術者試験は実施を中止。
対象者は、次回試験に振り替えか、受験手数料返金。
手続き方法は後日郵送し、IPAの情報処理技術者試験センターのWebサイトにも公表。
- 東北地方太平洋沖地震
4月17日(日)予定だった春試験は、
基本情報とITパスポートが6月26日(日)、他が7月10日(日)、
特別試験として実施予定。
受験料の返還や次回試験への充当の手続きについて、
被災者には、手続き遅れに柔軟な対応とのこと。
(試験実施後でも受付けるかどうかは、不明。
個別に、試験センターに問合せて下さい。)
手続き詳細は、4月11日(月)発送予定の書面にて連絡とのこと。
- 有珠山噴火後の平成12年春の試験では、
有珠山で避難の受験者について、
「受験票紛失等、札幌会場へ行けないなどは、
4月12日までにセンター北海道支部へ連絡を」とのことでした。
- 平成10年秋の台風での手続きは、
同年12月28日に締切られました。
知らない内に締切られない様、
「試験センター」等の関連ホームページに注意しておきましょう。
受験票の確認を。
受験票、及び写真の無い場合、受験出来ません。
(あるいは、受験したとみなされません。)
朝食はちゃんと食べましょう。
前に食べた分の蓄積を利用出来る筋肉と違って、
脳の活動には数時間前に炭水化物を食べておく必要があります。
尚、甘いものだと一時的には血糖値が上がりますが、
その後は反動で急に血糖値が下がって、
反って脳の働きが悪くなります。
トイレを、混む前に済ませられる様に、少し早めに到着する様にしましょう。
試験の簡単な説明等が開始前に行われるので、
そのためにも。
近くにコンビニがあると、筆記具等を忘れた時はラッキーですね。
昼食もコンビニで調達出来ますし。
(ただし、12時過ぎると、在庫が無くなるかも知れません。
劣化しない物を朝の内に調達した方が、良いかも。)
平成23年秋試験が終わった後の、
平成23年11月から開始予定のIPパスポートのCBTでは、
会場等の状況が、かなり異なると予想されます。
そこで、ITパスポートCBT固有の注意については、
「受験ガイド[ITパスポート]」も参照して下さい。
- 余裕があれば、帰りの切符を先に買っておくと、
帰りに切符券売機に大勢並んでいる場合に、待たずに済みます。
私が、電器店街の秋葉原に買い物に行った時、
帰りの切符購入に時間が掛からない様に使っていた手です。
試験時間の最後まで粘れば、
受験者が券売機に集中していることはあまりありません。
が、繁華街近くで受験の場合は、日曜の人出がかなりあります。
- 同じ日に近くで、「宅建」等の他の資格試験が行われていることがあります。
不用意に人の流れに付いていくと、別の試験の会場に着くかもしれません。
行き先に注意しましょう。
- 遅刻も、
ある程度まで(開始後30分)は入室を認めてくれますから、
諦めないで下さい。
特に交通機関の大規模なトラブルでは、特例措置がある可能性が高いです。
(平成10年秋の台風では、一部試験場で開始時刻を遅らせたらしい。)
私自身、1種(現在のソフトウェア開発相当)受験の時に遅刻して、合格しました。
こういう時は、
答案用紙に向かった後に冷静に
なることが大事です。
どうせ、70点あれば(確実ではないですが)合格圏です。
冷静化と解答方法等の説明文の読解に、
5分ぐらいは掛ける気持ちで。
慌てて名前、受験番号等の書き忘れをしない様に。
- 試験センターは、試験会場周辺での有料受付けは行っていません。
(合否照会は、試験センターのサイトで無料で行われます。)
試験センターは、会場周辺での登録・受付けは、無料のものも行わない筈です。
特に、締切り間際で急がせているものは、
判断を誤らせようとしていて、怪しいです。
- トイレは混むので、早目に済ませましょう。
時間に余裕があれば、後で行く時に混雑していた場合のために、
別の階のトイレなども確認しておきましょう。
(立入り禁止区域に注意。)
- いざ当日という時に体調不良があった場合は、
何らかの対策を取ってくれる場合もありますから、
係官に申し出てみましょう。
筆記具の貸出しは出来ない様ですが。
又、写真貼付の受験票は、必須です。
許可された物以外は、机上へ出してはいけません。
- 受験票を出して置くこと。
写真貼付の分は、午前に試験官が回収します。
残りは、午後受験時にも、机上に置いておきます。
- 電卓は、平成14年秋から全面禁止です。
会場への持ち込み自体が禁止されています。
机上にあれば、使っていなくても、即、不正と見なされそうです。
禁止電卓の判別困難、
疑問機種に対する現場対応の違いによる受験者間の不公平、
等への対策です。
電卓機能付きの時計等も、持ち込まない様にしましょう。
- 携帯電話等は、切っておきましょう。
マナー・モード、ポケベルも禁止です。
(試験中に切る操作等が、
カンニング・メールなどの不正行為と見なされるかもしれません。)
勿論、机上に出してはいけません。
時計としても使えません。
- ボールペンやサインペンは禁止されました。
色鉛筆等も禁止です。
従来は、試験監督者の判断によって、
禁止されたり黙認されたりしていた様です。
が、不公平が出ない様、明示された模様です。
- 机上は、鞄、筆箱等も禁止されています。
問題用紙回収は、行われません。
自己採点では合格の筈なのに、不合格になっている人が多数います。
(スコア分布の発表でも、
受験番号の未記入/誤記入のため、受験者の約1%が「スコア無し」になっていました。
又、受験票に写真が無い場合も、受験したとみなされません。)
- 受験票や机上の番号札等は、メモに使わないこと。
禁止事項です。
又、(試験開始前に記入した)カンニング・ペーパーと見なされるかも知れません。
メモには、問題用紙を使いましょう。
解答用紙は、駄目です。
- 受験票の生年月日を訂正した場合でも、
答案用紙には訂正前の生年月日を記入する筈です。
(受験案内等で、確認しておいて下さい。)
- 受験番号等は、最初に記入してしまいましょう。
後で記入しようとして、
忘れてしまう人や時間切れで記入出来なくなる人、
慌てて記入ミスする人がいます。
(試験時間終了後に記入すると、
時間を逸脱した解答行為として、
不正と見なされるかもしれません。)
受験番号等の記入には、細心の注意を払いましょう。
解答のミスはその箇所の減点だけですが、
受験番号等の記入ミスは即不合格です。
実際、1%弱の方が受験番号の記入ミス等で不合格になっています。
- 解答の記入欄をずらしてしまうと、
纏めて間違いになってしいます。
特に、マークシートでは間違えやすいです。
各問題毎か、少なくとも5問毎に記入位置を確認するなど、良く注意しましょう。
- 複数の問題の中から解答する問題を選択する場合には、
選択した問題の指定方法にも、
良く注意しましょう。
どの問題を選択したか、指定された方法で記入する必要があります。
選択数にも注意しましょう。
- シャーペン可です。
シャーペンの場合は、
太目の0.5mm(或いはマークシート専用のもの)がお薦め。
濃さは、
Bがマークシートには記入し易いです。
ただし、記入時には、芯の粉で解答用紙が汚れない様に注意が必要です。
特にマークシートは、汚れにより誤読の危険があります。
- マークシートのマークの濃さにも注意しましょう。
薄い場合や濃淡に差がある場合は、誤読の危険があります。
実際、マークを採点されていないケースでは、この原因が多いらしいです。
一方で、芯が硬く筆圧も強すぎると、
記入したマークを消す時に完全に消えずに、
マークシート誤読の原因になります。
- マークを消す時に完全に消えていないと、
マークシート誤読の原因になります。
消しゴムは、消す時に解答用紙が汚れない様に、
試験前に汚れを取っておき、
試験中もこまめに
問題用紙の余白で汚れを取りましょう。
(解答用紙の余白を使って、汚したりしないこと!)
解答用紙上の消しゴムの滓も、マークシート誤読の原因になるので、
取払った方が良いです。
- 会場によっては、机が傾いていて、
消しゴムが転がる場合があります。
筆箱で押さえたい所ですが、
筆箱は机上禁止なので、仕舞う様に指示される筈です。
やはり、転がりにくい四角い消しゴムを2つ用意しましょう。
- ボールペンやサインペンは禁止されました。
問題用紙への書込みも、シャーペンで目立つ様に丸で囲うなどの方が、
持ち替える手間も要らないので、
良いです。
- 時間配分には気を付けましょう。
最低でも合格可能な配点分は、
解答する必要があります。
従って、時間内に解答可能な問題を先に済ませるべきです。
- 試験は最後まで粘りましょう。
午前は昼食を早目に済ますために早く退室することもあるでしょうが、
午後の試験は特に終了間際まで粘りましょう。
(周りが諦めて退出するのを見て、優越感に浸ることが出来ます。(^^)! )
- 退出時の解答用紙の扱いに気を付けましょう。
机の上に置いたままで退出すると、受験無効になる模様です。
(途中退場も、終了時間まで残った場合も。)
(案内書や試験開始前の説明に、
席に着いたまま回収を待つといった、
解答用紙の回収時の注意があると思います。)
昼休みは、
食事と午後の試験のためのリフレッシュに、
有効に活用しましょう。
参考書などでの最後のあがきは、疲れるだけです。
どうしてもというなら、
興味のある分野/気になる分野の、記憶物1つに絞り込みましょう。
学生街では学生ボリュームの食事が出ることもあるので、
食べ過ぎには注意です。
尚、甘いジュース、特に炭酸系は血糖値が上がり過ぎて、
その後急に血糖値が下がって、脳の働きが悪くなる場合があります。
飴など甘いものは脳の疲労回復効果もあるので、適度に。
また、トイレは混むので、早目に済ませましょう。
受験票を机上に。
上級試験では、午後がI、IIに分かれています。
その間の休憩は、昼休みに準じます。
疲れが溜まっている頃なので、
軽いストレッチで筋肉をほぐし、血行を良くしましょう。
必要に応じて、水分補給も。
脳の疲れには、飴玉などで血糖値を回復させるのも、良いかも。
ただし、血糖値が上がり過ぎると、
その後急に血糖値が下がって、脳の働きが悪くなる場合があります。
甘いジュース、特に炭酸系だと、急に血糖値が上がることが多いので、
注意が必要です。
試験終了後、会場の直ぐ外で、
受験指導セミナー等によって、
模範解答の速報が配られていることがあります。
(受け取ってみたら、「宅建」だったということも有り勝ち?)
質問・ご意見等、お待ちしております。
小野智章(小野情報設計)
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