香川のSaさんは、何年も私の岡山の住宅の見学会に参加され、念願のマイホーム建設にさぬき市に分譲地を買われました。建築家に設計してもらうのだから、「敷地が変形していても工夫してくれるだろう」と少し土地代が安い変形敷地をセレクト。
施主さんの要望は、「住んで家族が楽しい家」とのことで、家中ぐるぐる廻れる家になりました。

Sa邸2007 木造2階建て
1階床面積 71.83u 2階床面積 57.13u
延床面積 128.96u(39.01坪) 地図 香川の木の家
図面1F平面図, 2F平面図

キッチン脇の家族みんなで使う机環境にやさしい家
そして「環境にやさしい家」香川で建てるなら四国の木で家を建てることにしました。 この住宅の床フローリングは徳島の杉板―TSウッド「こもれび」を採用。
杉の温かさと熱厚加工により程よい固さがあります。杉を伐採してから山で寝かして乾燥する葉枯し乾燥により杉の色合いがきれいです。
手洗いカウンターは森昭木材さんで見つけた桧の板、手洗い器は信楽焼き 工事の様子はこちらのブログをご覧下さい。

今回採用したヨツール社は、ノルウェーでもっとも歴史のある薪ストーブです。こちらをご覧下さい。

子供室は引戸で囲まれ、建具を開くと廊下と一体になります 階段踊り場のベンチと飾棚、桧の板の残りで製作 寝室は将来ロフトができます 吹抜廻りもぐるぐる廻れます リビングの吹抜から家中の家族の様子が伝わります