Miさんは、私と出会う前に数社の建設会社やハウスメーカーから提案を受けられていましたが、私の設計した住宅の完成見学会をご覧になり設計させてもらいました。
ご相談した住宅について
・ 家族の気配が感じられる間取りにする
・ 自然の光の取り込み、風の流れを考えた平面・断面計画とする
・ 体にやさしい自然素材を使用し、住み手にも周りの環境にもやさしい住まい
Mi邸2003 木造平屋建て | |||
1階床面積 | - | 2階床面積 | - |
延床面積 | 141.88u(42.91坪) | 地図 | 海吉の家 |
図面 | 平面図 |
岡山になじむ家
使用材料はコストの許す限り国産材を使用(岡山県産の桧の柱や松の梁)
床材は岡山県産の無垢の床暖房用桧フローリング
壁は珪藻土の塗り壁(住宅の湿度調整を期待して壁面積の1/3〜1/2以上使用とする)
天井は無垢の杉板やドイツ製自然系の壁紙を使用
断熱材は調湿効果のある天然ウールを使用
室内から見える箇所に集成財を使用しない
外気から遮熱のための外壁通気や小屋棟換気の採用
真壁(柱や梁が見える壁)木構造の強度を高める工夫をする−Dボルトの使用
こうして、岡山の気候・風土に配慮した家になりました
その後、ホームページから「海吉の家」をご覧になり設計の依頼をされた方も多いです。
施主さんからの一言
「住み心地はとっても good です。床暖房は快適で大満足しています。他所の家に行くと寒いので、暖かい家にすぐ戻りたくなります。」とのことです。