Kaさんは岡山市内に住まわれていますが、お母さんのケガをきっかけに、生まれ育った実家を改修して同居することに決められました。
ご自分が建設計画を進めようとすると、実家近くでの建設関係の知り合いもなく、どこに住宅の改修の相談をしたら良いか悩まれていました。
インターネットで住宅の情報をお探しのとき、私の所属している「住まいづくりの会」の活動をご覧になり、メールで「リフォームのご相談がありました」。
その後、「住まいづくりの会」の会員さんの住宅が、建部町の隣町で完成したので、完成見学会に来られ、私にリフォームの設計監理を依頼されました。

Ka邸 2000 家族と同居するためのリフォーム
1階床面積 - 2階床面積 -
リフォーム面積 - 地図 -
図面

過ごしやすい住宅
計画を進めるため、現在のお住いを拝見させていただきました。数年前も増築され、外壁なども塗り替えられ良く手入れされています。
リフォームのご要望は、ケガにより手が不自由になったお母さんや、体が不自由な父さんが生活しやすくすることと、ご自分の生活スペースを充実するために、2階に一部増築と既存住宅の改修をします。
設計のポイント
・自然素材を使う(柱や梁材に無垢の木材を使用)
 一部構造丸太を見せるが、雰囲気は明るくモダンにする
  床材・・・木童さんの「信州から松」を貼る
  壁・・・・珪藻土の塗壁と漆喰塗り
  天井・・・杉板張り
  使用材・・下地板以外はすべて無垢材とする(特に天板は厚板とする)
  塗装・・・すべて自然塗料「ドイツ製リボス」使用

外部は車の駐車スペースがないので、敷地の空きスペースに一部敷地を盛土して駐車場を確保。ご希望予算は、設計料他工事金額含めて1,000万円内。

お宅に伺って住宅の実測をし、住宅雑誌などの切り抜きを提示してもらい、住まいのご要望をまとめてもらいました。予算を想定しながら、リフォームの計画案を提案しました。
工事用の図面を書きながら、不明ヶ所について、何度か伺い実測をしました。
設計中のご意見や連絡はすべてメールで行う。お互い自由な時間で連絡できるので、最近はお客さんとメールで連絡することが多くなりました。
こうした、住宅のリフォームは、始めに現在の住宅を実測して現状図面を作成した後、改修や増築の計画や図面の作成に入るので、新築住宅以上に手間や時間がかかります。この段階の図面作成を簡単にすると正確な見積もりができなく、アバウトな見積もりになります。ともすれば工務店も予期せぬ事態を想定して、高めに工事見積することがあります。
工務店の見積もりは、見学会の住宅を施工したK建設にて積算してもらう。
最初の見積もり提示は、ご希望金額をオーバーして、1,050万円です。木材の見なおしや、一部工事の変更により約160万円の減額提案を作成し予定予算ですべてリフォームできる設計に手直しする。
再度見積り内容を検討してもらい設計内容も詰めて、最終金額930万円で7月7日K工務店と契約し、7月13日から工事着手しました。