リフォーム前の建物は設計施工で建てられた店舗です。長年の雨漏りに苦労されており、築10年を機に問題点を手直しするためリフォームを決意され、あわせて扱い商品にマッチする外観に変貌を希望し、今回は建築家に設計監理を依頼されました。
2004 洋装店のリフォーム | |||
1階床面積 | - | 2階床面積 | - |
リフォーム面積 | - | 地図 | - |
図面 | - |
設計のポイント
・雨漏りの原因になった、軒がない妻面に軒を出して雨仕舞いを良くする。
・コーキングが切れたサイディングを撤去し、扱い商品に相応しいお店として南欧風のイメージに一新したい。
・出窓を取り、引違い窓(ペアガラス)にする。
・ポーチ廻りの鉄骨柱のサビや木製建具枠の傷んだ箇所を補修。
外壁のサイディングを剥がしていくと、いたるところで雨が廻って木部が傷んでいました。コーキングが切れていたことが原因だと考えられます。このまま放置しておくと構造部材に大きな悪影響を及ぼしていたことでしょう。
サイディングの接合部のコーキングは10年ごとに切れていないか確認が必要です。雨漏りの原因になります。
上&左写真・リフォーム前