1992 木造2階建 | ||
1階床面積 | - | |
2階床面積 | - | |
延床面積 | 115u |
岡山市優秀建築物賞すまいポイント賞受賞
以前、ここには江戸時代の商家が建っていました。その後は、町の郵便局や駐在所に使用されていましたが、足守まちなみ調査を開始した、昭和62年には廃墟のような空家の状態でした。
岡山市はこうした状況により、新築により地域の町づくりに貢献できる施設として計画を進めることにしました。設計に先立ち、旧商家の建物の実測を実施し、外観や詳細ディテールはは極力復元をしています。このときの実測資料や設計図面がその後の足守の建物建設に役立っています。
陣屋町足守は、江戸時代から現在に至るまで伝統的な建物が多く残っています。1988年に岡山市による岡山市地域住宅計画の一つとして、足守のまちづくり「OLD and NEW」 の報告書をグループの設計事務所と取りまとめたが、この「備中町足守まちなみ館」はこの報告書の成果として実現しました。本館は、足守へ訪れる方に足守の歴史や文化を伝える役割と共に、足守の地元の人々との交流の場として建てられました。現在、多くの方が訪れるようになり、地域の活性化に多いに役立っています。