エコキュートと床暖房 − リフォーム工事にて
リフォーム工事中の現場にて施主さんご夫婦と待ち合わせする。
杉の天井板も一部張られ、大分室内の様子が分かるようになり、改めて空間の説明をする。
この段階になると、図面では分からなかったことも、理解できるようになります。
そろそろ、リフォーム前の住宅どうだったか?記憶も薄れてきます。
耐震性や断熱性の向上、設備の一新、間取りの変更、室内デザインの一新など新築住宅のように、みちがえります。
現場では電気のエコキュートの床暖房パネルの施工が完了し、ただ今無垢の床暖房用桧のフローリング貼を工事中。この住宅はソーラー発電4.13Kwを設け、給湯はエコキュート、給湯式床暖房もヒートポンプ方式エコキュートにてキッチン、22畳大のリビング、洗面所に設けた、オール電化住宅です。
エコキュートシステムはダイキンを採用し、給湯と床暖房は効率を良くするため、別々のシステムを採用しています。ダイキンの見積は給湯と床暖房にて175万円ぐらい、建設会社の見積もり提示100万円+α。ダイキンのシステムは、無垢の床暖房床材など自由に選べるのでよく採用しています。
床暖房の電気代の想定(メーカー試算)・・18帖大の温水パネルにて年間3万円ぐらい
岡山の南部、11月から3月まで8時間/日 使用 使い方によるが、1月で7000円/月前後予想。
光熱費はガス式の床暖房の半分程度、設備工事費はガス式よりかかります。他コントローラーの設置できる数(2ケ)が少ない。最新の屋外機は効率も良くなり、一般住宅のリビング・キッチンは対応可能。
私の設計する住宅には、床暖房を設けることが多いですが、ガス給湯式と電化住宅の場合はエコキュート方式の両方があります。施主さんのニーズにより使い分けています。