外壁の色決め

工事中の現場に外壁の色決め、木製建具の打ち合わせのため現場に行く。



外壁の色はメーカーのサンプル帳から、事前に施主さんと相談して何色か大き目の色見本板を作成してもらいます。サンプル帳の小さな色見本からでは、建物の外壁などの広い面に塗る色は決められません。建物のモルタルが乾いた段階ぐらいに、天気の良い日に現場で色見本を並べて、少しはなれて見ます。



サンプル帳にある色では、ぴったり合う色を見つけられないことが多いです。追加して、少し濃い色、白を少し強くとか、色見本の作成を再注文します。色見本の作成には1週間程度かかります。吹き付けまで時間の余裕が必要です。

和風住宅にマッチする色はなかなか見当たりません。この見本帳は、かつて岡山市内の塗装屋さんが、特別に日本建築に合う色を厳選した見本帳で、今でもよく愛用しています。