土地造成

私の所属している「住まいづくりの会」の井原市にお住まいの会員さんから、「住宅を建てる計画をしているが、気に入った土地が見つかった」との相談がありました。
5月8日(木)がご夫婦の都合が良いとのことで、専門学校の午後の講義のあと井原に行きました。
5月になると日も長くなり、夕方5時前に岡山を出発しても、6時頃には現地に行くことが出来ました。
早速、検討されている土地を拝見しました。土地は現状は田で、南面が5M巾の道路で静かな住宅地で、住宅地として恵まれた広さの土地です。


購入する際は造成をすることになります。隣接している住宅地は道路面より30−40センチぐらい高くなっています。造成する場合、隣地の高さに合せた高さにするのが望ましい。
土地を拝見した後、ご自宅で家族の皆さんを交えて、土地を購入するかどうか、住宅のアルバムを見ていただきながら、どんな住宅を希望されているか伺いました。


土地の購入の時に見るポイント

  • 方位
  • 道路巾 側溝の有無
  • 道路・隣地からの敷地の高さ
  • 周囲の住宅地の様子、建物建っている位置
  • 下水、水道管の引き込み可能か

造成について

  • 田を造成する場合、田の土を搬出処分して盛り土します。深さは30-50cmぐらいが多い。
  • 造成してから建物を建てるまで、期間が長く空いている方が良いのですが、造成後すぐに建築工 事に着手することも多いです。その場合、基礎の地盤を改良するとか、杭を打つとかの対策が必要になります。