よく使っている自然素材の「木」を紹介します。
日本の国土の約7割りは森林に覆われています。
温暖で雨の多い日本は木が育つのに最適な環境です。
伐採後、木はその樹齢の分だけ強度が増加するといわれています。
木は丈夫で手触りがよく、加工しやすいうえ、適度に弾力を持っています。
木自体がほどよい水分をもち、しかも室内の湿度変化にあわせて吸放湿する性質を持っているからです。
起伏に富んだ日本の山にはいろいろな樹木があります。
樹種や産地によって、一本ごとに個性があり味わいになっています。
木頭杉 こもれび |
齢 60〜80年の高い強度を有する徳島の杉。 約3ヶ月の葉枯らし乾燥後、さらに3ヶ月の桟積み天然乾燥を行います。 時間をかけて乾燥させた材は、色艶がよいのが特徴。 TSウッドハウス協同組合 佐々木材木店 TEL 0884-42-1126 |
桧 フローリング材 |
間伐材をフローリング用に加工した桧の床材。 十分に人工乾燥されたこのフローリングは収縮や割れ、反りを生じることが少なく、床暖房も可能。 山下木材株式会社 TEL 086-296-3210 |
松 フローリング材 |
松材を専門に手がける製材所が、地元・岡山産の松に人工乾燥を施したフローリング材を開発しました。 梁の構造材や松の厚板とあわせて注目の製品です。 株式会社鈴鹿製材所 TEL 0868-66-0161 |
能登ヒバ |
石川県能登地方で植林される材。 地元では能登アテと呼び、マアテ、クサアテ、カナアテなど大きく7種類に分類されます。 このうちクサアテという品種の樹齢 100〜120年の原木を使用し、床材に仕上げています。 木童 TEL 078-954-0072 |
みまさか加茂桧 みまさか加茂杉 DRY 10 |
独自の乾燥加工技術により、室内で実際に使用される環境条件(含水率 8〜12%)に対応した水分管理が施されているため寸法変化が少ないのが特徴。 加茂木材株式会社 TEL 0868-42-3181 |
J パネル |
国産杉の間伐材を使用した厚板の杉板パネル。 三層の積層が収縮・ゆがみ・たわみを抑えます。 ホルムアルデヒド放散量は Fc0レベルで、高断熱、蓄熱、保湿、調湿、遮音などの性能を持っています。 協同組合レングス TEL 0859-39-6888 |