(since 1998/5)(更新 2008/05/22)

TNO:情報処理試験 受験ガイド

[基本情報技術者-データ]

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情報処理技術者試験における、 基本情報技術者(旧第2種)の、データ。
受験者の統計情報と注目技術・知識、午後の言語選択のヒント。 模範解答・過去問掲載ページへのリンク。 (平成14年春以降の未公開だった過去問へのリンクも、掲載。)
©Copyright 1998-2008 小野智章(小野情報設計)
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独自版以外の解答公開情報は、 「受験ガイド[受験後]」へ移管しました。
基本情報技術者の概要については、次のページで。
  基本情報技術者-概要 ==>
情報処理試験 受験ガイド
[基本情報技術者-概要]
(出題範囲と想定される受験者。他。)

発表されたスコアの分析

午後の方が累計人数が多い場合があります。 午前免除の影響の様です。
発表されたスコア分布から、その統計情報を推測してみました。
平均(標準偏差),比率
午前午後
平成20年春 550(80),30%550(120),35%
平成19年秋 550(80),30%560(120),40%
平成19年春 550(80),30%560(120),40%
平成18年秋 550(80),30%560(120),40%
平成18年春 550(80),30%500(110),20〜25%
平成17年秋 550(80),30%500(105),20%
平成17年春 550(80),30%490(120),25%
平成16年秋 550(80),30%510(120),25%
平成16年春 550(80),30%520(120),28%
平成15年秋 550(80),30%530(130),33%
平成15年春 550(80),30%510(110),21%
平成14年秋 550(80),29%510(110),24%
平成14年春 550(80),30%540(110),31%
比率はスコア600以上の人数の比率です。 分布は50刻みのスコア範囲毎に発表されているので、 ここで計算した統計量は正確ではありません。
このスコア統計になる様に、 計算された得点をスコア変換している可能性があります。
午前は上位30%、午後は上位40%程度がスコア600になる様に、 変換していそうです。 (ただし平成18年春以前の午後は、 上位25%程度がスコア600になる様に変換していた模様です。) 又、午後は1問の配点が大きく誤差が大きくなるので、 合格率を安定させるために比率を調整している様です。
尚、受験番号未記入・誤記入等でスコアの無い方が、1%程度います。

受験統計

過去の数値の統計情報は試験センターで参照出来るので、 削除しました。
次の様なことが推測されます。

注目技術・知識

基本情報の午前は、ソフトウェア開発や初級シスアドよりも 類似問題の反復が多いです。 過去問題はしっかり確認し、類似問題も十分に解いておきましょう。
新傾向として出題される問題では、 直前のソフトウェア開発などで類似問題が出題されていることもあります。 余裕があれば、ソフトウェア開発や初級シスアドの午前もチェックしておきましょう。

次は、通常の受験勉強をした上で、 余裕があったら重点チェックしておいた方が良いと思われる技術と知識です。
 判らない用語は ==>
辞書集
  1. 大穴予測
    M2M
    エクストリーム・プログラミング(XP)、或いはアジャイル手法。
    セマンティクWeb。
  2. 重点予測
  3. XML
    電子署名 等のセキュリティ対策。
    バッファ・オーバフローやクロス・サイト・スクリプティングなどの セキュリティ・ホールも。
    UML。 UML図の名称や特徴が出題されています。
  4. SAN , NAS
  5. インターネット等
    頻出。ホームページ、HTML、URL、Eメール、サーバー、 IPv6 IP-VPN(仮想閉域網) など。
    IP電話(VoIP) IPセントレックス 、インターネットFAX、 電子マネー、CALSなどの動向もチェック。 CATVや衛星通信を利用したインターネットにも注目。
    マルチキャストとブロードキャストの違い。
  6. LANのケーブルや通信プロトコル
    LANの接続機器やケーブル、コネクタ。 アドレス計画やマスク等。
    インターネットとの接続にも注意。
  7. デジタル音声
    携帯電話やインターネット等に使われている、音声圧縮と品質は注目。 当然、PCM、サンプリング理論によるビット数計算も。
    (バースト・エラー対策のインターリーブ技術も、興味深い。)
  8. OSI基本参照モデルの7階層
    物理層、ネットワーク層、応用層は、必須。
    キーワード、対応する機器。 出来れば、対応するプロトコルも。 UDPに注目。
  9. データベース
    ERデータベースやOODB(ODB、オブジェクト指向DB)の概要に注目。 又、データ・ウェアハウスとデータ・マイニングの概要も。 データマートが出るか。
    ドリリング、ダイシングなども、出るかも知れません。

午後の言語の選択

選択可能な言語が未経験の言語しかない場合、 出来れば今後役立ちそうな言語を選んだ方が得です。 受験だけのためだと気力が続かなくなっても、 その後も役立つと思えば頑張れます。

独自版解答

独自版以外の解答公開情報は、 「受験ガイド[受験後]」へ移管しました。
以下は、独自版です。
  平成13年秋 ==>
平成13年秋の解答[基本情報]
  平成13年春 ==>
平成13年春の解答[基本情報]

以下は、平成12年秋以前の、「2種」のデータです。
  平成12年秋 ==>
平成12年秋の解答[2種]
  平成12年春 ==>
平成12年春の解答[2種]
  平成11年秋 ==>
平成11年秋の解答[2種]
  平成11年春 ==>
平成11年春の解答[2種]
  平成10年秋 ==>
平成10年秋の解答

過去問へのリンク

リンク先は、TNOのページではありません。
平成12年秋以前のものは、「2種」のデータです。
問題公開禁止だった平成14年春〜平成15年春の問題も、 公開許可後、東京理科大学のサイトに掲載されています。

基本情報技術者の概要については、次のページで。
  基本情報技術者-概要 ==>
情報処理試験 受験ガイド
[基本情報技術者-概要]
(出題範囲と想定される受験者。 他。)

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